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バーチカル手帳のこんな使い方 ~あれもこれもまとめて管理する方法~


こちらの記事で「この1冊にすべて書いて、オールインワンにする」アナログノートのことを書きましたが、過去にノートではなく「バーチカル手帳」を活用して書いていた時期もありました。



私のお気に入りの手帳についてと、当時の私がやっていた「バーチカル手帳のこんな使い方」を紹介します。





● お気に入りの手帳のサイズとタイプ


「スケジュール帳」は高校生の頃から使っていて、普通の手帳タイプ、システム手帳タイプ、キャラクターの可愛い手帳やおしゃれな手帳、マンスリータイプ、ウィークリータイプ・・・などなど、それこそ30年以上にわたっていろんな手帳と時を過ごしてきました。

そんな私が数年前に辿り着いたのが「高橋書店の手帳」
その中でも「B6サイズ」「バーチカルタイプ」のものが一時期私のお気に入りでした。

 ① 「高橋書店の手帳」

高橋書店の手帳がお気に入りなのは、ずばり「紙質が良くて書きやすく、しかも裏抜け・裏移りしにくい」から。

「裏抜け」とは書いた時のペンのインキが、裏側に抜けてしまい汚れてしまうこと。
「裏移り」とは書いたペンのインキが乾く前に別のページに重なり移ってしまうこと。

また、高橋書店の手帳はその品質の良さの割にはお値段もリーズナブル。言うならば「お値段以上」のクオリティなのが気に入ってます。(←個人の感想です)

表紙(カバー)はシンプルで当時はオフィスでも使えるような赤・紺・黒のものが多かったですが、私は自分で別の手帳カバーに付け替えていたので、そこはあんまり気にならず。

現在高橋書店さんが扱っている手帳の表紙(カバー)の色のバリエーションは広がっていて、それこそパステルカラーや大人女子向きのくすみカラーなど、好みのものを選べます。またサイズもタイプも豊富に揃っていて、自分好みの手帳が見つかる確率高し!私の一押しの手帳メーカーさんです。

 ② 「B6サイズ」

長らく「A6サイズ」を使っていましたが、いろいろ書きこむようになると記入スペースが小さく感じ、サイズアップを考えました。「A5サイズ」だとちょっと大きくて持ち運びにかさばるかな、と思い折衷案で「B6サイズ」にアップしました。

使っているとこのサイズ感が一番使いやすいので、現在も手帳やノート類は「B6サイズ」を選ぶことが多いです。(ただ、最近は細かな文字が・・なのでA5サイズを使うことも増えてきています)

 ③ 「バーチカル」

「バーチカル」というのは、縦に時間軸があってその日1日のスケジュールを区切られた時間で管理していきます。

私は手帳を「スケジュール管理&家計簿(おこづかい帳)」にカスタマイズしたかったので、「バーチカル式」のページで引かれている線を、時間軸で管理するための区切りではなく単なる罫線としてとらえて、そこにその日の買い物したものと金額を記入していました。

「バーチカルのページをお金の管理のページとして使えるやん!」と気づいた時、「私にはこれだ!」と、何か運命的なモノをを感じましたね(笑)
この使い方をしていた数年間は「バーチカル」タイプの手帳を買っていました。

※ スケジュール管理に関しては前のページにちゃんとブロックタイプのカレンダーがあるので、こちらに日々のスケジュールを記入できます。


ブロックタイプのマンスリーカレンダー(2022年の手帳)



● 実際の使い方



私の場合は細かい品目まで書くと家計簿そのものが続かないのと、やはり幅がやや狭く、あまり多くの文字を書けなかったので、「 店名 〇〇円」みたいにざっくりとした記入でやってました。そういう意味では「家計簿」と言うよりは「おこづかい帳」という感じです。

そしてバーチカル欄の上のスペースにはその日の出来事を簡単に書き、下の罫線付きの欄には、「その日の夜の献立」を書いてました。
ここは「その日の出来事」とか「その日の反省」とか「To Doリスト」とか「今日の体重」とか、何でもいいと思いますが。

使い方としては「先の予定を書く」と言うよりは「その日の振り返り・記録」みたいな感じですね。

そして後ろにはメモページもあるので、そこに思いついたことを書いたり、1カ月ごとの出来事をまとめるページを作ったり、「やりたい事リスト」や「有休の管理」のページ作ったり。

そもそも私は面倒くさがりなので、例えばちょっと手帳を開いたときに、一緒にお金の管理のことも書き込めたら便利かな?食べたものとかを書いておいたら献立に悩んだ時に便利かな?仕事のスキマ時間にちょいちょいと書けたら時短になるよね、みたいな思いがあり辿り着いたのが1冊の手帳に「自分の管理したいあれもこれも」をまとめる方法で、それにしっくりきたのが「バーチカル手帳」だったというわけです。


● 現在の手帳の使い方


数年間はバーチカル手帳で何の不自由もなく快適に使えていましたが、ここ何年かで現金払いの他にカードやペイ払いなどが増え、バーチカルでは項目分けなどが難しくなり、「お金の管理」をA5サイズのノートに独立させたのと、「その日の出来事」についてもある時期からはB6サイズのノートに書くようになったのとで、その結果持つ手帳も「バーチカル手帳」から、「ブロックタイプのマンスリータイプのスケジュール帳」へとスリム化しました。

そしてこの4月からは生活スタイルが変わり、手帳のマスを埋めるほどのスケジュールもなく、その結果「手帳を持つ必要、ある?」となり・・・

「使わないものを買う必要はなかろう!」ということで、今は卓上カレンダーに数少ないお出かけなどの予定を書き込み、スケジュール管理をしています。



世間ではそろそろ新しい手帳が店頭に並び始める時期で、手帳愛好家のみなさんは「脳内手帳会議」を始め、次はどんな手帳にしようか、とワクワクいろんな思いを巡らせている時期ですよね。

手帳を持つ必要がなくなった私でも、ネットや店頭に並んでいる手帳をみて、自分だったらこれがいいな、と手に取ってみたり、こんな風に使ったら・・・とあれこれ想像し、つい「脳内手帳会議」をしてしまうほど、手帳って人間を虜にするとんでもない魅力の持ち主だからたまらない(笑)

手帳の使い方は人それぞれ。
どんな手帳が自分に合うのか、そしてどうすれば自分にとって使い心地の良い手帳になるのか、いろいろ考え試行錯誤している時間も、これまた楽しい時間。

手帳愛好家の皆さんが、自分にとっての一番の相棒となる素敵な手帳と出会えますように。

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