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居丈高                  ――画像しりとりはじめました(#126)

(#125) 想定外→「い」→居丈高

『ネプリーグ』のネプレールで
軽く長考し始めたインテリタレントへの当たりがキツい



あれって、インテリさんほど、ここまで出かかってんのにモードに入ってなかなか書かないのよねぇ^m^

戦略的には、解らない問題を考えてタイムロスするくらいなら、テキトーな答え書いて次の問題に行った方がいいのだけど、そこはそれ、インテリさんは間違うことがイヤだからねぇ^m^

◇ ◇ ◇

クイズ番組と言えば、昨年の9月、『パネルクイズ アタック25』という長寿番組が46年という長い歴史に一応のピリオドを打ったところである。

で、現在、地上波のキー局で放送されているレギュラーのクイズ番組は、次のとおり。

■ 日本テレビ・読売テレビ系列

● クイズ!あなたは小学5年生より賢いの?

■ TBS・MBS系列

● 日立 世界・ふしぎ発見!
● 東大王
● オオカミ少年

■ フジテレビ・KTV系列

● ネプリーグ
● 今夜はナゾトレ
● 潜在能力テスト

■ テレビ朝日・ABC系列

● Qさま!!
● くりぃむクイズ ミラクル9
● 有吉クイズ

ざっくりとした肌感覚だと、最近クイズ番組減ったなあ…なんて漠然と思ってたのだが、こうして見ると、意外と多かった(・_・)。

レギュラーのクイズ番組が全くないのは、NHKとテレビ東京系列だけで、ギリ1番組だけ生き残っている日本テレビ系列を除けば、各局3つほどクイズ番組のレギュラーがある (テレ朝の『有吉クイズ』をクイズ番組にカテゴライズしていいのかどうかは若干ビミョーなトコはあるがw)

ワタクシの肌感覚まるっきり当てにならず(*´Д`)💦

個人的には、クイズ番組はそこそこ好きな方だ。
気軽にできる頭の体操、いわば頭のストレッチみたいなもので、深く考えずに楽しめる。
問題によっては、海馬に貯められた記憶の抽斗が錆びついてないかどうかのチェックもついでにできるし^m^

古いトコでは学生の頃のアルバイトで公文式のお兄さん先生(笑)を務めていた時、あるいはもう少し経って学校現場で働くようになった時などに、クイズ番組に対して、ちょくちょくこんなことを言う生徒の親御さんがいた。

クイズ番組だけは勉強になるので見させています
あるいは逆に
クイズ番組なんてくだらない。勉強にならない

……まあ、何をもって「勉強」というかによりますね、お母さん👆( ̄∀ ̄)。
クイズを学校の勉強に無理やりあてはめようとするなら、恐らくそれは「復習」の分野だ。これまでに学習してきた「知識」が正しくかつ素早く引き出せるかどうかのトレーニング。

ただ、これだけをもって「勉強」になる、なんて単純に思われたら、さすがに具合が悪い^m^
学校で学ぶことは暗記で詰めこむものだけぢゃないのだからして。

逆にクイズなんてくだらない、と一刀両断のお母さんで、さらにスンゴいことをのたまふ人がいた――

最近のクイズ番組なんて、記憶の有る無しを問うだけじゃないですか。高校入試で言うなら配点1点2点のつまらない問題を延々と繰り返してるだけです。これのどこがクイズなんですか?

(・_・)タラァ

ま、カドが立つからその時は別の言葉でやんわりといなしたけど、本当はこう言いたかったんだよなあ――

いやいや、お母さん、それが「クイズ」ですから。クイズ。
辞書にもこう出てますよ。

 quiz (n.) "brief examination by a teacher of a student or class on some subject"

そう、「簡単なテスト(質問)」なんだわ^m^、クイズって。それ以上のものでもそれ以下のものでもない。
要は、その「知識」があるかどうかを尋ねているだけ。

それがくだらない、というならまあ仕方ないですね(笑)、ということになるのだが、ではそれが全く役に立たないかというと、意外とそうでもないですよ♪ とは言いたい。

クイズに答えられなかったということは、その答えを知ってるけど記憶の抽斗が開けにくくなっているか、もしくは全く知らないか、のどちらかだ。
そして、「知らなかった」ということを「知れた」ということが案外、重要なことだったりするわけだ。

ついでにいえば、「知らなかった」ことは、それほど恥ではない。
一番の恥は、

知らないことを知ったふりをして、いつまでも知らないままでいること

である。

「クイズは勉強になるのかならないのか」。

結論から言えば、「クイズ番組だけ見ても大した勉強にはならない」し、「クイズ番組が絶対に勉強にならないかといえば、それは見方次第」だ。

知識はないよりはあった方がいい。
ただ、知識だけ膨大に持っていても、もしもそれをうまく活用できないのなら、それは悪い意味での「歩く辞書」に過ぎない。

そういうタイプの人間は、一般社会では、後々相当な辛酸をなめることになると思う。
たぶん、そういうタイプの人が即戦力として通用する世界は、プロのクイズ士くらいだろうから( ̄∀ ̄)

……んー、ちょっと論調が居丈高だったろうか (^^ゞ💦(反省m(__)m)


居丈高といえば、NHKのクイズ番組『クイズ面白ゼミナール』の司会者、アナウンサーの鈴木健二を思い出す。←お、なんかごまかしてきたぞw

では、書きなさい

番組名が「ゼミナール」であり、その名のとおり番組自体が大学のゼミといった体で進行するため、司会を務める鈴木アナは、解答者 (学生) に対して命令調で話しかけるのが基本スタイルだった。
特に、問題が出題された後の「では、書きなさい」は、なかなか堂に入った居丈高ぶりwであり、それがたとえ「教授を演じてた」演技であったとしても視聴者の相当数はこの口調にイラッ💢ときていたことだろう^m^

ま、何はともあれ、彼のオープニングの決めセリフ

「知るは楽しみなり」

これだけは、全面的に同意する\(^o^)/♪

かくのごとく、クイズ番組においては、司会進行を務める人がその番組自体に与える影響は決して小さくない。

というわけで、最後に、現在放送されているクイズ番組の幾つかの司会進行の特徴を見ていきたい。

まずは、現時点で唯一2つの番組(『今夜はナゾトレ』と『くりぃむクイズ ミラクル9』)でMCを担当している、くりぃむしちゅーの上田晋也

『今夜はナゾトレ』と『くりぃむクイズ ミラクル9』両番組に共通しているのが、相方の有田哲平が解答者のレギュラーであること。
常日頃からツッコミ慣れている相方へのイジリを始め、解答者全体にけっこう強めのツッコミやイジリを入れつつ、それが決してイヤミになったり、それこそ居丈高にはならないところが上手い。
MCとしても淀みなく番組を廻せている印象が強く、間違いなく両番組の欠かせないテイストの一部となっている。

次に、パターンとして同系統なのが
潜在能力テスト』のオードリーの若林正恭

くりぃむしちゅー上田晋也同様、芸人さんなので、廻し方のスタイルも基本的に同系統。
ただし、上田晋也と比較すると、さすがにツッコミはややソフトである。
その分、といってはナニだが、この番組では進行役を務めるアナウンサーの宮司愛海が割と強めにツッコむこともある( ̄∀ ̄)

こうして見ると、MCを芸人さんが務めるクイズ番組は多い。
TBSの『東大王』も、MCは南海キャンディーズの山里亮太ヒロミだ。

この番組は、基本的にMCとして番組を廻すのは山里であり、ヒロミは全方位的に気ままなチャチャを入れる(笑)というお気楽な立場^m^。
男芸人2人という独特のMC体制ではあるが、コンビネーションは良好といえる(o^-')b♪

また、クイズ番組は本来、中立であるのが普通だが、この番組では両MCが基本的に東大王サイドに立っているという点も面白い特徴かもしれない。


芸人がMC陣にいるがMCとしてはほぼ機能していない(笑)というパターンがテレビ朝日の『Qさま!!』。
ここでは進行として番組を廻しているのはプロ野球中継でも抜群の安定度を誇る清水俊輔アナウンサー。
野球中継同様、『Qさま!!』でも、その進行ぶりはそつなく見事で、弁舌も爽やか、言うことなっしんぐ。

ハッキリ言えば、『Qさま!!』を廻しているのは彼一人といって過言ではない( ̄∀ ̄)。

しかし、実際問題として『Qさま!!』MC陣は、さまぁ~ずの2人に優香に高山一実、合計5人(笑)。……いや、多すぎ漣^m^

女性MCに関して言えば、もともとさまぁ~ずの2人にくっつく形で優香がメインMCだったところ、彼女が産休に入っている間のピンチヒッターとして乃木坂46の高山一実が抜擢された。
そして、優香の産休中の8ヶ月の奮闘ぶりが好評だったため、優香が復帰後もそのままMC陣に加わった、という経緯がある。……にしても、多いよね、フツーにw

ちなみに、清水アナ以外の4人の番組での役割は――
・さまぁ~ずの2人👉時折入れるチャチャ
・優香👉清水アナが問題文を読み上げたあとの「スタート!」の掛け声
・高山一実👉番組冒頭での出演者のプロフィール紹介+優香と一緒に「スタート!」の掛け声

……清水アナだけでいいぢゃん(・_・)――という声は、思っていても喉の奥でグッと堪えていなければならないw

左から、さまぁ~ず三村マサカズ、優香、高山一実、さまぁ~ず大竹一樹

「元」アナウンサーがMCを張っているのが『日立 世界・ふしぎ発見!』。
番組の進行は現役の出水麻衣アナウンサーが行うが、スタジオでの廻しを行っているのが草野仁

スタイル的には『面白ゼミナール』の鈴木健二のポジションといってもいい立ち位置だが、語り口は真逆の、限りなくソフト路線。
口調と物腰はソフトながら、解答者との駆け引きはなかなかに強かなのも面白い特徴である。
このあたりは、スーパーひとしくんのビミョーなキュートさと並ぶ、秘かな見どころと言っていいだろう( ̄∀ ̄)

最後に、これも司会進行がアナウンサーの『ネプリーグ』。
タイトルどおりネプチューンの冠番組ではあるが、この番組ではネプチューンは全員、解答者として参加する。
よって、MCはフジテレビのアナウンサーが務めることになるのだが、この番組では司会進行役のアナウンサーは完全に「天の声」スタイルで、スタジオには一切顔も出さない。

ちなみに、現在の担当アナはウナギイヌ……もとい、伊藤利尋


さて、今日の一曲。キーワードは「クイズ」かな、やっぱし。
今週の5曲目、林原めぐみで『question at me

……んー、今日はかなり無理がある選曲だな( ̄∀ ̄)
言うまでもなく、「question」と「quiz」は別物よ。合ってるのは頭文字だぢゃん、と言われると、
「その通り!」
そう居直るよりほかない……( ̄∀ ̄)

おっと、今宵ももうこんな時間だ。クイズ番組も相当HDDに溜まったまま観てないんだよなぁ……ああ、一日あと10時間くらいほしい…(*´Д`)

そんなこんなで、
明日も、なるべく多くの人が、
できるだけ居丈高になることなく、穏やかな一日を過ごせますよう💛


■ おまけ

今回の画像しりとり列車 (126両目) の前の車両です。タイトル「想定外」と右下のネタ画像で、なにこれ?て引っかかりを覚えた方がおられましたら、時間が許すような時にでも、覗いてみてやってください。


 


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松平雅楽守
こんなダラダラと長ったらしい記事に最後まで目を通していただき、その忍耐強さと博愛の御心にひたすら感謝☆です ありがとうございます ご覧いただけただけで幸甚この上なっしんぐなので サポートは、私なんかではなくぜひぜひ他の優れたnoteクリエイターさんへプリーズ\(^o^)/♪

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