見出し画像

また言い訳をしよう。

書ける。書き上がることが、うれしくてすこし泣けてくる。
かたちの定まらないもやもやを少しだけ、固めて並べることができるということに安心する。

固まっていないもやもやが、とても大切なものだということも、
何もかも固めればいいという訳ではないということも、わかってる。

でも、私には言葉という固まりが大切で、重くて、苦しい。
読むことと書くことの違いに愕然とする。

また言い訳をしよう。こんなの書いちゃったよって。面倒な人間だよって。

昔から好きな人にはあまり好かれないことの方が多かった。
自分が動くことで、傷つく。でも、こうやって時々傍に来てくれる。
私はきちんとひとりぼっちであることを、教えてくれる。

だれかに何かが伝わらなくても、私がいることだけ残ればそれでいい。
伝わったら、それはもう吐きそうなくらいうれしいけど。
それは、おまけというかプレゼントみたいなものだから。

私は書いてると、言っていいんだと。それだけで。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?