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三日前の日記・調律師さん来る

「歌の花束」コンサートでお世話になって以来の調律師iさんに、ピアノの調律に来ていただきました。
「歌の花束」の時には、
教会に運んだうちのピアノを
つきっきりで面倒見てくださったこと、本当にありがたくて。

スタッフ限定のDVDもお渡しできたし、
やっとちゃんとお礼もいえたので、
やっと、ほんと一段落ついた気分。

調律師さん曰く
「あのとき、じっくりと向き合ったので
このピアノのくせがつかめた気がします。
このdiapasonが出したい音がわかったようなきがします。」
と。
どうも、調律だけでなく、小さな調整もしていただいていたみたい。

このピアノが出したい音?ぬぬぬ。

早速触らせていただいて、
一色さんの調律繊細すぎて
まいど最初面食らいます。
戦ってはいけないタッチ感。
自分の雑さが露呈します。
フレーズが滑らかでなく飛び出してしまう音がえぐい。
その分、整ってくるとその自然さが心地よい。

そして確かに。

でも、
ああ、私にわかるのか
このピアノが出したい音。
思っているので間違っていなければ
こうあれば、素直な音になるというのはわかる気がするけれど
自分の技術ではあまりに遠い、遠すぎます。
音色だけじゃない、フレーズの息の仕方や
クレッシェンド、ディミニエンドの時の力のちょっとした
かけかたも。

それから調律師さんとは
庭のあんずのはなしとか、
(干し杏の作り方、なるほど)
メダカを拾った話とか、
イエルク・デームスのチェンバロの調律をされたときのはなしとか
いつも、静かに静かにお話をしてくださって、
その全ての向き合い方が素敵で
いつもいい時間をいただきます。

さて、
週末には息子に会いに。
次のコンサートはあるのかないのか。
このボーカリストは一体今どこへ
旅に出てるやら。

そして私はといえば、
実家で草刈機が壊れるまでガンガン草刈りして
鎌もブンブン振り回してきて
3の指が絶賛炎症中です。(カブトムシの幼虫みたい)
ピアノ弾きたい、うう、でももう少し養生してからな。
ちょっとならいいかな。

ということで、演奏instaに。整った調律がちょっとだけお聞きいただけます。


2年前の調律の時の話も。


「歌の花束」は2月に教会で行った朗読と歌のコンサート
オンライン視聴は終了しました。

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