口語俳句に切れ字「や」「かな」「けり」(ツイッターで軽く検索)
ツイッターで軽く検索した結果の「ツイートのまとめ」になります。
最初はつぶやきで収めようと思ったのですが、
興味深い内容らしく両論出てくるので、
引用先のツイートが見やすい記事形式に変更します。
口語 俳句 「や」 あたりの検索で引っかかったものを見ていった結果となります。
俳号:千住祈理さん 円錐新鋭林檎賞
という受賞歴の方の質問なので、
俳句にある程度親しんでいる方も多い母集団での回答かと思いますが、
「普通です」が多いですね。
その後のやりとりも非常に興味深く、
海螺a.k.a田中目八さん 俳句雑誌『奎』同人 の方が、
使わず工夫するのが口語の醍醐味では。
仮名遣いも現代仮名遣いなら違和感が大きくなるのでは。
という視点での意見をされています。
きだともみさん、
口語俳句を上手く使いこなす印象のきだともみさんのツイートから、
「や」は完全に口語だと合わないときもあるかもしれないですが、おすすめとのことです。
片山由美子先生、NHK俳句の講師の方の見解で、
と、複数の方が報告されています。
口語調の句や口語調と切字を合わせることに対して肯定的とのことです。
ただ、このつぶやきがある=ある程度俳句界の中では、
この「新鮮だった」という話から、
「夕立や傘がなければ走るだけ」のような切字「や」+口語の用例を「×」や「△」とするであろうという認識があるのではないかと推測されますね。
というか、いまでも×や△の先生も多いのかもしれません。
ただ、NHK俳句で許容派の先生の意見が放送されるのは一つ大きなことですね。
この日のその他の俳人さんの切れ字に対する感想のツイートを発見できるか少し探しましたが、発見までにはいたりませんでした!
この日のゲストが壇蜜さんだったことまではわかりました!(笑)
この日の放送内容まである程度まとめてくださっている人がいました!
素敵なブログでのまとめで、放送内容が理解できますね。
その許容派の片山先生も、同じ放送内で別の場合は文語調がいいと添削をされているみたいですね。(ブログより)
いつき組の方ですね。
これは、日付的に、口語調の句や口語調と切字を合わせることに対して肯定的だった、片山由美子先生のNHK俳句を見ての感想ではないでしょうか。
両意見があるということは知ったうえで、切れ字+口語の俳句は詠んでいきたいですね。
口語に完全にこだわるという人でなければ、文語表現との違いを比べてみてもいいかもしれません。
※私はなるべく口語表現のまま表現しようと思っているのですが。
私はアリ派です。
一表現にこだわっていきましょう!
最後にさかのぼるのはこのツイートまでになりました。
鷹俳句会の方が自分としてはありとのことですね。
ということで、
というようなツイートが 口語 俳句 「や」あたりの検索で引っかかったのでまとめました。
思ったより激論していて、意見も割れていて
(ツイッターで見える世界がすべてだとは思わないです、
比較的若めの世代がツイッターで発信を行っていると推測するため。)
ですが、私なりに勉強になりました。
ということでツイートが見やすい記事にしました。
私自身は「あり」ということで今までも作ってきてこれからも作っていこうと思うんですが、
もちろん、切れ字+文語の俳句と同じ土俵で戦える可能性があるだけで、
切れ字+文語の俳句との表現の比較の結果、許容できない先生の場合、
減点されている可能性はあると思います。
それを知ったうえで、
私は切れ字+口語の俳句を詠んでいこうと思います。
最後に少し脱線するんですけど、
口語俳句に「や」「かな」をありとする之之さんってどんな方だろうと思いツイートを見ていると、一作目の俳句に関するツイート、
面白い句だなぁ、あえての字足らずかぁ、と思いツイートの返信を見ていると、
もう、本当に心があったかくなるコメントがついていて、
心がほっこりしたので共有させてもらいます。
ダサくないですよ、そのときその時期にしか作れない句ですよ。
これからも俳句を詠んでいこうと力が湧いてきますね。
俳句を始めると、
俳句について、巧拙について言われたりすることも多いかもしれないです。
私も言っていますね。。。
指導者によっては、
自分の思いとは離れた添削をする方もいるかもしれません。
「俳句としては良くなったけど、表現したかったことと違うんだけどなー」という思いをすることもあるかもしれません。
句会で俳句に慣れた俳人と共に詠めば、票は入りにくいかもしれないです。
でも、「そのときその時期にしか作れない句」を作っていきましょうね。
愛を込めて。
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