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【にっき】2024/09/19

患者がもう治療はしないと言うと、転院を勧める医師もいるらしいんだが(キャパや経営上の問題でしょう)、わたしの担当の先生はいつも、退院後のことまで気にかけてくれて、困ったらソーシャルワーカーや看護師に相談しなさいと言ってくれる。
ほんとーにありがたい。

姉がストマという単語も、それがどういうものかも知らなかったことに驚愕した。しかも、そのことについてこちらはなにも言っていないのに、「素人なんで」と自ら逆ギレ気味に言っていた。
家族がかかった病気に興味もなければ、自分の将来への備えとして病気を知っておこうとも思わないらしい。過去に、手術報告書とか写メして送っていたけど、興味なくて見てなかったらしい。
読む本の数は多いのに、なんかこのひと、知らないことが多いなと長らく感じてたけど、その理由がわかった。縦方向にも横方向にも、好奇心が広がっていかないんだな。
そうしたら、このひととの接し方や、わかり合える限界点(けっこう浅い)が見えた気がして、今後の付き合い方の参考になった。変な期待も持たなくなるので、諍いもなくなるでしょう、たぶん。

全体的に肉体は改善傾向とのことだけど、歩くとまだめまいがする。寝てばっかりなので、また筋力が落ちた。落ちるのはあっという間。明日から病棟内を歩こう。すたすた。

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