2024年1月5日「クジラがクジラになったわけ」

中古本を買った。1981年発行の児童書、旺文社ジュニア図書館版『クジラがクジラになったわけ』。私が小学5年のときに学級文庫に置いてあり、何度も繰り返し読んだ本。これと『よだかの星』が好きだった。

5年ほど前に突然この本を思い出して、それ以来ずっと探していた。1979年初版で、すでに絶版いうこともあり、なかなか見つけられなかったけれど、やっと手元に置くことができた。包装を開く瞬間は、まるでタイムカプセルを開けるようなときめきがあった。

様々な動物がその動物になった由来を描いた童話で、ミツバチの話がとりわけ綺麗で悲しくて、とても印象に残っている。訳者も同じ岩波少年文庫版が2001年に発行されてるのだけれど、旺文社版の挿絵が本当に好きだったので、どうしても旺文社版を手に入れたかったんですよね。感慨無量です。

『ポールプリンセス!!』という劇場版アニメを教えてもらったので、YouTubeに上がっているポールダンスショームービーを見た。ずっとなんかすごい、なんかすごいぞこれ! と思いながら見ていた。

まず、ポールダンスがすごい。こんな動き人間には不可能でしょと思いながら見ていたのだけれど、モーキャプの動画も上がっていて、見たら同じ動きをしている。ポールダンス自体今までちゃんと見たことなかったけど、よく考えたら一本の棒を支えにして、重力に逆らうパフォーマンスってもの凄いことをしてる。なんらかの物理法則に抗ってる気がする。あとモーキャプの動画上げてるのも珍しいですね。珍しいものを見せてくれてありがとうね。

次に、アニメーションのカメラワークで更に華やかになってるのも、プロの技って感じがして魂が震える。3DCGってやっぱりすごい。これは結構何見てても思うんだけど、今回は特に思った。幾重にもプロの技が折り重なっている。

他にも色々とすごいと思ってるんだけど、すごいしか言えなかった。音楽も良い。これは是非劇場に観に行きたいと思ったら、上映は昨日で終わってました。悲しみ。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?