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ぼくのへや

ぼくのへや

ぼくのへや

人通りの多いろうかに面しているぼくのへやは、毎日ふすまが開け放たれています。

ぜんぶ閉めるのもぜんぶ開けるのも気持ちがわるくて、ちょっとはんぱに開いています。

それでも、玄関とキッチンからはへやの様子がわからないように、十分な工夫がされています。

ぼくが仕事から帰ってきたときに、ぼくのへやに誰かがいたあとを見つけるとうれしくなります。

本がおいてあったり、長いかみの毛が落ちて

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