「サボる」と出来る「スペース」に発生する引力を信じて

昨日、さぼってきました。
今、やることは盛りだくさんでして、お仕事のいろんな依頼があふれています(ありがたや)。自分で決めたこともやってきたいし(いい感じ)、そんなところへ追加でお仕事がやってきたり(すばらしい)。
んだもんでスケジュール帳がまっくろくろすけ。「おい、これ大丈夫か」と目の前もちょっとまっくろになりかけた。
そんな最近の疲れがたまったか、恒例のめばちこが出来るし、小さなことが気になってくるしで、サボることにしたわけです。

そんな昨日のちょっと前、ある先輩のアドバイスもあり自分のスケジュールを振り返る機会がありました。およそ6ヶ月、自分の過去の足取りを振り返ってみようと。過去のスケジュールは愛用のYPadの中に詰まっているので、ざざっと眺めて何を積み重ねてきたかを見つめてみました。

ふむふむ。昨年はこんな感じか。

 11月 高松で新たなプラント現場
   八玄通信(メルマガ)の再開
 12月 浜松現場が仕上げ
 1月 ひさびさにスキーを再開
 2月 ブログの開始 
   八玄座、6名で実施
   モーグル再始動
 3月 某有名エンジニアリング企業と新規取引
    本格的な企業研修講師を初挑戦
 4月 はじめての釣り体験
   久々の電子工作(ロボット製作開始)

この半年間を眺めると、あんがいがんばってるやん、おれ。今までにない仕事もしてるし、全く新しいことも、ちょっと懐かしいことも挑戦したりして。有森裕子さんじゃないけど、まだ金メダルとはいえないけれど、自分で自分をほめてやりたい。向うをむいたウサギ(インナーチャイルド)とともに、抱きしめてやりたい。

「さぼる」というから悪く聞こえる。これはあくまでも一つの戦略なんだ。「すきま」をつくる、「スペース」をつくる、というのはラグビーでは必須の戦略だ(ラグビーのこと全然知らんけど。)。いかにスペースを作るかで勝負が決まるとか言うことを、平尾誠二さんが仰ってた記憶がある。スペースを作ることで、ゲームがうごき、勝負の流れが変わってくる、と。

物理で考えても同じくで、空間にすきま(真空)が出来れば、そこには強力な負圧が発生し、周囲からいろんなものを取り込み呼び込む強烈なエネルギーとなる。

そんなエネルギーの源泉こそが、「スペース」であり「すきま」であり「さぼり」なんだ。

もちろん、僕の資料提出を待っておられる方(が見てないことを願う)がこのブログをご覧になると、「おい、じゃぁあの資料を早く出せよ」と思われるかもしれないけど、そこは寛大な心で見つめて頂きたい。きっとこのスペースが生み出すエネルギーは、提出する仕事の品質をまた上げてくれますので。
いまからまたがんばります。はい。

そんなことを考えてると、最近の疲れた気分もちょっと穏やかになってきた。そして、きっとこの時間がまた仕事の質をあげてくれるんだ!って決意しながら、さぼってたある神社の境内で散り初めの桜をぼんやりながめてた時のこと。

 ヒヨドリがやってきて、うんこを落としていった。

お、運が目の前に。

またひとつ道がひらけそうだ。

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