マガジンのカバー画像

音楽の背中・暮らしの奥に(日記)

220
大人や子供がやってきて音楽をまなぶここutena music field での出来事と、日々のふりかえり、明日への希望などを。 音と音のあいだにある音楽と西洋音楽の仕組みへの敬意…
運営しているクリエイター

2020年1月の記事一覧

初レッスン

冬至の会のときに渡した黒い紙に、 ろうそくを描いて持ってきてくれた子がいました。 私が通り過ぎたとき、ろうそくの炎が風でゆらっとゆれ、 男の子たちが、「もーせんせ。きえるやんか」とブーイング。 そうだ、あのときのろうそく。 炎は傾いて、さらにその先がさらにかしいでいて、それでも炎は立とうとしていて、そして風が見える。 子どもたちがちゃんと受け取ってくれているのには、 ほんとに救われる思いがします。 長い休みのあいだには、カレンダーを渡しておいたのですが、 これもきちんとも

再生

音と音のあいだにあるもの(音楽を描く講座)

少し講座やレッスンの動画も混ざってます。次の東京講座は2/23です。

音楽はもともと誰かの体験だった(音楽の学び方の方向をかえるすすめ)

音楽はもともと誰かの体験だった音楽っていろいろあります。 音楽って何か、と問い始めるときりがないけれど、 一つはっきりしているのは、 その曲や演奏、たとえば私、私の心を動かしてくれるその歌は 私のところに届くまでに、とっても多様な人の”体験”があったはず、ということ。 そして、 その歌を伝える人の それからきく私の 音を編む所作と、 音を選ぶ所作と、 その手を伸ばす先にある音楽というフィールド。 音楽、というフィールド その歌のその根は、長い時間を経てできた「音楽」という