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音楽の背中・暮らしの奥に(日記)

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大人や子供がやってきて音楽をまなぶここutena music field での出来事と、日々のふりかえり、明日への希望などを。 音と音のあいだにある音楽と西洋音楽の仕組みへの敬意…
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2022年11月の記事一覧

11月の音楽室

(写真は幼児さんのutena drawing。何描いても虫っぽくなる虫好きさん) 多感な年頃なので・・ 10月のリトルコンサートの時、ちょっとだけ心配をしていた生徒がいました。 キャサリン・ロリンの「スペシャルプレイス」は、左手の跳躍がひろくて、その生徒にはハードルが高く、練習もつかみどころが今ひとつきまらず、なかなか仕上がっている様子にならないかんじでした。 それでも、コンサート前夜のレッスンの時には、いい集中力でぐいっと自分に演奏を引き寄せてくることができて、おっ!

【音楽ワークショップ案内】東京に行きます。

音楽って静止していなくて、動的な体験なのですが、 その動きは微細、そしてダイナミック。 一方で、それぞれ音楽を奏でたり、聞いたりする時の体感というのはその人の身体やそれまでの経験があって、その人にしかわからない深さがあるものです。 音楽を描く(utena drawing)というワークを通じて、 私は、そのそれぞれの体感がいかにその人にとって大事だったり、切実だったりするのか、おどろきをもっていつも眺めています。 そして、無駄なものは何もない、ということも。 そこから音楽と出