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松野町ワンダーランド&にわにわにっき

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除草剤や草抜き・草刈りが生きものの姿を変えていくのを目の当たりにしながら、でも、楽しく谷中のワンダーランド化している、実家の話です。松野町は実家の在処。そしてたまに音楽室前の庭の…
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#エッセイ

6月半ばの音楽室・「きれい」という君が。

写真は、音楽室前に 秘密基地的な窪みのある場所をつくって そこに椅子とテーブルを置いたんだけれども、ちっともゆっくり座る時間がない。 ・・・・・・・・ 音楽室の出来事 指より体の方が三倍も動いてピアノ弾いてる 男の子が、 即興、、というより適当弾きをしていて、 何かのはずみで 右と左で6度音程の進行がなったとき、 その子 目が輝いて 「今の、きれいなかったことない? きれいやった〜。いいおとやった〜」 いや、むしろ、 それに感動してる君をみてる私の幸せ。 子どもが

あの、一ミリに満たない種を侮ってはいけない。 ついてきてしまったレモンバーム 実家の畑にいくときには、必ず実家専用の長靴に履き替えるようにしていました。 まえに、長野の千畳敷にロープーウェイで登った時、乗車する前に、靴底を洗ったのを覚えていたのです。 外部からそこにない種を持ち込んで撒き散らしてしまうから。 我が家の庭には園芸種や、ハーブなどが乱雑に植わっているので、いつ、そこ靴底について実家までやってくるかわからない、と思っていて。 ただ、そこまでやる自分がちょっとや

小さな鎌をめぐって

お気に入りの小さな鎌があります。 敷地に生える野の草の、 外来の蔓延る種類のものを地際から刈り取ったり 不耕起の畑の草を掻いたりするのに 今や一番頼りになるのが、この小さな鎌です。 程よい重みがあって、厚みもあって、小さなギザは角度も良くて、くさにふれるだけで、さくっと切れるので体の負担がとにかく少ないのです。 これは、三間の道の駅にやってくる高知の刃物屋さんで買ったもの。 1000円だったか、1500円だったか。 刃が鈍ってくると、買ったところへいって、店のおじさんに研

実家の畑/'22.3/27すみれ咲く

去年は早くから咲いていたすみれがなかなか咲かないので、心配していた空き地 ここのところ一気に春めいてきたのに目を覚ましたらしく、去年よりうんと広がって咲いていました。ただ、とっても小さい。どこよりも小さい気がする。 桜もさいていました。 そして蓬や、セイタカアワダチソウもにょきにょき 耕すと、かならず一気に一種類がはびこるなあ 畑に侵入しつつあったので、這いつくばって抜いて、畑との境を広げてきました。頑張った。 なんちゃって不耕起農のすみっこで雑草たちがのびのび。