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ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2022 8/6

はじめに

今年、3年ぶりの開催となるROCK IN JAPAN FESTIVAL 
沢山の人がこの日を心待ちにしていたと思います。YOASOBIファンである僕は去年、僕の人生初めてのライブがYOASOBIの初ライブで、それがROCK IN JAPAN FESTIVAL 2021になるなずでした。ですが、残念ながら開催することが出来ず、12/4, 12/5の2daysで開催されたYOASOBI初ライブのNICE TO MEET YOUにも現地参戦することが出来ずオンラインでの参加、1年が経過し迎えた今年のROCK IN JAPAN FESTIVAL 2022
人生初めての有観客ライブの思い出をここに残します。


入場

入場時間が8:00〜8:30だった僕は1番最初に会場に入ってやると意気込み、2時間前着となるように家を出ましたが、その考えは甘く蘇我スポーツ公園に到着してみると既に20人前後くらいの人たちが並んでいました。
1番に入れなかったのは悔やまれますが、今思い返してみればスムーズにロッキンのグッズを受け取り、クロークに荷物を預け、記念写真を撮ることができたのは早く出たおかげでした。
そして、混雑を避ける意図があってか入場開始予定10分前から入場が始まり、3年越しにROCK IN JAPAN FESTIVALの幕が開かれます。


1.reGretGirl

並ぶのになるべく時間を割かずにフェスを楽しみたいという思いから1発目は僕の友達が初期段階から推してきているreGretGirlにすることに。
reGretGirlまでの間にやるべきことを済ませ少し早くHILLSIDE STAGEに向かったことである程度前の方で見ることができた。
万全の状態で迎えた人生初めてのライブで聴く人生初めてのアーティストの生歌、とても刺激的だった。
1曲目の「ピアス」イントロであれだ!とテンションが上がりリズムに合わせてハンドクラップ、サビで手を上に振る。人生初参戦だったのでもちろんライブ、フェスのセオリーを知らないにも関わらず体が勝手に動く。異常に気持ちが高ぶる。
あの感覚は忘れられないものであった。
特に、4曲目「ダレヨリ」歌う前に言った『僕らの楽曲に背中を押す、勇気を与える曲はないけど隣に寄り添う曲はある。隣で支える曲がある』と言ってたのが感動的で、心に染みた。
セトリの5曲中、4曲が勉強済みだったこともあり、これだけでも十分と言っていいほどの満足感であった。



2. Vaundy

reGretGirlの流れからGRASS STAGEに向かって行くと、そこには既に沢山の人が集まっていた。なるべく前に行ったが、取れた場所はテントでステージの左側だけしかしっかり見えない場所だった。
だが、そんなのはVaundyには関係なかった。とにかく盛り上げるのが上手い。ライブ慣れしていると言うべきか、フェス慣れしていると言うべきか、今振り返ってみても楽しかったなと思えるほど興奮した。
最後「怪獣の花唄」での盛り上がりは凄まじく、ステージの端から端まで走りパフォーマンスする。恐らく観客全員がサビ前の「もっと」を心の中で叫んだんではないだろうか。それくらい盛り上がりの一体感を感じた。
個人的に「花占い」が好きな曲というのもあり、「花占い」からの「怪獣の花唄」という流れは最高以外何者でもなかった。


3.マカロニえんぴつ

Vaundyが終わった後、向かいでSaucy DogがパフォーマンスするLOTUS STAGEに向かってみると前と同様既に沢山の人が。ステージエリアに入ることもできそうになかったのでステージ間のエリアで遠くから眺めることに、Saucy Dogが終わるとそこにいた人たちがORANGE RANGEの方へ向かったので、LOTUS STAGEの前方がフリー状態に。マカロニえんぴつを前の方で見るためORANGE RANGEも遠くで眺める。
そして、リハが始まる。「ブルーベリー・ナイツ」をリハでやったときは驚いた。なんとなく、本番のセトリに入ってるんじゃないかと思っていたので意外だった。
自己紹介するときに『どうも、Saucy Dogです』と言って笑いを誘ったのもステージに立った瞬間から楽しんでるのが感じられた。
そして、1曲目「レモンパイ」が始まる。個人的に好きな曲であったのでかなり嬉しかった。
はっとりさんがMCのときに言った『アーティストにファンが集まってるんじゃなくて、音楽にみんなが集まってる。』が僕の心に響いて、泣きそうになった。音楽の偉大さと、楽しさをこの言葉から改めて実感させられた。


4.SHE’S

早めに待機していたこともあり柵前で見れることに。
一緒に行った友達が好きなアーティストで、ある程度僕も聴き込んでいた。
が、トリかなと思っていた1曲目がまさかの「追い風」これにはかなり驚いた。
途中MCはほとんどなく、とにかく歌で盛り上げるとでも言うべきか。それでも他のアーティストと変わらぬ盛り上がりであった。
特に、最後の「Dance With Me」は異常で、まさに、心も体も躍るという表現を体感した、実感した。歌詞にも『心に体任せてみよう』とあり、自分が楽しめてるならそれが正解だよと言ってるようにパフォーマンスから感じとれた。
前方抽選エリアで終始人の倍以上盛り上がっている熱狂的なSHE’Sファンの女の子2人組がいて、その子たちを見てSHE’Sファンの良さを伺えた。


5.クリープハイプ[Mrs.GREEN APPLE]

ミセスも聴きたい気持ちは山々だったが、人の多さと先のことを考えクリープハイプを前列に並び遠くから眺めることに。友達がトイレに行っている間に1曲目の「インフェルノ」だけはネット越しに見ることが出来た。
遠くからでもミセスはとてもカッコよく、「ダンスホール」と「青と夏」は聴きたいと思ってただけにしっかり聴けなかったのは少し勿体なかったかも知れない。
ただ、クリープハイプの盛り上がりもミセスに負けず劣らずであった。
尾崎さんが『夜に遊ぶのも好きだけど、俺は変態だから、危険な遊びを昼間にしたい』と1曲目が始まる前に言っていて、次に同じステージでパフォーマンスするトリのYOASOBIのことを言っているようにも取れた。
曲からもMCからも俺たちがやりたいようにやるからそれについて来いという感じで、とてもカッコよかった。
途中MCで、クリープハイプあたりで休憩かというツイートを見て腹を立てた尾崎さんが後日その人のツイートを見たら仕事で休憩だったと言う話をしたり、MCでは面白く曲が始まればカッコいいそんなことを思った。
『最後この曲で散ります』と言って始まる「栞」自分達らしさ前回で終始やり遂げた姿にとても好感を持てた。
散ると言うことはまた咲き誇る。また見たい、聴きたいと思わせられた。


6.YOASOBI
[Alexandros]

向かいのGRASS STAGEではついにトリのAlexandrosが。
個人的にYOASOBI以外で好きなアーティストは誰かと聞かれたらAlexandrosと即答できるくらい好きなアーティストだったので、近くで見たかったがYOASOBIが大本命だったので不本意ではあるが、遠くから眺める。
僕はここ2、3ヶ月前から個人的にアオアシにハマっていたこともあり、生で「無心拍数」を何が何でも聴きたいと思っていて、遠くからではあったが、歌が始まったときから大興奮状態で生で聴けて本当に良かったと思った。
カッコよすぎて、それしか感想が出てこないくらい言葉を失うパフォーマンスだった。
いつか、絶対に近くで見たい。

そして、YOASOBIの開演が近づくとバンドメンバーが出てきて音の調整へ。
ステージ上モニターには藍にいなさんが手がけたイラストが、下にはお馴染みYOASOBI電光掲示板。
それだけで興奮冷め止まぬ状態で緊張でソワソワしていたら、ギターのグッチさんが音調整でまさかの「ワタリドリ」のサビを弾いた時は思わず笑ってしまった。
そんなこんなで始まったリハ
歌った曲は、本番で歌うか歌わないの2択だと思っていた「優しい彗星」
リハで聴けると思っていなかったこともあり、本番前から泣きそうになる。
りらちゃんは始まる前『3曲やります!』って言っていた気がしたがリハで歌ったのは1曲のみだった。
歌い始めた瞬間から気づいてたが、これまでとは比べ物にならないくらい上手くなっていて、リハでの歌唱が完璧だったから1曲で終わらせたのか、はたまた僕の聞き間違いだったのか。
YOASOBIらしい本棚の演出から入場し、1曲目「夜に駆ける」
なんとなく予想していたが、念願の生YOASOBI、りらちゃんの生歌に感動して鳥肌が止まらなかった。『そんな顔が嫌いだ』の言い方にはとても痺れた。

2曲目「三原色」が始まる前のハンドクラップ
初有観客の武道館ライブをオンラインで見ていたときから一緒にやりたいと思っていたものを実際にやっているのが嬉しくて、何より楽しかった。

3曲目「ハルジオン」今までの全ライブでセトリに入っているこの曲を聴くと、ライブに来ていることを実感するし、ライブと言えばと思う1曲であると改めて思う。
イントロの重低音が心地よく、でも気持ちが高まっていく。

4曲目「大正浪漫」そろそろ落ち着いた曲かなと思った矢先のこの曲。らしい演出で「大正浪漫」の良さを最大限まで引き出したパフォーマンスだった。

5曲目「もう少しだけ」この曲は僕がずっと1番好きな曲で、フェス向きな曲調ではないのでもしかしたら聴けないかも知れないと思っていたが、「もう少しだけ」を歌うと分かった瞬間嬉しさのあまりついに泣いてしまった。
演出も相当作り込まれていて、特にYOASOBI号が出てきた時は衝撃的だった。
優しさ溢れるこの曲がやっぱり1番大好きで、これを思い出しながら書いている今も泣きそうになるくらい感動した。

6曲目「ミスター」今年初めて出た曲。もちろん今年のパフォーマンスは、このロッキンが初めてだったので、「ミスター」のパフォーマンスも初めてだった。その初めての生歌唱の舞台に立ち会えたこと、初めての歌唱とは到底思えないパフォーマンスを見れたことに感謝。
声出しが許される時が来たら『ラララララーララーララララーラーラー』のところを是非とも歌いたい。
最後、魂の『ミスター』からは原作をフラッシュバックさせられた。

7曲目「もしも命が描けたら」正直この曲が1番意外だった。MCで原作の主人公がどう生きたのか軽く説明してから曲に入ったからか、みんなこの曲を聴いている時はクラップなどをせず、頭の中でストーリーを想像しながら、思い出しながら曲に浸っている気がした。
リズムがかなり独特で、特に難しい1曲目であると思うがりらちゃんの歌唱は流石としか言えなかった。

8曲目「アンコール」武道館ライブでは「優しい彗星」でやった携帯のライトを付けて上に振る。
ほとんどの人がYOASOBIを見ていたということもあって信じられない光景が広がっていた。「アンコール」ともマッチした最高の空間だった。

9曲目「ツバメ」僕の2番目に好きな曲。モニターには大きなツバメが映し出され、サビになるとひかるちゃんとザクちゃんがツバメダンスをしているのが見えてすごく可愛かった。
やっぱりすごくいい曲だなと思ったし、また好き度が増した。いつかみんなでツバメダンスを踊りたい。

10曲目「好きだ」YOASOBIの中で今1番新しい曲。「ミスター」同様初パフォーマンスで、初パフォーマンスの舞台に立ち会えたのには感謝しかない。かなりゆっくりな曲調で一定のリズムを崩さないポップな曲。体が勝手に動き出したくなる、歌いたくなるそんな曲。
りらちゃんの歌い方からも由舞の心情がよく読み取れた。

11曲目「怪物」やっぱり1番盛り上がるのはこの曲。曲が始まる前にMCでりらちゃんが、『この曲と全てを出し切ってください』と言ったように全てを注ぎ込んだので正直、炎以外演出を覚えていない。それくらい熱中した最高の盛り上がりだった。誰も声出しをしていないのに『Hey!Hey!』と合いの手が聴こえたし、自分も心の中で叫んでいた。Ayaseさんが1番難しいと言っているのにも関わらず、毎度完璧に歌い切る。そして、次のライブではそれ以上のパフォーマンスをする。いつも曲が始まると最大限盛り上がり、曲が終わると凄いなと感動する。

12曲目「ラブレター」僕が3番目に好きな曲だ。先にこの歌は小説が原作ではなく、はつねちゃんの音楽への想いを歌にしたことを伝えたため、知らなかった人からすれば今までと違った歌に思えたんではないだろうか。はつねちゃんの想いをAyaseさんがメロディーに乗せ、りらちゃんが歌で表現する。YOASOBIならではの曲。
スクリーンにははつねちゃんのお手紙が映し出され、音楽が繋いでくれたものに改めて感謝したいと思った。

13曲目「群青」最後はやっぱりこの曲。楽しむことを応援する曲。僕も今この瞬間を全力で楽しみ、残っている全ての力をここに注いだ。
合唱のところで声が出せない状況でもハンドクラップとジャンプだけであれだけ盛り上がれるなら、声が出せるようになったらどうなってしまうんだろうと今からワクワクになった。
THA FIRST TAKEで「群青」を披露する時りらちゃんが言っていた『100点じゃなくて100%』を思い出す。
終わりが近づいても不思議と寂しいとは思わなかった。それくらい、自分の想定を遥かに超えたパフォーマンスで、ありえないくらいの感動を与えてくれたからであろう。
どんなに歌が上手くなっても、りらちゃんとAyaseさんのゆるゆるなトークを聞くとほっこりするし安心する。
そして、1番好きな「もう少しだけ」2番目に好きな「ツバメ」3番目に好きな「ラブレター」を人生初めてのライブで全部聴けて嬉しかった。
最高でした。


おわりに

人生初ライブがフェスでYOASOBI初のフェスパフォーマンス。メインはYOASOBIだったが、生で聴くとすごくカッコよくてもっと聴きたい!もっとここに居たい!と思わされる空間だった。今回は残念ながら1つも前方抽選に引っ掛からなかったが、次行くときはYOASOBIだけじゃなく他のアーティストでも近くで見たい。
こんなに素晴らしいフェスに立ち会えたこと、最高のパフォーマンスで会場を盛り上げてくれたアーティストのみなさん、最高の環境を整えてくれたロッキンのスタッフさんには感謝しても仕切れません。
こんな最高な時間、空間を終わらせることなく、いつまで経っても音楽が鳴り続けていますように。

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