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よもやま語らいゼミ開催後記⑧「昼夜逆転生活はダメなのか?」

 よもやま語らいゼミとは東大生を対象に、あるテーマについて自由に話し合いをするイベントです。5月23日開催の今回は「昼夜逆転生活はダメなのか?」をテーマにしました。10名弱の方にご参加いただき、運営側も含めて十数人で話し合いました。参加してくださった方の中でも普段の生活リズムは色々で、自身の感覚を中心にチャットも含めてさまざまな話題が出ました。その様子を簡単にご紹介したいと思います。

昼夜逆転生活はダメなのか? (1)

 まず話題に出たのは、自分は朝型か?夜型か?ということです。朝型の方も夜型の方もいましたが、同じ夜型でもついつい夜更かししてしまうという方や、夜の方が集中できるといった方もいました。個人的になるほどと思ったのは、ご飯の時間によって夜型になりやすいかが決まるのではないかという説です。夜ご飯の時間が遅い人は、夜型になりやすいのではということですね。また、ご飯の時間は人によって全然違うことも明らかになり、また一日三食も食べない人も複数人いました。対面授業が増え、食事場所の混雑に悩まされている自分としては、皆と違う時間にご飯を食べると、食堂やお店が空いていそうでいいなーと思いました。

 この混雑の問題についても少し話が出ました。最初の話題提供(よもやま語らいゼミでは、対話の最初にサポーターが5分程度話題提供として考えたことを話します)の中では、社会的に「朝型」が良いとされているのは、みんなが同じ時間に活動する方が社会的に効率が良いからではないか、という意見が出されていました。一方で、活動時間が分散していることで、混雑を避けられ快適に過ごせるといった良い面があるのでは、という話がなされ、ある意味そのトレードオフがあるのかもしれません。都市に人が集まる話と似ているな、と個人的には思いました。

 次に、「起きる」という行為についての話が出ました。「起きる」という行為が嫌で、起きないために寝ないこともあるといった方もいました。一方で、朝早起きして活動することを「頑張ってる」とか、「心地よい」と感じる方もいました。一年中ずっとは無理かもしれませんが、大事な試験の前など、とても早起きして勉強する自分に「頑張ってるな」と感じて自己肯定感が上がることはありそうだな、と個人的には思いました。また、朝早く目が覚めると一日がとても長く感じる、といった声もありました。

 このほかにも、どうやって寝るかや目覚ましをかけるかどうか、どんな生活が理想か、などについて話が出ました。ちなみに、今回のイベントはお昼の13時から開始しており、昼夜逆転している人は参加できなかったかもしれません(夜型の人は割といましたが)。同じテーマで、深夜の1時から開始してみたら、全く違う話の展開になっていたかもしれないな、と思いました。できればやってみたいです。

 今回は割と日常に近いテーマで、それぞれ多様な生活リズムの方の意見をチャットも含めて聞けて楽しかったです。個人的には、あまり夜遅くまで起きていられない方なので、夜型の方のお話はとても新鮮でした。今年度から対面授業も増え、夜型の人にとって、もしかすると辛さが増しているかもしれないといった声もありました。何型にせよ、それぞれがハッピーに生活できると良いですね。

 さて、6月のよゼミは6/9の13時から、「希望がないからつらいのか?希望があるからつらいのか?」というテーマで開催します!チャットのみ参加・聞き専でも大丈夫です。ぜひお気軽にご参加ください。詳しくはこちらから。

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