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第27話 空き家バンクはいいですぞ! その理由と仕組みについて 20231005

どーも、わたくしうっちー(@utchii_tatehama)と申します。
過酷な労働から解放されるべく、日夜勤め人卒業を目指して、活動しております。

目標:2030年までに50万/月のCFを構築して、ファッキュユーマネーとして、いつでも会社を辞められるようになることです。
不動産賃貸業を中心に、複数の収入基盤を作って経済的に自由になります。

今回は、空き家バンクの素晴らしさについて語りたいと思います。
普段、わんばくな息子2人の育児に翻弄されているため、志を共にする不動産投資家の皆さんと語らう飲み会などに参加できていません。
空き家バンクの素晴らしさを語りたくても語れないので、この随筆でわたくしの気持ちを昇華させるのです。

実際にわたくしは空き家バンクで2軒の戸建を購入しています。
2軒とも昭和63年(築35年、私にとっては築浅物件)、土地値以下、自宅から徒歩10分圏内です。

空き家バンクの概要は↓の写真を参照してください。

イラストかわいいっすよね。

基本的にやってることは、民間の不動産仲介業者と同じ仕組みですが、自治体のお役人が仲介役をしている点が大きくことなります。
お役人は売主・買主のどちらか一方に加担するのはご法度なため、極めて中立的な立場をとりたがります(民間は躊躇なく利益相反をしまくります)。
この対応により価格の歪みが発生しやすく、格安で物件が出るケースが散見されます。

そしてお役人らしく、杓子定規で物事判断するし、書類至上主義だし、仕事が遅い。
しかーし、それがいいのです。

空き家バンクの素晴らしい仕組み
①売り出し価格は、売り主が決定する。お役人は固定資産税評価額などを伝えるだけ、最終価格は自分で考えてね!のスタンス。売り主は素人のため、格安で売値を決めがち。
②物件の問い合わせするためには、自治体ごとに空き家バンク利用登録が必要。まず書類出してね!のスタンス。とってもメンドクサイが、とっかかりの参入障壁になる。
③ノールック買い付けはダメで、必ず内見しないと購入できない。
④内見時は、売り主(もしくは代理人)も必ず同席する。どんだけ遠方でも必ず。
⑤内見して購入意思があれば、交渉権獲得する。交渉権獲得したら、その他の購入希望者は内見すらできない。もし交渉決裂したら、再度内見可能の状態になる。

注目すべきは④と⑤。

④より、売り主(もしくは代理人)は必ず内見に同席しないといけません。

わたくしが購入した物件では、売り主様が関東にお住まいでした。
売り主様はわざわざ内見だけのために三重まで赴くのは大変なため、売り出し価格を格安にして、1~2回の内見ですぐ決めたがってました。
内見日も申し込みしてから、3か月後しか予定が合わせられず(遠方だから)、他の申込者はこれがネックになってごく少数でした。
そして、運よくわたくしが購入させてもらいました。
余談ですが、この売り主様は壇蜜風味の美熟女でした。

わたくしのイメージです。

⑤より、内見して購入意思があれば、交渉権獲得する(内見中に購入意思表明が可能姉妹)。交渉権獲得したら、その他の購入希望者は内見すらできない。
この条件が、われわれ買主側からすれば、最も素晴らしい条件です。
サイコー。

要するに、1番目に内見して良い物件だったらその場で交渉権を獲得する。
そうしたら、もうその物件はグリップできます。
最悪でも満額で購入できるのです。
他のライバルを締め出すことができちゃうのです。
すげー仕組みだぜー。

お役人には、「売り主様の都合に合わせるので、わたくしを一番初めに内見させてください。」って言えばOKです。
実際に、わたくし1番初めに内見し、そのまま交渉権獲得後、満額で購入しました(売り止めしそうな雰囲気だったため、満額提示しました)。
その日は、わたくしの後に4人の内見希望者がいましたが、すべてキャンセルになりました。
改めて、すげー仕組みだぜー。

通常ビジネスとして、上記のような仕組みは、まさに非効率の極み。
お役人仕事だから成り立っている仕組みだと思います。
普通の民間企業だとありえないです。

わたくしの本業でお役人と仕事をする機会ありますが、はっきり言いて嫌いですね。
杓子定規で物事判断するし、書類至上主義だし、仕事が遅いからです。
しかしですぞ、こと空き家バンクで買主側に回ると、お役人のこの非効率な仕事っぷりが良い方向に働くのです。

上記の仕組みは、わたくしの自治体の実例で、他の自治体では当てはまらないケースがあると思います。
空き家バンクをご利用の際は、各自治体に確認することをおすすめします。

今回は、売り主様が壇蜜風味の美熟女でうれしかったよっていう話でした。

読んでいただいて、ありがとうございました。
それでは、(^-^)ノ またね~。

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