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【自主ゼミ】産学官共創ゼミデリジェント第10回 2024/6/17

2024年Sセメスターから始まる東京大学教養学部自治会公認の自主ゼミ「産学官共創デリジェントゼミ〜将来の進路、人脈、価値観を広げるためのアクティブラーニング〜」の第10回を6/17に実施いたしました!
デリゼミは、「社会課題解決に資する人材・リーダーの育成」を理念に、「どの分野・どの職種でも活かすことができる能力である、課題解決能力を学び・実践する」ゼミです。
各分野のエキスパートの方がご講演してくださいますが、少しでも多くの東大生にキャリアの選択肢をが増える契機になったらという思いから運営されています!
初回ガイダンスに関する記事がnoteにあがっていますので、どんなゼミか詳しく知りたい方は是非ご覧ください!


はじめに

今回は株式会社SPACE WALKERの代表取締役である、眞鍋 顕秀先生にお越しいただきました。

今回の授業で眞鍋先生はなんと90枚のスライドをご用意してくださいました!
しかしご講義ではスライドの内容をお話しいただくだけでなく、学生が宇宙そのものやビジネスについてアイディアを出し、眞鍋先生とディスカッションする時間もたくさん設けていただきました。

ご経歴についてのお話

まずは眞鍋先生のご経歴についてご紹介いただきました。
眞鍋先生は慶應義塾大学経済学部をご卒業されたのち、バーテンダーやバンドマンをご経験され、大手監査法人で東日本大震災の復興支援に関わられたという異色のご経歴の持ち主です。
当時は被災者の方と向き合いながら、約20000件の事業提案を行われていたそうです(10分に一つのペース)。そののちに現在のCTOである米村様とお知り合いになり、今のご事業を始められました。

ディスカッション

ご講義ではスライドと併せて、黒板を使ったディスカッションを行いました!

一つ目のディスカッションは
「宇宙」のイメージ
についてでした!
受講生は皆、暗い、広い、ボワボワしている…など、思い思いの宇宙のイメージを出していました!眞鍋先生がどんな意見でも笑顔で深ぼってくださるので、率直な意見をいうことができました。


次のディスカッションでは、こういった宇宙のイメージを着眼点として、宇宙にまつわるビジネスをグループごとに提案しました。
宇宙テーマパークやデータセンターの設立など、ここでも各班3~5個のたくさんのアイディアを出すことができました!

眞鍋先生はビジネスモデルについてご解説くださったのち、学生のアイディアにひとつひとつフィードバックをしてくださいました。
専門知識のない学生でも、文理学年が混在する中、自由な意見を出せる雰囲気を作ってくださり、とても良いディスカッションができました!


ビジネスにするためには?

また、眞鍋先生はそれを踏まえて、ビジネスになるための必須条件を、スライドを交えて教えてくださいました!
サービスを受ける目的とは、「一回の体験で顧客が満足する」ことを脱出しなければなりません。そこため、ビジネスには「持続可能性」が必要であり、それこそがSPACE WALKERの目指す場所なのです。
持続可能性のある、モビリティ革命を起こすことが重要である、と眞鍋先生は語ってくださいました。

質疑応答

質疑応答の時間も学生の質問に丁寧に答えてくださいました!
たとえば、学生から宇宙への人の輸送に対する安全性について質問が出た際にも、安全性を何に置くか?という根本の部分からお答えいただきました。
また、スタートアップの経営という視点から汎用的なご意見もいただき、技術系スタートアップでは多角化経営が必ずしも悪ではないというご意見をいただきました。

最後に

宇宙に対する解像度問わず、ディスカッションやご講義で自主的な深い学びを得られるご講義でした!
眞鍋先生、ありがとうございました!

弊団体の他の取り組みについても興味を持ていただけた方はぜひこちらの公式HPをご覧になってくださいね!

最後までお読みいただきありがとうございました!

文責: 河合奏楽

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