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11.うつ中のやる気スイッチ

うつ前からうつ中の気持ちの整理も
考えていくようなタイミングになってきたので
これまたつらつら書く


やる気が消える

小さい頃から私のくせみたいなものかもしれない

仕事をしていれば
自分の仕事のなかで
なにかやりたいことを考えていくのに
きっかけをみつけたら
どんどん掘り下げ

思いつきからはじまることが多かったけど
情報収集して これやりたいなとなったら
関わりそうなひとがうかんだら
連絡すぐとって行動する

部活もそう
新しい練習方法から
チーム仲良くなるための飲み会企画
旅のしおり

いっつもなにかに
やる気満々だった

この2年もだいたいそのやる気は続いてて
苦しいタイミングもやる気だけが
私の原動力だった

診断前の最後の3ヶ月は
やらなければいけないこと以外の
新しいやる気が本当に減った


やる気って沸々と浮かび上がってくるもので
食事取らなくてもお腹を最低限満たしてくれている固定の燃料みたいなものだと思っていたけど

その燃料がなくなると
何を食べてもその代わりに満たしてくれるものはない

やる気がなくなると胸が苦しくなる

やる気は優しさとか周りを巻き込んで
行動したい前向きな気持ちの根源で
なくなれば閉じてしまう

もしかしたら燃料というよりも
扉に近いのかもしれない

閉まったらその奥にはいけないし
内側にいたら外側にはいけない

だからやる気がないという状態は
脱力というより孤独だった

誰かと楽しく飲んで
仕事やる気でなーいと口にしても
リアルにやる気がないので
愚痴でてる開放感はなく
閉塞感だけが締め付ける

やる気がない私は
多分病気でいちばん変わった姿

バイタリティあるね
アグレッシブだね

といわれて生きてきたはずの
日々を思い出すのはさらに苦しい

それでもやる気は0ではない
誰かがいると少しづつやる気スイッチがみつかる

診断後連絡をとる友だちや知り合いによって
遊ぶ約束や飲む約束、
心配してくれる元上司からの連絡で少しづつ
なにかをやろうと思う気持ちが出てきた

ただ
やる気をだしても沸かないのは
仕事にかかわることだった


あれだけ仕事にかかわる情報キャッチアップは好きだったのに
いまはニュースをみないように
Twitterのアカウントを別のものに切り替えている時間が長い


でも休職してるんだからそれでいい
それ以外にやる気をだしたいと思い
運動することにした


がむしゃらな2年は不健康そのもの

いろんな病院にいかなきゃいけないけれど
最近は運動しているいまはキープと改善を意識していることで
現実受け止める余裕ができたかな


私なんてもうどうしようもない
と思っていたころに
美容や健康を意識してきる同期の話を聞いて
少し行動ができてきたのは
大変ありがたい

人はいつか死ぬし
もう残り半分しかないよっていわれたときに
負債しかない後半を少しづつ前倒しで返していかなきゃとやっと気づけたのは休職の産物といえる


住宅ローン返済と並走は鬱だが
気持ちか身体は資本として
自分で高めるしかない

そんなやる気スイッチは
周りから離れて自分のもとに託されてる実感がある

気持ちの浮き沈みで
手探りになってしまうけど

休職期間、この病気の克服していく間は
扉全開の昔をいったん忘れて
ととのえる程度にノックしていくしかないんだな

ノックするのも自分
ノックされるのも自分

自問自答だけど、いまの答えはそれしかない

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