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【自主ゼミ】産学官共創ゼミデリジェント第11回 2024/6/24

2024年Sセメスターから始まる東京大学教養学部自治会公認の自主ゼミ「産学官共創デリジェントゼミ〜将来の進路、人脈、価値観を広げるためのアクティブラーニング〜」の第11回を6/24に実施いたしました!
デリゼミは、「社会課題解決に資する人材・リーダーの育成」を理念に、「どの分野・どの職種でも活かすことができる能力である、課題解決能力を学び・実践する」ゼミです。
各分野のエキスパートの方がご講演してくださいますが、少しでも多くの東大生にキャリアの選択肢をが増える契機になったらという思いから運営されています!
初回ガイダンスに関する記事がnoteにあがっていますので、どんなゼミか詳しく知りたい方は是非ご覧ください!


近藤先生のご経歴

近藤嵩(こんどう たかし)氏は愛知県出身で、1984年生まれです。早稲田大学でラグビーをプレーし、豊田通商での経験を経て、アクセンチュアで戦略コンサルティングに従事しました。その後、バイアウトファンドでのファイナンス業務を経験し、株式会社オーガンテックの代表に就任。器官再生医療の事業化を目指し、技術理解と資金調達に注力しています。次世代医療機器の開発とグローバル展開に取り組み、日本の新産業創出を目指しています。

ディスカッション

ご経歴の紹介の後、早速ディスカッションに入りました!テーマは
『日本経済のこれまでの30年を振り返って、これからの30年をどう作るか』でした。

受講生は、
・少子高齢化が深刻化する中、人口増加に活路を見出すのは現実的ではない。
・人口増加が見込めないからこそ、世界で通用する技術が鍵を握る。
・大学や研究機関などでは、既に価値ある技術が発明されているが、その技術をビジネスに繋げられていないことが問題である。
・よって、「学」と「産」・「官」を結びつけることが、一つの解決策になる?
のように、グループ内で活発な議論を行なっていました!

ディスカッションの様子

オーガンテックが目指す経営

ディスカッションの後、近藤先生が代表取締役を務めるオーガンテックが目指す経営について教えていただきました!
大学や研究機関の技術をオーガンテックに集約し、投資家や企業と連携してその技術をサービスに転換することで、社会に貢献し「ありがとう」を生み出したいと考えているそうです!
「ありがとう」という感謝の気持ちを生み出せば、自ずとお金も生まれてくる。だからこそ、初めからお金儲けをしようとするのではなく、まずは人や社会の役に立ち、「ありがとう」を生み出すことが重要だという、近藤先生の考えには、心を打たれました。

質疑応答

質疑応答の時間では、学生が自由に、近藤先生に思いをぶつけて、一つ一つに対して真摯にお答えくださいました。
例えば、
Q. 近藤先生のように視座を高めるにはどうしたらいいか?
という質問に対して、
A. 日々の中でとにかく思考します。考えることをやめないことが重要です。そして、一人でできることは限られているので、人とのご縁を大切にして、いろんな人と関わることで視野を広げることが大切になります。
とご回答いただきました。

最後に

ご講義はもちろん、自由なディスカッションや質疑応答で自主的な深い学びを得られるご講義でした!
近藤先生、ありがとうございました!

弊団体の他の取り組みについても興味を持ていただけた方はぜひこちらの公式HPをご覧になってくださいね!

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

文責:向橋卓寛

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