見出し画像

第78話 わたくしが不動産購入時に片手取引を好む理由 20240917

どーも、わたくしうっちー(@utchii_tatehama)と申します。
過酷な労働から解放されるべく、日夜勤め人卒業を目指して、活動しております。

目標:2030年までに50万/月⇒100万円/月(上方修正)のCFを構築して、サイドFIREします。
不動産賃貸業で資産を積み上げて、経済的に自由になります。
現在:CF 24.3万/月

不動産投資をされている洗練された皆様はよくご存じと思いますが、不動産仲介会社は売買取引が成立した際に成果報酬として仲介手数料を得ます。
この仲介手数料は「両手取引」か「片手取引」によって、得られる報酬額が変わります。

●片手取引
売主A:
買主を探してもらうためB不動産会社に依頼

買主C:
いい物件を探すためD不動産会社に依頼

お互いの条件が合い、AとCの間で売買契約成立

不動産会社:仲介手数料を貰える

●両手取引
売主A:
買主を探してもらうためB不動産会社へ依頼

B不動産会社:
直接買主Cを見つけ売買契約を結ぶ
(このケースでは、仲介業者はB不動産会社のみです)

B社はAとCの双方から仲介手数料をもらうことが出来る

不動産仲介会社は買主・売主の双方から仲介手数料を得られる 両手取引 を好みます。
1度の取引で片手取引と比べて、仲介手数料が2倍得ることができるからです。
そのため、不動産仲介会社もやる気があり、取引を成約させるため奔走してくれる場合が多いです。

不動産投資の本でも、物件購入時は両手取引になるように物元の不動産仲介会社を特定して、指値交渉しましょう!と記述されている著書が多く見受けられます。
仲介手数料が多い両手取引の方が、不動産仲介会社がやる気になって、きつめの指値も売主に根気よく交渉してくれるだろうという算段です。

現に、わたくしもこの手法で何件か物件購入できました。
ちなみに、物元(売主から直接委任契約を受けている不動産仲介会社のこと)は、物件に掲げられている看板を見れば特定できます。

しかし、両手取引が有効でない場合も存在します。
以下のようなケースです。

①物元の会社が購入価格を下げたくない。仲介手数料を下げたくないため。
②物元の会社がやる気ない。長年売れ残り物件や売主が頑固で交渉が億劫など。
③物元の会社と買主の馬が合わない。交渉ごとは人と人で行うもので、わたくしの場合、馬が合わないと良い取引になりません。

最近、わたくしは上記の①と②に当てはまることが多く、難儀してました。
そのとき、あるご縁があって好意にしている管理会社様に物件売買の買主側としての仲介をおねがいしました。
いわゆる、片手取引です。

するとどうでしょう。
指値に応じてくれない物元の会社でも指値通りました(田舎の妄想一等地:500万→300万 ▲200万の指値成功)。
しかも、その後の取引もスムーズでした。

片手取引がうまくいった理由を考察すると、以下の理由と思います。

①どこの馬の骨とも知らない若造(わたくし)ではなく、知っている不動産会社からの仲介で信用されている。
②わたくしが仲介依頼した不動産会社は顔が広く、多少の無理も聞いてもらえている。わたくの仲介会社の社長は海千山千の猛者です。
③指値を通す代わりに、買主側も譲歩する条件を提案してくれた。このときは、契約不適合責任の免責でした。

上記理由の中でも、②の海千山千の猛者である社長が仲介したというのが、一番効果を発揮したかもしれません。
社長は終始、売主側の仲介会社を圧倒してました(いろんな意味で)。
おそらくこれまでに、売主側の仲介会社にいくらか貸しがあるのでしょう。
田舎の不動産界隈は狭くだいたい皆 顔も知りで、絶妙なパワーバランスが成り立っているのです。

今年、仲介手数料の下限が大幅にUPしました。
最低の仲介手数料が30万+税です。
そこそこおおきな額になったことから、片手取引が有効なケースが今後増えてくるでしょう。

しらんけど。

読んでいただいて、ありがとうございました。
それでは、(^-^)ノ またね~。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?