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夜とシンセサイザー

お久しぶりです。
もちもち盲腸です。
この久しぶりに至るまでに色々変化がありました。
学年は変わり、研究室に入り、彼氏ができ、でかい試験を終え、髪は伸び、彼氏と別れ、少しさらっと生きれるようになったところで新しい彼氏ができました。
その彼氏について。出会えたことと、日々への感謝を。

結論から言うと、かなり今の彼氏には救われてる部分が多くあり。
どんなところが救われたのかを話すことイコール、私のコンプレックスや過去を話すことであり。
そんなお話。

今付き合い始めてもう少しで2ヶ月ほどになる彼氏は、行きつけのバーで出会った。
こう言うとなんかかっこいいけど、ただの学生街の気のいいマスターのいるカジュアルなところ。
初めて会った時から気になってくれていたらしく、そのことをマスターに相談していたらしい。
なんか最近この子よく会うなと思っていたら、マスターがうまくキューピット役になっていたようだ。
そしてなんやかんやあって、本当になんやかんやあって(途中でトルコ人が2人ほど出てきたりして)お付き合いすることになった。
彼から告白をしてくれた。

まず、ここがでかい。
何がでかいかと言うと、向こうが好きになってくれて告白までしてくれたこと。
そんなこと今までなかったから、こんな普通な始まり方することってあるんだ、自分もできるんだと感動した。

付き合い始めてよくよく話を聞いてみると、彼は出会ったバーのマスターだけでなく、その店の常連さんや、その近辺にあるお店の人たちにも話をしていたらしい。
荷が重いような、嬉しいような。
そういう話を聞いてくれる人がいること、そういう話を人にできることその辺が可愛いし素敵だと思う。

1番大きかったのは、私に初めて「頑張ったね」をくれたこと。
まだ出会ってそんなに時間は経ってなかったのに、あまり人には気づかれないような、気づかれないようにしているような気遣いとか、小さな自己防衛を気づいてくれたことからの言葉だった。
バレてしまったこと少し恥ずかしかったけれど、ありきたりな言葉で言うと、ちゃんと見ててくれる人がいるということがすごく嬉しくて泣きそうになった。
なんとなくチャットモンチーの「涙は人に見られて初めて涙になるの」って歌詞思い出した。
曲名はなんだったかしら。

この気遣いや自己防衛は他人といるときだけでなくて、母といる時もよくある。
母と彼と私でうなぎを食べに行ったあと、母をいなしてることを指摘されて「えらいなぁと思ってた」と言われて驚いた。
私の母は外面はいいので娘の辛さはあまり伝わらないことが多い。(あまり母についての話をしたことがないというのもある。)
一度きちんと話しただけで私と母の関係性を見抜いてくれたとこ。妙な鋭さに人として同じ匂いを感じた。
「ずっと君を見てたから分かるよ」
と言っちゃうズルさは私にはないけど。

そういう彼氏ができました。

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