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音楽の背中・暮らしの奥に(日記)

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大人や子供がやってきて音楽をまなぶここutena music field での出来事と、日々のふりかえり、明日への希望などを。 音と音のあいだにある音楽と西洋音楽の仕組みへの敬意…
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2019年1月の記事一覧

新年の初レッスン

新年に入って、生徒たち、それぞれ、お母さんにつつかれながら 「あけましておめでとうございます。」 と、はにかみながら挨拶したあと、 お母さんが立ち去ると、いつもの調子でわいわいとレッスンがはじまります。 今年は、「お正月にお餅を何個食べたか」と聞くことにしてて、 返ってくる返事は みんな、一つ、とか たべなかった、とか。 今どきはそうなのね〜。 いい感じに曲が仕上がっている生徒が多く、 冬至の会の後だからかな。 このイベントの後は必ず生徒たちの意識が変わるのを感じます。 今

私が歌をうたう理由

たゆたう夢のなかに手を突っ込んで 何かをつかもうとそれをかき回す。 それはときどき、手に触れることもあるのだ。 だからこそ、忘れられなくて どこまでも 追いかけたいと思う。 ときどき、それは夢の中から立ち上がり クジラの背のように半身を煌めかす。 私は、ごくごく普通の人間で、 なにか、特別なことを知っているわけでも、 できるわけでもない。 でも、その、なにかは、 いつも胸の中に住んでいる。 どうもそんな気がする。 一緒に生きているのかもしれない。 それは、なにか特