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【にっき】2024/07/29

今日は鰻のデリバリーを頼むぞ!と昨日から決めていた。が、16時オープンのお店がいつまでも「受付休止中」で、はて?と思ったら定休日だった。
もう料理しないからと、昼食後に台所の流しの掃除はしちゃったのに。大塚国際美術館のトラウマが蘇る……。
鰻だけ出前でとって、ほかほかご飯は自分で用意しようとお米はといじゃったので、なんかつくらないといけない。昨日スーパーに行ったので、幸い食材はある。ゴーヤと豚肉の炒めものをつくり、あとはありもので。めんどくさかったけど、つくったらつくったでおいしいから満足度は高い。

自分をマイノリティとして捉えることは、ときに自己憐憫的になったり、逆に優越感を漂わせたりするので、あんまり好きじゃないんだけど、味覚に関しては某飲食店のオーナーがよく言っている「周縁の民」なのかもしれないと薄々思い始めている。
塩分に関してはかなり敏感だし、それだけで味が決まるような調味料類も苦手になってきた。ただの老化かもしれないけど。
巷のレシピを見ても、たいていコンソメやだしの素とか白だしとかいうものが含まれているので、そういうものを入れればまずくはならないけど、全部その味になっちゃうわなと、冷ややかな上から目線で眺めている。

パンのレシピも、ほんとうはイーストはあんなに入れなくてもいいらしいのだけど(パン屋さんの入れるイーストの量は素人がつくるそれに比べたらけっこう少ないらしい)、膨らまなかったなどの失敗をされてクレームが入っても困るから、多めのイーストを入れるレシピにしているそうだ。
コンソメ・だしの素などが多くのレシピに入っているのも、同じ理由かもしれない。

わたしは、べつに味のわかる人間でもなんでもなく、調味料過多の強い味が苦手なだけなのだ。
あとは、映えを意識しすぎた料理も苦手。斬新な盛り付けというより、品がないと思えるものもあるけど、お客さんたちは喜んでインスタなどにアップしてるからいいのかな。

料理に限らず、(表面的に)強く主張するものごともほんとにつらくなってきた。
たとえば言葉づかいなんかも、なにか言っているようで実のところなにも言っていないんだけど、強い言葉を使うことでごまかしているし、受ける側も納得してしまう、ということがままある。それも受け手が喜んでるならいいのかな。

偉そうモードで語ってしまった。
明日は鰻を食べるわよ!

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