16歳の気持ち

息子がもうすぐ高校２年生になる。

高２と聞けば、もう青春真っ盛りじゃないの？と思うかもしれない。
いやいや、我が家の息子はいわゆる陰キャと呼ばれるタイプで。発達の凸凹もある子なので、変わっているけど悪いやつではない、と学校では思われているそう。

部活は週一回ある文化部に所属をしているけど、特に熱を入れているわけでもなく学校外で格闘技を習ってはいるが、こちらも熱量は低い。

親友はおらず、学校で話す友人はいるものの、プライベートまでは付きあっていない。
長期休みになると、小学校や中学校の時の友達のグループにラインで誘われて遊園地や食事に行っている。

普段は１７時過ぎには家にいて、YouTubeをみたりゲームをしている。
そしてリビングにくると、私にその日にあった出来事をボソボソと話してくれる。

私は今でこそインドア派だけれど、学生時代は家になんかいたくなくて、運動部で汗を流していたり、友達や恋人と過ごすのが好みだったので息子を見ていると不思議でしょうがない。

そんな息子もどうやら彼女は欲しいが、女の子と緊張して上手く話せないとのこと。
けれど先日、自分が好意をもっている子とのインスタの交換が出来て少し仲良くなってきた、と嬉しそうに教えてくれた。
「ああ、これが人生で一番の(恋愛において）ピークかも、、。」

と、ちょっと不憫に思ってしまうセリフまで言っている、、。
「でも、そんなドキドキがあるだけでもよくない？」と私は言ったけど、後になって慰めになってなかったも、と反省した。

息子と気の合う彼女がいつかできるといいなぁ、、と妄想してみる母です。