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場違い              ――画像しりとりはじめました(#54)

(#53)早口言葉→「ば」→場違い

こう一点



……どう考えても、これ甲子園球場だよなぁ…
いや、このカープ女子、たいした度胸だわ……( ̄∀ ̄)

チケットの関係上、相手ファンが陣取る真っただ中で観戦するはめに陥る、そんなケースは、現地で野球観戦することの多い人なら、頻度の差こそあれ割とありえるシチュエーションかもしれない。

とはいえ、そういう時は、あえて周囲との軋轢を避けるため、外見で相手チームのファンです、と身バレをしないように、当たり障りのない服装で球場入りするのもひとつのではあるのだが。

もちろん、陣取る相手チームがどこの球団か、というのは非常に重要なファクターだ。ぶっちゃけ、パ・リーグなんて、半ばパ・リーグファン同士がある種の同志みたいな友好的な関係性を持つ場合も、球団によっては多く存在する。

また、球場のどこの席か、というのも重要だ。内野席なんかは、どの球場も比較的静か、というか「応援」よりも「観戦」に重心がより大きくなっているように思える。そんな環境であればこそ、例えばゲームが行われているそれぞれのチームのファンである二人連れが、それぞれの贔屓チームのユニフォームを着て、応援グッズを携えて、それでいて隣り合った席に座って仲良く観戦している、なんて光景も決して珍しくはない。

だが、これが外野席とかになると、様相は一変する。
彼らは基本「応援」ありきだ。30年ほど前の阪神タイガースの斬り込み隊長・真弓明信の応援の際に、ミッキーマウスのマーチに合わせて右往左往する連中なんて、これ絶対試合見てないやろwwwて風情だった。(下記参考動画の冒頭15秒の狂騒がそれ)

どのチームも、私設応援団はたいてい外野席に陣取っているのだから、外野席がアツくなるのは、まあ無理からぬ自然な流れともいえる。

してみると、今回のヘッダ画像のカープ女子の彼女、……無論、断言はできないけど、なんか外野席っぽい感じもするんだよなぁ…^m^

幸いにというか、周囲のタイガースファンを見ても、そこまで熱狂的に暴れまくっているようなファンは見受けられず、比較的おとなしく観戦している御様子。しいて言うなら、彼女の左となりのピンクシャツのおっちゃんの左後ろにいるヨレヨレだるだるシャツのお父さん、この人あたりは、アルコールが入るとちょっとばかし五月蠅そうなニオイも感じられる←完全なる偏見

まぁ、いずれにせよ、周囲をタイガースファンに完全に囲まれた状態で、ユニフォームにキャップ、掲げるプラカードの「建」は、高橋建 (*1) のファンということか。天晴な心意気ともいえるカープ女子、ここにあり、だ。

*1:高橋建:1995年から広島東洋カープに在籍していた選手。カープ一筋14年、66勝を挙げた先発投手であり、40歳目前にして海外FA権を行使してMLBにも挑戦した。MLBでは中継ぎで1年投げただけで帰国し、カープに復帰して1年プレイ、カープで現役引退した。通算成績70勝92敗5S。防御率4.33。
 ちなみに、この高橋、相手チームによって得手不得手がハッキリしすぎており、中日ドラゴンズに好相性だった半面、阪神タイガースには弱く、特に甲子園球場では10年目の2004年まで一度も勝てなかった(^^ゞ


さて、広一点……もとい、紅一点とは、中国の詩人・王安石が書いた
「詠柘榴詩」という詩の中に出でくる言葉「万緑叢中紅一点」がオリジナル。緑のくさむらの中に一輪だけ咲いている紅い柘榴の花、ということで、ひときわ目立つ存在という意味である。

「紅」が女性を指すことから、今でこそ、紅一点は「多くの男性の中で女性一人」というシチュエーション限定で使われているフレーズだが、本来は別に女性限定ではなかったようである。

とはいえ、「多くの男性の中に混じっている女性一人」というのが「絵になる」のは間違いのないところ。

たとえば――

サザンオールスターズの紅一点、キーボード担当の原坊ハラボーこと原由子 (画面中央)。

まぁ、バンドの中の紅一点という存在は
レベッカのNOKKO (4人中1人、ボーカル)
BARBEE BOYSの杏子 (5人中1人、ボーカル)
Base Ball Bearの関根史織 (3人中1人、ベース)
WHITE ASHの (4人中1人、ベース)
神聖かまってちゃんのみさこ (4人中1人、ドラムス)
陰陽座の黒猫 (4人中1人、ボーカル)

のように、割とポピュラーな存在ではある。

こちらは、ドラマ&映画『ストロベリーナイト』のメインキャスト一同。
主人公にして紅一点である刑事・姫川玲子を演じていたのは竹内結子 (画面中央、赤いバッグを持っている人)。

ドラマ好評につき映画化された『アフター・ザ・インビジブル・レイン』が公開された7年後に自ら命を絶ったため、続編ともいうべきドラマ『ストロベリーナイト・サーガ』では、姫川玲子は二階堂ふみが演じた。

勿論、二階堂ふみに不満があるというわけではないが、個人的にはやはり竹内結子の、強さと弱さが絶妙なバランスで同居しているあの感じが秀逸だったなぁ……と今でも強く感じる。
改めてご冥福を祈りたいm(__)m


戦隊ヒーローものも紅一点がいるのが定番。
こちらは戦隊ヒーローものの先駆けとなる記念すべき1作目『秘密戦隊ゴレンジャー』。紅一点はモモレンジャーことペギー松山 (画面一番奥)。

ちなみに、モモレンジャーは当初ピンクレンジャーだったらしいが、制作の東映テレビ (現:テレビ朝日) 事業部本部長の渡邊亮徳が
「ピンクレンジャーでは子供向け番組には刺激が強い」(笑)と判断し、
「果実のモモ、ハートのモモ、女性のモモがちょっと不良っぽくていい」という理由でモモレンジャーへチェンジしたという経緯がある。
……果実のモモあたりで止めておけばいいものを「女性のモモ」なんて入れたら、発想としては「ピンクレンジャー」よりもはるかにエロいぢゃねぇか……てツッコみたくもなるがのぅ……( ̄o ̄)

……まぁ、これも一応、紅一点といえば言えなくもない、水戸の御老公御一行の紅一点、かげろうお銀 (左から2番目)。

行く先々でお風呂に入るのがメインのミッションである。←そうか?

メインキャストの中では、一応、紅一点といえるだろうしずかちゃんこと源静香。

この子も、ちょくちょくお風呂に入っては「のび太さんのエッチ!」をオチに使う、ある意味、かげろうお銀的な存在。←いや、だからそうか?


……ちょっと何言ってるか分からない。


おっと、もうこんな時間だ。味噌の仕込み用の樽を買いに行かねば。

そんなこんなで
明日も、なるべく多くの人が
紅一点の人に優しくできるような、紅一点の人は周りの人に優しくできるような、そんな余裕のある一日でありますよう💛


■ おまけ

今回の画像しりとり列車 (54両目) の前の車両です。タイトル「早口言葉」と右下のネタ画像で、なにこれ?て引っかかりを覚えた方がおられましたら、時間が許すような時にでも、覗いてみてやってください。抽選で1名様をかげろうお銀と行く湯けむりツアーもしくは源家の浴室の窓の外に張り付き「○○さんのエッチ!」を浴びるツアーのいずれかにご招待します。←なんだそれわ( ̄∀ ̄)


こんなダラダラと長ったらしい記事に最後まで目を通していただき、その忍耐強さと博愛の御心にひたすら感謝☆です ありがとうございます ご覧いただけただけで幸甚この上なっしんぐなので サポートは、私なんかではなくぜひぜひ他の優れたnoteクリエイターさんへプリーズ\(^o^)/♪