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2024 サロベツ100マイルロードレース/タイムトライアル S-2(2.13km)4位

大会運営

今年も地元のレースということで、実行委員会に参加しました。
どうしても選手で出走するので、それほどの役割ではないのですが事前の会議やプログラム編纂などお手伝いしました。

プログラム編纂

最初の会議は5月27日でした。会議では、予算の面で運営が厳しい状況がありました。昨年のツールの事故もあり警備面で経費が増えていますし、物価高騰で借用費用なども増加しています。
どれだけ参加が見込めるかも不透明な部分もありますので、厳しい運営が予想されていました。
ただ、今年はツールも開催されませんし、と言っても昨年も市民レースはありませんでしたが、なかなか長い距離のレースが道内では減っていて、選手にとっては貴重な機会となりますので、それなりに参加が望めるかもしれません。
それと、ロードレースには出場するけど、ポイントが付かないからTTには出ないという選手もいますので、TTでポイントが付くとそれなりに参加は増えて、収入も増えるのではないか…と提案させていただき、車連と協議してポイント付与が認められました。
そのせいもあってか昨年は63人だったTT参加者数が、77人になったので、それなりに効果はあったような気がします。
でも、やはり遠方からの参加者が多いから出走数が少ないカテゴリーもあって、この出走数で優勝して昇格していいの問題は車連でもあるようです。
確かに、参加している側としてもこれで優勝して昇格してもいいのかな…と思ってしまうレースでもあるので、ポイントは付与するけど昇格は無いよ、というレースはできないものでしょうかね…。
運営面もあってTTもロードもエントリー料金2,000円アップさせていただいて、何とかやりくりしていこうと。
選手からすると、エントリーが2,000円程度上がっても参加意欲が変わることはないと思うんですよね、当然、諸物価が高騰しているし警備面が厳しくなっていることは周知の事実なので、エントリー料が高くなるのも当然納得できると思います。それより開催してくれるということがありがたいことだと感謝しています。

運営面での苦労は予算だけではなくて、人手不足の部分も大きいです。
それもあって、今回、エントリー期限を過ぎての泣きのお願いはすべてお断りすることとなりました。
当日会場受付で金銭の収受をすることに大きな負担がかかっていて、それまで人員を割けないということが理由でした。
ただ、やはり申し込んだと思っていたのに、スタートリストを見て申し込まれていないことがわかった…という方がちらほらいて、そういった人を救済したい気持ちは大いにわかりますし、何とかしたいですよね、せっかくレース開催するのですから、たくさんの意欲のある方には参加してほしいわけで。
何とかよい方法がないかを次年度に向けて検討したいです。
例えば、現金は扱わないので、前日までに口座に送金が確認できれば認めるとか、もっと早くエントリー開始して、締め日も早くしてスタートリストを早く出して、注意を促すなど。レイトエントリーフィーを設定しても、忘れる人はいつまでも忘れるわけで、どうしていったらよいものか…。

7/20(日)タイムトライアル(TT)

レースまで

私自身のことでは、ニセコクラシックで長距離レースを走って、それなりに走り込みができるようになり、その後もトレーニングを順調にこなして、一番の目標だった地元のレースにいい感じに進んでいたのですが、7月上旬にコロナにかかって(きっと…)、すぐに熱は下がりましたら、後遺症で咳が長く続き、1週間はトレーニングを休むこととなり、その後も全開トレーニングができないまま当日を迎えることとなってしまいました。
そのため、どれくらいレースで走れるものなのか未知数のままの出走でした。
また、TTはそれでなくても呼吸が厳しいのに、咳で呼吸がキツい状態が治りきっていないので、不安な中での大会前日を迎えるのでした。

前週の3連休にはトレーニングを再開し、レースコースでトレーニングが徐々にできるようになりましたが、暑さに弱い道北民のため、その時に少し暑さにやられて、これまた体調が不安定になったので、TT前日は仕事をお休みいただき、機材チェックなどしながら体を休めました。

前日

体調がいまいちだったので、仕事をお休みいただき、機材チェックと車への自転車積込みを完了させ、持参物の準備などを完了しました。
朝にやったら時間無くなるので前日お休みは効果的にでした。
温泉や整体なども行って調整完了。
でも、やはり、咳はまだ全快とはいきません。
夜ご飯はいつもどおりの量を食べ、夜11時には就寝。
明日は、実行委員会の会場設営などもあるので、午前9時には現着予定です、早く寝ねば…。

当日

午前6時半起床で朝ごはんは普通にパンと牛乳。
実行委員の作業があるので、午前9時に豊富町市街地に集合して荷物の積込みと搬送作業でした。

豊富町町民センター集合
自転車広場の車庫から看板等積込み
資機材の他、協賛いただいた副賞などを保管しており積込み

11時くらいには現地への搬送と設営が完了しました。

現地到着
スタッフ証整理

11:30から支給されたお弁当をいただきます。

スタッフお弁当

12:15から軽く(?)点呼や流れなどミーティングします。

スタッフミーティング

その後13時から受付開始となりますので各自持ち場について準備です。
私は選手なのでここからは自分の時間になりました。

受付開始

レース

  • 距離:2.13km

  • 獲得標高:42m

  • 順位:4/17th(HCF:S-2クラス)

  • 時間:3'17"048

  • 平均速度:38.91km/h

  • バイク:TREK MADONE9+WH-9000-C50-TU

  • 天候:曇り

機材は今後しっかり比較もしていきたいが、普段常用しているTCRではな
く、エアロということでマドンを選択。ボトルケージなどを外し軽量化。

受付が13時からですぐに済ませてスタートとは逆方面の大規模草地の最高到達点まで往復7.5kmをクルクル回しながらアップして、13時半からの開会式に参加。

レースでは通らない大規模草地の最高到達点

その後参加選手が一斉にスタート地点に先導されて下りるとのことで、ボトルケージを外しているためボトルとBCAAの入ったザックを背負って最後尾付近でゆっくり下り、そのまま豊富温泉方面へ7.5km程度往復などしてアップ完了。

スタートを待つ選手たち

競技開始は14時からで、私の出番は14:35スタートで、20分前にはBCAAを投入完了。
ザックは後で取りに来るので運営に預けたけど、稚内サイクルのおじさんがいたので、おじさんの車に預けて後でもらうことに。

選手が30秒間隔でスタートしていきます!

選手はスタート前にゼッケンを呼ばれて集合しますが、私の前の選手がいなかったので2つ前の選手の後ろに並びました。その後に1つ前の選手が戻ってきたらしく、一度スタート位置でスタンバイしましたが、また戻るという失態…。
昨年よりスタート位置が少し遠くになったような気がするんですが…。

2023年のTTスタート位置

やはり、昨年は鉄塔より少し前でスタートしてますが、今年はほぼ鉄塔の横ですよね。数メートル距離が延びていますね…。

さて、前走者の30秒後にサドルをホールドしてくれていざスタート。
レースは前半は緩斜面を少し進みその後7%くらいの登りパートになりますが抑えぎみに入って、一度勾配の緩む部分でしっかり踏んで次の登りも踏み切り、後半の下りと平坦でスピードを乗せることを意識したのですが、後半パートでは踏み切れずに終わった感じでした。
最初の緩斜面は45km/h程度まで上がり7%区間では25km/h程度まで落ち、その後の緩斜面で36km/hまで持ち直し、また勾配がきつくなる区間で26km/hくらいに落ちました。下り区間で60km/hの最高速度を記録しましたが、下りであまりパワーを出せずに終わりました…。
昨年のタイムは3'55"431でしたが、向かい風の中の記録でしたので、今年は追い風なのでだいぶんとよい記録が出ました…。

下りから平坦区間に
シフトチェンジしてます
呼吸が苦しく大きく口空いてます
いただきもの(横井様ありがとうございます)
あと一息
最後のちょい丘

7月上旬にコロナに感染したので、後遺症の咳にずっと悩まさていて、何とかレース前に無理しないで程度の呼吸まで持っていけましたが、やはりその辺が無意識に働いたためか、全開で心肺機能を絞り出すことができず、昨年に比べると速いタイムですが、それ以上に他の選手が速く4位となりました。
昨年はゴール後は息も絶え絶えで筋肉の疲労も大きかったのですが、今年はそれほどのこともなく、やはり躊躇してしまった半端な走りだったのだろうと思います。
3位の選手とは10秒半も遅いタイムでしたので、表彰台に近い4位ではありますが、惜しくも何ともない平凡なタイムでした。

リザルト:表彰台とかなりの差がある4位

ストラバの記録では、
サロベツ100マイルロードレースTTコース
・距離:1.97km
・獲得標高:42m
・平均勾配:1.9%
・タイム:3:07
・平均出力:323w
・平均速度:38.0km/h
となっていますが、公式リザルトでは、
・距離:2.13km
・タイム:3'17"048
・平均速度:38.91km/h
ですので計測距離の違いがみてとれます。
昨年より距離が長くなっているので単純比較はできませんが、昨年のストラバの記録は、
・距離:1.97km
・獲得標高:42m
・平均勾配:1.9%
・タイム:3:49
・平均出力:313w
・平均速度:31.0km/h
でしたので、向かい風と追い風の違いが顕著です。パワーは少し上がっていますが、誤差の範囲か…。そうすると同じくらいの出力で踏めたということなのかもしれませんね。

反省点は、やはり体調不良が全快していなかったような気がして、無理できなかったことでしょうか。
もっとヘトヘトになるまで踏み込めればもう少しタイムがよかったかもしれないけど自然とブレーキがかかっていたように思う。
こればかりはどうしようもない。
体調管理を万全にしたいものです。

レース後

表彰式に参加し、運営面の作業を終え、明日のロードレースのコースを1周試走しました。
この頃には晴れ間も出て素晴らしい景色が広がっていました。

ぜひ味わってほしい素晴らしい景色

試走後には、豊富町市街地に戻って運営会議などに参加しまして、諸注意事項などを共有しました。

運営会議・審判会議

明日に向けてまだまだ検討せねばならない事項があるようで、遅くまで協議が続きましたが、明日のレースもあるので午後7時前には失礼させていただきました…。

明日に備えてご飯たくさん食べて寝ないと…。

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