シンプルなショートクラストペーストリーでバノフィーパイ★★★
イギリス生まれのバナナタルト。
ショートクラストペーストリーは、ミンスパイ のパイ生地みたいにあっさりとしたタルト生地です。
もっと美味しいお菓子向けのショートクラストペーストリーのレシピ:イギリスのアップルパイ
シンプルなショートクラストペーストリー
※甘くないので、ミートパイ、コーニッシュパイ(肉とじゃがいものパイ)等食事系のパイに使えます。
☆薄力粉110g
☆準強力粉 60g
☆塩 小さじ¼
バター 85g 直前まで冷蔵庫で待機
冷水 大さじ2〜3
→出来上がり275g 生地を休ませる前にここから225g分取り分ける。残りの50gは冷凍保存して別の機会に使う。
1、ボウルに粉類(☆)を低い位置から振るい入れ、バター落とし、ナイフと一緒に冷蔵庫で冷やす。
2、ナイフでバターをカットしながら粉をまぶす。バターをどんどん小さくカットしていき、その都度粉をバターにまぶすをバターの粒が細かくなり、粉全体に行き渡ってきたらボウルとごと冷蔵庫に入れてボウルがキンと冷たくなるまで冷やす。
3、ボウルを冷蔵庫から取り出し、今度は指でバターと粉を合わせて潰して、粉全体に行き渡させる。手で押しながらひとつ集める。冷水を加え、ひとまとめし、ラップで包んで冷蔵庫で30分休ませる。
※フードプロセッサーでしっとりしたクランブルになるまで一気混ぜた方がいいかも。
4、冷蔵庫から出し、室温に少し置いて柔らかくする。スムーズに伸ばせる柔らかさになったら、型より大きめの円になるように伸ばし、バターを塗って、粉をはたいた型に乗せる。(Role out)。余った部分は切り取る。底をフォークでたくさん刺す。冷蔵庫に戻し、20分ほど休ませる。その間にオーブンの余熱開始。
5、200度で10分、210度で20分、220度で10分焼く。→210度で40分でもいいかも。
6、粗熱を取る。
※ひび割れ→水の量が足りなかった。
伸ばしてからまた冷蔵庫で1時間ほど休ませ、5分ほど室温に戻し、型に入れ、30分冷やし、焼きが良かったかも。
コンデンスミルクをつくる
材料と必要なもの
・厚手の鍋(かき混ぜずに牛乳を煮詰めるので焦げ付かない鍋)
・牛乳 650ml
・砂糖 192g
手順
1、鍋に材料を入れ、弱火で混ぜながら砂糖を完全に溶かす。
2、砂糖が溶けたら、弱めの中火にしてふつふつとさせる。一度ふつふつとしたら絶対に混ぜない(crystalize結晶化を壊すらしい)
3、ふつふつとしたらそこから強めの弱火で40〜45分煮詰める。(量が半分くらいになる※650mlが300mlになりました)
5、火を止め、上に浮いたフォームをかき混ぜないようにスプーンですくい取り除き(このフォームが混ざり込むとまたcrystallise結晶化が壊れるらしい)、容器に注ぎ、蓋はせず完全に冷めるまで待つ。完全に冷めたら冷蔵庫で保存する。 これでコンデンスミルクは完成。
6、コンデンスミルクのクリーム(トフィー)をつくる。鍋に戻し、強めの弱火にかける。ふつふつしたら、とろ火〜弱火に火加減を落とし、かき混ぜながら煮詰めていく。途中耳かき半分くらいのシナモンと耳かき半分のさらに半分のナツメグを加える。量が5の約半量になり、とろりとしてきたら完成。煮すぎると冷めた時にカチカチのキャラメルになるので注意。
※煮詰め過ぎた場合は、タルト生地が完成する頃合を見計らって柔らかくし直します。お鍋に生クリーム50mlと煮詰め過ぎたコンデンスミルクを加え、弱火で馴染ませて、程よい硬さになったところで止めます。スプーンですくって粗熱を取ったタルト生地に乗せてください。
バノフィーパイを組み立てる
材料
トフィー(煮詰めたコンデンスミルク)
ショートクラストペイストリー(もしくは市販のタルト生地や、ビスケットを砕いて溶かしバターと混ぜ、冷蔵庫で冷やし固めた土台でも可)
バナナ 1本
○生クリーム 100cc (乳脂肪45%以上)
○砂糖 5g
○インスタントコーヒー 耳かき半杯分
トッピング
ココアパウダーを少しだけまぶす。
1、粗熱を取ったタルト生地(ショートクラストペイストリー)にトフィーを乗せ、冷蔵庫で1時間ほど休ませる。とろりとしたちょうど良い硬さのトフィーをスプーンですくい、ぼてっと乗せて、広げる。
2、○(生クリーム、砂糖、インスタントコーヒー)をボウルに入れ、氷水を張ったボウルに重ねながら泡立てる。
3、バナナを輪切りにする。トッピング用に少し残しておいてもいい。
4、1にバナナを乗せ、あわ立てた生クリームを乗せ、ココアパウダーをふるう。好みで残しておいたバナナを飾る。ココアパウダーで完全に覆ってしまうとティラミスみたいな見た目になるので、ホイップクリームが見える程度に少量振る。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?