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いちばんやさしいセルフセラピー講座 #80|不完全の完全性|「わたし」という旅は行き先よりも、道のりこそに目的あり!?


自分を癒やす人


とても感銘を受けた
『癒された死』(VOICE)
という本があります。

アメリカのホスピスで
末期の患者と向き合ってきた
著者による本なのですが、

奇跡と呼べる癒やしは
少なからず起こること、

そこには
自分が自分を
認め、受け入れることが、
大きく作用しそうなこと、

病気が回復
しなかったとしても、

そうして自分を
認め、受け入れられた
のちに亡くなった方には、
えもいわれぬ
安らかさがあること、

さらに言えば、
この安らかさに
たどりつけるのならば、

病気が回復するか否かは
実は大きな問題ではない
かもしれない……、
といったことを

この本から
受けとったものですが、

お医者さんが
目を疑うような、
奇跡の回復を体験した
ある患者さんの
こんなことばが
紹介されています。

「自分を癒す
くすりを作れるのは
自分しかいなかった」

「僕はありのままの
僕自身を飲んだんです」

この本には
病気という、
からだを通した
側面に限らず、

あらゆる問題に通ずる、
洞察に溢れています。

たくさんの末期患者と向き合い、
見送る体験にも、
奇跡の回復にも
立ち会ってきた著者が
たどり着いた見地は
特に印象に残っていて、

スピリチュアルな
ヒーリングとは、
魂を癒すのではなく、

自分の魂へと至ること。
(本来の自分に帰ること)

本来の私たちは
傷つき得ないこと。

奇跡の回復は
特別なことではなく、
わたしたち本来の
力が遮られないのなら、
むしろあたりまえに
起こること。

(上記はわたしの解釈で
要約してしまっているのですが、
この本はこういった
キラーワード、キラーフレーズの
宝庫だったりするので、
結構分厚い本ではありますが、
気になる方はぜひ
入手されてみてください。
現在、流通しているのは
古書になるかと思いますが、
それほど高額ではなかったかと!)

要するにわたしたちの
魂そのものは
傷ついておらず、

病気をはじめとした
人生の不具合は、

魂そのものの
自分に帰るために、
現れている……。

さあ、
この本から
さらに引用しつつ、

本日の本題へ
続けてまいりますね!

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2,394字

おしゃべりセラピスト・榎本かおりによる連続講座(単独記事としてもお楽しみいただけます)。自分の毎日を活かして、望む現実へ自分を導いていくパ…

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