ゆっくり

赤ちゃんができてから知った、うまれたてのリズムがあります。

何事も、スピーディー！が命な今の世の中ですが(誰目線？)それにつられて、わたしも歩みをせかせかと、進めてしまうことがよくあります。

別に今やらなくていいのに、タスクをこなしていってしまったり、自分が急いでいるせいで、なんだか周りにいらいらしたり。

でも、あかちゃんができて、独自のリズム(超超超スローリー！)に嫌でも付き合うことになりました。

最初ごろは慣れなくて、こまってしまっていました。

私自身、別に行動はゆっくりな方なのですが、それでも慣れない遅さ、マイペースさでした。

例えば、寝るまでの時間。

ねかしつけるまでに、１時間。

寝ながらおっぱい離さない、1時間。

起きたくないのに起きてしまって、少し泣いて、15分おっぱい。

30分吸いながら眠りにつき、すごくすっきりした顔で起床したりします。

おいおい、まじか！と書いていてまだ思ったりするのですが、別に愚痴を書いているつもりではありません。

合計、三時間！！

ちなみに、その間わたしは全然寝ていません。

目をかっぴらいて、大理石の石像のように動かず側にいます。

今は、ラジオを聞くことや、小さくて軽い文庫を読んだりすることを覚えましたが、なぜかずーーっと何もせず、瞑想しているような時間をたくさんたくさん、すごしました。🧘(悟り開くかと思うわ)

赤ちゃん以外にこんな風にされたら、私はついていけないと思います。

でも、そんなゆっくりゆっくりの時間にただ側にいて付き合ううちに、こんなリズムもありだなぁと思うようになりました。

赤ちゃんは、自然物のようだと、よく思います。

星が何万光年もかけて、自身を完成させるじかん。

木の苗が何十年もかけて、大木になるじかん。

花が開いて、種が落ちて、また芽を膨らますじかん。

身の回りの自然物たちは、もっとゆっくりと構えて時を進めています。

側でスローな時間を進める赤ちゃんを見ていると、そんな、地球の時間というか、大地や、宇宙の時の進むスピード感を感じます。

自分のことを書こうと思っても、なぜだか今は赤ちゃんの話につながってゆきますね。

今日もちいさな自然物と一緒に、時の流れを感じたいと思います🌠