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永遠の愛                 ――画像しりとりはじめました (#21)

(#20)サービスショット→「と」→永久とわの愛

ノストラダムスの大予言によると
じきに人類滅亡らしいので
心の中に秘めたままで終われるかという愛の宣言。

とはいえ、せめて恐怖の大王が落ちてくる第七の月くらいまでは
頑張れなかったのか、ダイスケ…


熱愛宣言から「だめでした」まで、正味三週間ってトコだもんなぁ…
ダイスケ玉砕(*´Д`)。


ノストラダムスの大予言。なんか懐かしい響きだ。
日本では、1973年にルポライターの五島勉氏がその著書『ノストラダムスの大予言』の中で、

1999年7か月、
空から恐怖の大王が来るだろう、
アンゴルモワの大王を蘇らせ、
マルスの前後に首尾よく支配するために。

という四行詩を、人類滅亡ないしそれに類似した破滅的事件カタストロフが起きるという予言ではないか、と解釈した。
それに乗っかったマスコミの煽りも手伝って、五島勉氏の『ノストラダムスの大予言』シリーズはベストセラーとなり、何の冗談か映画化 (*1) までされてしまうというフィーバーぶり。

その後しばらくは下火になっていたが、いよいよ「予言の年」に近づくにつれまたぞろ再燃、それがミレニアムを目前にした「ノストラダムス」ブームという代物だった。

*1:映画化:タイトルはまんま『ノストラダムスの大予言』。
1974年8月3日公開の特撮映画で、同年の邦画部門の興行収入は第2位。びっくりすることに、文部省 (現:文部科学省)の推薦映画という箔までついている。それでええんか、文部省(・_・)

まぁ、そもそもどのような意味にも解釈可能なかたちで書かれている曖昧な「予言詩」の解釈である。その道の研究に何十年も費やした学者というのならまだしも、オカルト記事の執筆で糊口をしのいでいた一介のルポライターが独自の解釈を試みているだけなのに、なぜに当時の世間はそこまでノストラダムスブームになってしまったのか。

ましてや、五島氏は原書のタイトルを思いっきり誤訳(*👇)してまうくらい、フランス語に対しては明るくないと思われるのだから。

だから、件の四行詩の日本語訳だって、そもそもその解釈でいいのか?
という疑問は常に投じなければならなかったはずなのに。

というわけで、とりあえず原文ものっけときますので、おヒマな方は、訳してみるなり、深く解釈してみるなり、ご自由に吟味してみてくだされ
( ̄∀ ̄)
(個人的には―ワタクシもフランス語には明るくありませんが💦―少なくとも3行目の"Angolmois"の五島氏の訳も解釈も、かなり強引やなぁ…と感じます)

L'an mil neuf cens nonante neuf sept mois
Du ciel viendra vn grand Roy deffraieur
Resusciter le grand Roy d'Angolmois.
Auant apres Mars regner par bon heur.


話は、ネタ画像に戻って、必死の熱愛宣言にも関わらず1ヶ月を待たずして玉砕してしまったダイスケくん。

いや、そもそも論で、「とわに愛しつづける」がアカンと思うよ、私ゃ。

時間も時間なので、ガラにもなく「愛」について語ってみようか。
ノストラダムスの百篇詩集の話も出てるので、せっかくだから、詩の形式で
(ますます、ガラではないぞ……)

永遠の愛なんて 僕は誓わない
永遠に生きることなんて できないのだから

明日 生きていられるかもわからないのに
明日 心変わりしているかもしれないのに

でも 今この瞬間 間違いなく僕はキミを愛している

明日 もし朝を迎えることが出来たなら
その時 また同じことを言いたい
今この瞬間 間違いなく僕はキミを愛している

明日 今と同じように キミを愛していると言えたなら
明後日の朝も また同じことを言いたい

そうして毎朝 キミに愛している そう言える日々が
振りかえってみたら「永遠」と呼べるほど 長く続けばいいな


……彼女は、しばし沈黙した。
私にとってそれこそ「永遠」と思えるほど長い沈黙の末に、その美しい唇から言葉が漏れた――

めんどくさっ!

そういうトコよ、アンタのダメなトコ!

理屈っぽいのよ、とにかく。

バッカじゃないの!?

(※この一連のくだりはフィクションであり、実在の人物や団体等とは一切関係ありません)

……さて、と。
そろそろ時間やな( ̄∀ ̄)

明日も、なるべく多くの人が
愛する人に愛していると臆面もなく言える一日でありますよう💛


■ おまけ

今回の画像しりとり列車 (21両目) の前の車両です。タイトル「サービスカット」と右下のネタ画像で、なにこれ?て引っかかりを覚えた方がおられましたら、時間が許すような時にでも、覗いてみてやってください。


こんなダラダラと長ったらしい記事に最後まで目を通していただき、その忍耐強さと博愛の御心にひたすら感謝☆です ありがとうございます ご覧いただけただけで幸甚この上なっしんぐなので サポートは、私なんかではなくぜひぜひ他の優れたnoteクリエイターさんへプリーズ\(^o^)/♪