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【涙腺崩壊したことある?】『101回目のプロポーズ』

私、ゆーしんけんは20歳頃に『オレたちひょうきん族』をリアルタイムで楽しんだ世代です。

先日、明石家さんま役を岩田剛典、ビートたけし役を香取慎吾が演じて『ひょうきん族』の裏側を描いた再現ドラマ、『笑いに魂を売った男たち』が話題になりましたよね。

二人の好演もあって見ている内に感情移入しちゃいました。思わず涙がこぼれそうになったので、一緒に見ていた妻にバレないようお茶を汲みにいくふりをして涙を拭ったものです。

でも、これはまだ「涙腺崩壊」には当たらないでしょう。涙腺崩壊とは「止め処ない涙があふれてしまうさま」を表わした言葉だそう。

【涙腺崩壊したことある?】シリーズでは、私がこれまで自分でも意外なほど涙をボロボロ流した作品や経験について書いてみたいと思います。

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『101回目のプロポーズ』は1991年に放送されたフジ月9ドラマ。浅野温子演じるヒロイン・矢吹薫(30)と武田鉄矢演じる星野達郎(42)の恋の顛末を描いたものです。

達郎(武田鉄矢)が道路に突然飛び出して、ダンプカーの前に立ちはだかり「僕は死にませぇん」と叫んで薫(浅野温子)に愛を誓うシーンは語り草になっています。

でもねぇ、本当の見どころはそこだけじゃないんですよ。

冴えないサラリーマン達郎は「高嶺の花」的な美女・薫とお見合いして一旦は断られるも、彼女が悲しい過去から人を好きになれない事情を知ることに。

「あなたが好きだから僕は死にませぇん」と命がけでプロポーズして受け容れてもらえるのですが、そこに薫の亡くなった婚約者と瓜二つな男・真壁が現れるのです。

達郎と薫の揺れ動く心は、武田鉄矢と浅野温子による迫真の演技があればこそ伝わるものであり、私などが文字にしたところでとても表現できません。

『101回目のプロポーズ』はオンエアを見て、頬が濡れるほど涙することが何度かありました。あるときは達郎の立場に共感し、あるときは薫の揺らぐ愛情に 胸が苦しくなったから。

しかも、しばらく経って録画していたビデオを見返したのですが、2回見ても3回見てもどこかのシーンで涙が止まらなくなりました。

俳優の長谷川初範に罪はないのですが、いまだに彼をテレビで見ると「真壁の野郎め」と思ってしまうほど心に残っているドラマです。

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たぶん今は『101回目のプロポーズ』を見てもそこまで泣くことはないと思うのです。

人それぞれに年齢や置かれた環境、それまでの経験などからタイミングが合うと「涙腺崩壊」するのではないでしょうか。

あなたは「涙腺崩壊」した作品や経験がありますか?

思っていたことを十分文字にできなかった気がして心残りですが、最後まで読んでいただきありがとうございました。

【涙腺崩壊したことある?】シリーズ、これからもよろしくお願いします。

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