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あいみょん「愛の花」ちょこっと楽曲解析

植物好きにはたまらない、
NHKの朝ドラ「らんまん」を毎日楽しみに見ています。
それで、毎日テーマソングのあいみょんの「愛の花」をみみにするうちに
気がついたことがあるので、記しておこうと思います。

愛の花。
歌い出しのところ、小さな休符があります。
ちょうど、
「言葉足らずの愛を」
とうたうところ。

「言葉足らずの愛を」
ではなく
「 言葉足らずの愛を」
一瞬の空白。

そして
「ことば」の「こ」の音、
K・・日本語でいうならクッなのかな、正確にいうとちょっと違ってて、母音のウへいく前の子音の形成は
K は舌を膨らませて先端を下につけ、喉の奥から発した息をその舌でとどめてからすこし弾かせるようにして発音するから

出だしちょっとつまづいて慌てて歌い出すような、
そんな表現になっていて。

私は、ゲンノショウコの種みたいに、
種がパチンと小さく弾ける様子なんかも思い浮かんできます。

そこから、たくさん出てくる「あい」ということばは
「あ」から「い」に向かって下がる音型、これは、曲全体で一貫していて
とても耳にのこります。大事なことばだから、つたわるように。

難しいコードを使うより、高度な技術をつかうより
なんて繊細な言葉とメロディの共同作業。

さいしょ小さな紙つくりの万太郎が、
最後アップで迫ってくる映像ともあいまっていいですよねー。

ちょこっと楽曲解析でした。












愛媛の片田舎でがんばってます。いつかまた、東京やどこかの街でワークショップできる日のために、とっておきます。その日が楽しみです!