はじめに。を考える。<51>


はじめに。

はじめまして。
○○と言います。

(私は俳句甲子園をきっかけに俳句をはじめ、かれこれ○年以上は俳句をやっています。)

みなさま、「俳句」と聞いてイメージはどうでしょうか?

最近はテレビでも毎週、
毒舌な先生が俳句のコーナーで俳句の採点や添削を行っていますね。
この本を手に取った人は、
何らかの気持ちで俳句に触れてみたいと思ったのではないでしょうか。

私が俳句をしていない人と話すときに大きく話題になるのは、
「どんな俳句がいいか分からない!」というところです。

私は、俳句料理説を唱えています。

あなたが美味しいと思ったものを、
自由に好きと言っていけばいい。という考え方を支持しています。

(※たくさん好きなものに好きって言っていれば、他の人の好きにも耳を傾けていれば、だんだんわかってくるという考え方です)

今、私が街で見る俳句の本は、
①俳句の入門本
②俳人の書いた句集(解説も無くて難しい・・・)

の2種類に大きく分けられることに気がつきました。

だから、私たちはこの本で大きくチャレンジをしようと思いました。

この本の何が大きく違うのかというと、

過去にnoteで開催されたみんなの俳句大会(通称みん俳)で出会った人の句が主に集まっています。
みんなが俳句に出会い、それぞれのやり方で詠んでいます。
なので、分かりやすい手料理のような句もたくさんあります。
※俳句には「つきすぎ」という考え方があり、
俳人の方は、薄味の味付けが好みになってくるので、この句集から俳句に出会ったほうが、俳人の方の句集を買うより楽しめるのではと考えています。

noteで俳句に出会ったみんなの句が主役なので、
自分で自分の好きな句を探す楽しみが多いと思います。
(※いきなりプロの俳人の句集を買った方、難しすぎると思います、私もそうでした)

そして、句が分からないという人、
自分の好きな句をたくさん探していった人に、
#100文字俳句鑑賞のコーナーにて、
参加者同士が褒めているコメントを見て、
この句はこんなところが魅力なんだ!と鑑賞を深めていくということもでき、
感性の違いを楽しんでいくことが出来ると思います。

この本は、
みんなの俳句に出会い、自由に好きと言っていくことで、
世界一スキが集まる俳句集を目指しています。

こういった「みんなの俳句」の世界が広がれば、
みんなが認め合う優しい世界になるのかなぁと思っています。

あなたの好きを探してください。
そして、世の中が少しでも優しくなればいいなぁと思います。
俳句のベテランの方も、私たちの若い俳句を温かい目で楽しんでいただければ嬉しいです。

それでは、この本を楽しんでいってください!

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