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ふぁいたーず日記(5月29日【心の天気・晴れ】)

今日の結果ダイジェスト

 日本生命セ・パ交流戦第2カードのラストゲームです。1勝1敗でむかえたラバーマッチなのです。ほっかいどうではむかしからにんきのあるこのカード(ジャイアンツせん)、ことしいちばんのかんきゃくどういんすう(27,235人)だったきのうにつづき、きょうもたくさんのファンがきゅうじょうにあしをはこんでくれています(23,431人)。ありがたいはなしなのです\(^o^)/
 それだけに、できるだけはくねつするナイスゲームをきたいしたいところです(o^-')b♪

 ふぁいたーずのせんぱつは、こうそつ2年目、せんじつ19歳になったばかりという根本悠楓とうしゅ。白老町しゅっしんのどさんこサウスポーです。きのうの杉浦とうしゅにつづき、れんじつのどさんこせんぱつとうしゅです。いつかは、じもとほっかいどうでの3れんせんを、伊藤大海、杉浦稔大、根本悠楓という、
どさんこの、どさんこによる、どさんこのためのせんぱつとうしゅがなげる3れんせんとか、みてみたいものです(*´∇`*)

 いっぽうジャイアンツのせんぱつは、こちらも若い横川凱とうしゅ。
「よこかわ」ではなく「よこわ」、「がい」ではなく「い」という、なまえのだくてんのつきかたがトリッキーな21歳です。

 どちらが勝ってもプロはつしょうりというフレッシュなマッチアップ。それだけに、そうほうたちあがりはどうしてもふあんていになりがちです。そんなあやうさがそこはかとなく出て、しあいは、じょばんからうごきました。
 1回ウラにふぁいたーずがジェイのへいさつくずれで1点をせんせいすると、ジャイアンツもすぐさま岡本和真せんしゅのホームランでおいつき、しかしそのウラふぁいたーずは杉谷拳士せんしゅのショートゴロで地味にかちこしてんをとります。
 岡本和真せんしゅは、このホームランが通算150号のメモリアル弾です。まだ25歳10か月という若さでの150号は、スワローズの山田哲人せんしゅよりもはやい、れきだい10位というスピードきろく。
おめでとうございます🎉\(^o^)/🎉

 2-1でむかえた4回のふぁいたーずは、今川優馬せんしゅが四球、アルカンタラせんしゅのないやあんだで2かいとおなじくノーアウト一・二塁のチャンスをつくると、宇佐見真吾せんしゅが「飛打・G線上のアリア(*1)をさくれつさせてノーアウト満塁というチャンス(ピンチ)(*2)

 ここでジャイアンツはせんぱつの横川とうしゅをあきらめ、畠世周とうしゅへスイッチするのですが、このけいとうがしっぱい、
 スギノール(*3)がきんきゅうらいにちしてタイムリーヒット
さらに松本剛せんしゅが初球をピッチャーがえし
さらにさらに上川畑大悟せんしゅが、これまた初球をピッチャーがえし
という、3れんぞくタイムリーであっというまに3点ついかです。
松本せんしゅ、上川畑せんしゅのそっこう、いずれもしょきゅうをピッチャーがえしというのは、なげてる畠とうしゅにしてみれば、なかなかいきたここちのしないすうふんかんだったかもです。

 根本悠楓とうしゅは、6-1と、ふぁいたーずにしてはめずらしく(笑)かなりのたいりょうえんごをうけての5回表、このかいをなげきれば、うれしいプロ初勝利のけんりが得られるだいじなイニングです。
 しかし、ここまでいちぐんでのせんぱつけいけんは、ことしのエイプリルフールの4月1日、バファローズせんで4回とちゅうまでなげた、そのたった1回だけという、この5イニング目すら、未知のりょういきなのです。
 しょうりとうしゅをいしきしたのかどうかはさだかではありませんが、せんとうの立岡宗一郎せんしゅ、さらに岸田行倫せんしゅとれんだをあびてノーアウト一・二塁、つづくラストバッター、ショートなのにライトこと中山礼都せんしゅはセカンドゴロにうちとりますが、
ここからが真の正念場です。

 というのも、いちぐんキャリアがすくない若手とうしゅや、なかなかいちぐんで勝てないとうしゅにとってのカベは、勝利投手の権利がかかる5回のプレッシャーとかというものよりも、相手打線の3巡目に入るということ。こっちのほうがはるかにたかいハードルなのです。
 それまでの2打席でみたストレートのはやさや、そのしつ、へんかきゅうのとくちょうやキレ等をふまえたうえで、あいてだせんはおそいかかってきます。おなじパターンのはいきゅうではなかなかおさえられません。この、3巡目に対応できる投球の引き出しがあるかどうかが、いちぐんローテーションでまわっていけるとうしゅになれるかどうかのぶんきてんでもあるのです。
 まだ1ぐんせんぱつ2回目、5イニング目をなげるのもはじめて、という根本悠楓とうしゅに、そんなひきだしはまだありません。ひきだしじたいはあるでせうけど、そのなかにはまだなにもはいってないのです(^^ゞ。
 だから根本とうしゅにできることは、キャッチャーの宇佐見真吾せんしゅめがけてとにかく腕を振る、それだけなのです。がんばれ、ねもっちゃん!

 根本とうしゅのしんかがとわれる3巡目第1の刺客は丸佳浩せんしゅ。てばやくおいこめたのですが、そこからボールをふらそうとしてもなかなかひっかかってはくれず四球。ついに1死満塁なのです。
 5点リードというよゆう、かりにまんるいホームランをうたれてもまだリードがある、というよゆうがなければ、とっくにピッチャーこうたいなのでせうが、BIGBOSSはうごきません。

 鬼門の3巡目第2の刺客はアダム・ウォーカーせんしゅ。ドレッドヘアがヘルメットからはみでている、ジャマイカしゅっしんのシンガーソングライターといわれてもたぶんなっとくしそうな、がいこくじんせんしゅです。ホームランがでやすい東京ドームをほんきょちにしているジャイアンツとはいえ、ここまですでに6本のホームランをうっているラッパー……もとい、バッターなのです。
 からぶりで1ストライクをとったあとの2球目、ウォーカーせんしゅのだきゅうは、めっちゃいいかくどでレフトのずじょうへ!うったしゅんかん、あっ、ヤベぇ…とグランドスラムをかくごした打球は、バットのしんはかろうじてくわなかったようで、レフトの今川せんしゅがウォーニングゾーンのてまえでとって2アウト。ぎせいフライで1点はうしないましたが、いよいよあと1アウトというトコまでこぎつけたのです。

 鬼門の3巡目第3の刺客は吉川尚輝せんしゅ。走攻守さんびょうしそろったすばらしいせんしゅで、ここまでのだりつも3割をゆうにこえる、さいごのさいごでかなりのなんてきです。
 ファストボール2球で2ストライクをとったのですが、ここからがまたなかなかうちとらせてはくれません。もし、この吉川せんしゅのしゅつるいをゆるしてしまうと、つぎにひかえる岡本和真せんしゅのホームランで5点あったリードがきれいさっぱりなくなってしまう、根本とうしゅのプロはつしょうりもチャラになってしまうのです。がんばれ、ねもっちゃん!
 ねばりにねばった吉川せんしゅへの9球目、がいかくたかめのまっすぐをうっただきゅうは、そこそこいいあたりもサードのジェイのほぼまっしょうめん、イージーバウンドでとったジェイがけいかいにファーストへ。ちょくちょくそうきゅうでやらかすジェイだけど、おねがいだからここだけはしっかり!…アウト!
 こうして、根本悠楓とうしゅはプロ2度目のせんぱつで5回をなげきることができました。まだまだこれからなのですが、とにかくさいしょのカベをひとつクリアしたのです。
 5イニング 打者21人、被安打5、与四死球3、奪三振3、自責点2
びっくりするようなかいとうらんまとはいえませんが(^^ゞ
いまの根本とうしゅにできるさいだいげんのパフォーマンスをはっきしたといっていい、どうどうたるスタッツです。

 6回からは、吉田輝星とうしゅ、石川直也とうしゅ、堀瑞輝とうしゅ、北山亘基きょうじゅ、という、6回にジェイのタイムリースリーベースヒットでさらに1点をついかした5点差というリードをかんがえると、ばんじゃくすぎるほどばんじゃくな、ガッチガチの勝ちパターンリレー(*4)でしょうりをてにしました。

 根本悠楓とうしゅは、うれしいプロ初勝利♪ しかも、じもとのほっかいどうでのはつしょうりという、このうえなくしあわせな初勝利となりました。

 また、きょうのしょうりは、チームにとってもなにげにおおきな1勝です。1勝1敗のラバーマッチをせいしての2勝1敗、すなわちカード勝ち越しなのです\(^o^)/
 カードかちこしくらいでなにをおおげさな、といわれるかもですが、いまのふぁいたーずにとっては、このこうりゅうせんでのカードかちこしという
のは、これまたそうとうにハードルのたかい、それこそおおげさにいうなら偉業(*5)なのです。

 さいごに、きょうのごはんはラーメンライスならぬうどんライス。そとはいちにちじゅうあめで、けっこうひえこんでますので(^^ゞ
 きょうもおいしくしょくじがいただけたこと、すべてのかんけいしゃのみなさまと、こんな、とるにたらないちっぽけなこころとからだをあたためてくれた、ひとつひとつのいのちのめぐみにこころよりかんしゃです。
 


*1:飛打・G線上のアリア:
 野球漫画のクラシックな王道の大作『ドカベン』(水島新司・著) に登場する、天才ピアニストにして天才野球選手という殿馬数人が使う打法の一つ。関東大会2回戦、対クリーン・ハイスクール戦の延長11回ウラに披露した打法だが、特に奇をてらったところのない、ファウルライン上でボールが停まるという絶妙なセーフティバントのこと。狙ってできるかどうかはとりあえずおいとくとして、結果的にそうなってしまえば、1塁ベース上で「飛打・G線上のアリア」と宣言して胸を張ろう。そうすりゃ、あなたも明日から殿馬数人づら( ̄∀ ̄)。

*2:ノーアウト満塁というチャンス(ピンチ):
 ファイターズの攻撃では、野球統計学的には期待値2.4だか2.5だかという点数がとれるはずのノーアウト満塁、この絶好の得点機も往々にして2点どころか1点も取れないことから、ファイターズファンは自虐的にこう表現することが多い( ̄∀ ̄)。

*3:スギノール:
 2019年5月23日の対イーグルス戦 (札幌ドーム) で、スイッチヒッターの杉谷拳士は5回に右打席で辛島航から、6回に左打席で今野龍太からホームランを打ち、日本プロ野球史上19人目となる1試合両打席本塁打を記録。試合後のヒーローインタビューでは、かつてファイターズに在籍し、1試合両打席本塁打をシーズン3度、通算9度というNPB記録保持者のフェルナンド・セギノールにあやかって「今日から僕は『スギノール』として頑張っていきたいと思います」と発言した。

*4:ガッチガチの勝ちパターンリレー:
 まあ、8回の堀瑞輝、9回の北山亘基については、もちろん根本悠楓のプロ初勝利に対して一分の隙も見せずに勝つぞ、という盤石リレーであると同時に、神宮魔境で大いに狂わされた(笑) 制球や球の質等の再確認であったり微調整であったりという意味合いも大きかったかもしれない。

*5:偉業:
 現状、ファイターズ打線には一軍実績が少ない選手が多い、ていうか、実績が少ないメンツのみで戦っているといっても過言ではない。この状態で、ほぼ全試合が初対戦となる投手を相手に戦わなければならず、ましてその初対戦の相手がチームの表ローテーション投手だったり、勝ちパターンのセットアッパーやクローザーだった場合は、点を取るのはそうとうに厳しい。
 そこへもってきて、ファイターズで計算して試合を作ってくれる先発投手は、現状では、上沢直之、伊藤大海、加藤貴之の三人だけ。あとの試合は、とりあえず投げてみたいとわからん、という投手でスタートしていかなければならない。
 この投打のバランスを考慮すると、そりゃあくまで個人的な願望でいえばなんとか9勝9敗で乗り切ってほしいという思いはあるが、冷静に考えれば、カード3連敗をなんとか回避した1勝2敗で全カード乗り切れた6勝12敗
(3タテくらうカードがないという前提で) あるいは1カードでも2勝1敗があれば、7勝11敗、ここいらあたりが妥当な星勘定だろうと思う。
8勝10敗となると、よほどこちらの投打のかみ合わせが良かったり、あるいは今日のジャイアンツ横川凱のように、いわば「お試し枠」的な投手が投げてきてくれたケースが複数あった場合に限られるだろうし、
9勝9敗とかになると、そういうこちらにだけ都合のいいカードが3カードなければならないのだから、さすがに現実味がない。

本日のドしろうと目線チェックポイント

 ここからは、中学・高校と野球部で汗を流し、青春を野球に捧げた……
というわけではない、しがない帰宅部の男が、野球の何たるかもわからんくせに思ったことを思ったままに臆面もなく書きなぐっている単なる戯言たわごとです。
 それこそ、野球部で汗を流し、学生時代を野球とともに過ごしてきた、なんて人からすれば
「野球もろくに知らんヤツが何を言ってる」
「そういうことは野球部で頭丸めてから言え」
「帰宅部、ゴーホーム!(*1)
と非難されても、返す言葉はありません。返す言葉がないので、とりあえず先に謝っておきます。
ごめんなさいm(__)m

――と、頭を下げたところで、今宵も語り始めます。
 
今日は、試合直前のBIGBOSSのインスタライブで、視聴していたファンの意見を参考に(笑)、スタメン10番……もとい、スタメン9番セカンドがケテーイしたという杉谷拳士について。

 プロ初勝利の根本悠楓、プロ初の猛打賞の上川畑大悟、というヒーローインタビュー当然の2人にまじって、またおまへか(笑)……的にイジられそうな杉谷拳士。スタッツ的には4打数1安打2打点と、上記の2人に比べるとちょっと見劣りする、という向きもあるが、その2打点は、今日の試合展開上、非常に意味のある2打点ではある。

 まずは第1打席。1-1の同点、1死二・三塁というケースで、内野は前進守備はとらず中間守備。この場面では、1ストライクとられるではストライクゾーンを上げて、しっかりタイムリーヒットを狙いにいくスタンスでオケーイだが、1ストライクとられたら、一番いけない三振、ポップフライを避けるため、(なるべくなら追い込まれる前に) コースのえりごのみなしにとにかくゴロを打ちにいく。
 果たして、杉谷拳士、1-1からのアウトローのフォークをしっかりきっちりショートゴロを打ちにいった。これはもう、ベテラン(当社比)らしいバッティング。グッジョブである👍
 
 そして第2打席。2-1で1点リードのノーアウト満塁というケース。
ここは最悪、ショートゴロ、セカンドゴロでの内野ゴロゲッツーでも1点入るという点では前の打席と同じだが、なるべくならゲッツーは避けたい、
ましてやファーストゴロ、サードゴロ、ピッチャーゴロではホームゲッツーで1点も入らず、最大のチャンスが一気にポシャる危険性もあるケースである。
 そのため、少なくとも1ストライクとられるまではストライクゾーンはがっつり上げて間違っても低めの釣り球 (落ちる球) に手を出してはならない。

 初球・真ん中低めのワンバンはさすがに見逃したが、
 2球目・真ん中低めの見逃しゃボールぢゃね?な真っすぐ
このデンジャラスゾーンのボールに1-0というカウントから嬉々として手を出すベテラン(当社比)杉谷( ̄∀ ̄;)。結果は幸いにしてファウル。
 その後、2-1というバッティングカウントから
(まぁ、1ストライクとられたから多少分からなくもないが)、
 2球目よりさらに低いデンジャラスゾーンの真っすぐに手を出してファウル(自打球)を打つベテラン(当社比) 杉谷
 今回は幸いにして2-2からの決め球が一番甘い真ん中高めのカットボールという、今の杉谷が一番打てそうなチャンスボールがきて、その好球をしっかりとらえられたのでよかったのだが、
やっぱり結果オーライ感は否めない^m^

 まぁ、試合展開上、ノーアウト満塁の最初のバッターで点を取れたことがこの回のビッグイニングにつながっているので、杉谷拳士のタイムリーが試合の流れを大きく手繰り寄せたことは間違いない。つまり、根本悠楓、上川畑大悟と一緒にヒーローインタビューも、特に問題はない。
 問題はないけど、そこに至る過程にはややひっかかる部分もちょいとあるかもねー…的な。
 一応、ファイターズの中じゃ年長さんなんだからさー
…後輩たちになるべくいい見本を示してくれよぅ…と言いたい部分も少しあるかな(^^ゞ
ごめんね、細かいケチつけちゃって。

 もう一つ、気になるというか、引き続きの課題というか、
清宮幸太郎の、「ランナーなしと得点圏時とがまるで別人」問題については、次のコーナーの清宮幸太郎の打席それぞれのコメントで触れてみたい。


*1:帰宅部、ゴーホーム!:
 いや、そりゃまあ、帰りますけどね。……帰宅部だから。

今日のキヨ・J・まんちゅう

 今日は、久しぶりに、この「ロマンクリーンナップ」(*1)が3人そろい踏みとなっております(o^-')b♪

●清宮幸太郎 5打数2安打 1三振
 
昨日今シーズン2度目の1試合2ホームラン。大当たりした次の試合こそ大事。その点、5打数2安打のマルチヒットはナイス♪なのだが、有走者(特に絶対的な得点機2度)時に打てず、ランナーなしで2安打というのは、チームの主軸を担おうというバッターとしては、あまりにもあまりだ(*´Д`)

…第1打席(vs横川凱):1回・無死一・三塁
 
4球続けてカーブという配球で、2-1からの真ん中低めのカーブを打ち損じのサードファウルフライ。3球目のカーブは配球的にもやや手を出しづらかったかもしれないが、フツーに甘いコースだったし、決着球の4球目は、高さこそしっかり低めに投げ込めてはいたけど、コースはほぼ真ん中で、ローボールヒッターの清宮にとってはオイシい球だったのだが……。
 松本、上川畑の連打で無死一・三塁という絶好の先制機だったが、得点圏に弱く左投手にも弱い、という特徴をいかんなく発揮してしまった💦。

…第2打席(vs横川凱):3回・無死一塁
 
ミスターフルカウント(笑)が、フルカウントからライトへの平凡なフライを打ちあげる( ̄∀ ̄)。逆球のインコース138km/hストレート。さほど厳しい球ともいえないので、まぁありていに言って打ち損じですわなぁ。苦手とされるサウスポー攻略には、まだまだ経験が必要ということかもしれない。

…第3打席(vs畠世周):4回・無死満塁
 
ノーアウト満塁から、杉谷、松本、上川畑、と三者連続タイムリーが出て押せ押せムードの第3打席。松本も上川畑もファーストストライクを積極的に打ってタイムリーになっており、清宮も初球、真ん中外寄りの甘いスライダーを打ちにいく。松本、上川畑とは違いは、清宮の場合は打ちにいくけど打ちそこなっちゃうってトコがね(^^ゞ
 それでも、そこはミスターフルカウント(笑)、6球使ってきっちりフルカウントにもっていくからある意味スゴい( ̄∀ ̄)。
 が、今回はそこでインローのスライダーに手が出ず見逃し三振。すでに3点取っているとはいえ、ノーアウト満塁でやってはいけないことの筆頭が三振と内野へのポップフライであることを考えたら、少なくとも手は出さなアカンコースやったなぁ…。
 ちなみに、ミスターフルカウントの清宮幸太郎、フルカウントから四球も9つ選んでいるが、この打席のように三振に終わっているのはほぼ倍の16個
(*´Д`)(うち、見逃し三振が5)。フルカウント時の打率は、28打数3安打の.107と、シャレにならないくらい低い。うーん……

…第4打席(vs戸田懐生):6回・2死無走者
 
ここまで、ランナーをおいての三打席、うち2回は得点圏というところで結果を出していない清宮だが、ランナーなしだと、アウトローの146kn/hストレートも軽~くバットに乗せた感じで振りぬいて、札幌ドームフェンス直撃のツーベースという。……(^^ゞ

…第5打席(vs平内龍太):8回・2死無走者
 
2-2からの真ん中低めストレート153km/hを芯でとらえてのセンター前ヒット。イン狙いが中に入った球とはいえ、153km/hの真っすぐなので、これをしっかり芯でとらえられたのはグッジョブ👍
 ランナーなしだとこんなにスムーズに打てるのに…(ごにょごにょ)

●野村佑希 4打数1安打 2打点 1三振
 今日はヒット1本だが、その1本がタイムリーだったり、あと凡打でも先制点となる内野ゴロだったり、ここらへん清宮とは対照的。もちろん、1死満塁の第3打席では三振で最低限の仕事も果たせてはいないのだが(^^ゞ。

…第1打席(vs横川凱):1回・1死一・三塁
 
無死一・三塁という絶好の先制機を前打者の清宮が生かせなかった直後の打席。外角高めに浮いた初球の真っすぐを積極的に打ちにいったが、やや打ち損じた高いバウンドのゴロ。ランナーなしならコースヒットの可能性も高い打球だったが、あいにくのゲッツーシフトではショートが捕れた時点で、あーあやっちまったぁ…の打球。ショートの中山礼都がセカンドへの送球をほんのちょっと浮かせてしまった分、ジェイがゲッツーを免れて、とにもかくにも先制点をとれた。

…第2打席(vs横川凱):3回・1死一塁
 
第1打席も初球攻撃だったが、この打席も1-0からの2球目アウトローのカーブを打ちにいき、当たりぞこないのショートゴロ。当たりぞこないすぎて進塁打になってしまったのはラッキー(笑)。

…第3打席(vs戸田懐生):4回・1死満塁
 
ここからピッチャーが戸田懐生に交代。清宮が三振に倒れてはいるが、まだまだ1死満塁とチャンスは継続ちう。
 が、結果は0-2からのインローのフォークに三球三振。決め球のフォークは高さ的にはまだ対応可能な高さだったが、コースがインの厳しいところでなおかつ内側にシンカー気味に切れ込んできたので、これは致し方なしか。結果論で言えば、初球のやや甘く入ったカットボールが一番のチャンスボールだったということに。
 言いたくはないが、ノーアウト満塁で前の打者がアウトになって迎えるケースは、初球はどうしても超積極的モードで打ちにいきづらい向きもある。こういうところからも「ノーアウト満塁では最初のバッターが肝腎」ということがいえるのかなぁ、と。

…第4打席(vs戸田懐生):6回・2死二塁
 
初球に顔付近へシュートが抜けてきた。どうしてもまたあの記憶がフラッシュバックしてきそうなものだが、2-1からの外角高めの148km/hの真っすぐをしっかりとらえて、ジェイお得意の右中間を深々と破るスリーベースヒット。試合後のコメントで
鼻の近くにきてくれたおかげで、状態が良い時期を思い出すことができた
うぷぷ(笑)、これ絶対BIGBOSSが言わせてるやろ^m^…と思わせるような畜生発言(笑)。もし、ジェイの本心からこのくらい畜生コメントが出せるようになったのなら、これはもうメンタル的には4番確定です(o^-')b♪。

●万波中正 4打数1安打 1打点
 4回のタイムリー内野安打は、地味に今日のチーム勝利への貢献度が高い1打だと思う。ていうか、スタメンで複数打席立って三振がなかったのって、一体、いつ以来だ?(笑)……ツーストライクアプローチがじわじわと身についてきているということかもしれない😊

…第1打席(vs横川凱):1回・2死一塁
 
2-2からの外角フォーク。高さ的には当てる分にはさほど苦労しない高さだったが、コースがアウトコースいっぱいのところだったということもあり、タイミングのとれない平凡なセカンドゴロ。

…第2打席(vs横川凱):3回・2死二塁
 
初球のインハイ、カットボールを打って詰まったレフトフライ。パッと見チャンスボールに見えたが、打者1巡目には1球も投げていないカットボールが、ここでもちょっとした差が有効になっていたかもしれない。

…第3打席(vs戸田懐生):4回・2死満塁
 
前2人が三振に倒れての2死満塁。ほぼ打てる球なっしんぐのアウトロー周辺にカットボールとフォーク。2-2からの5球目、これも見逃せばワンバウンドするんじゃないかという地面スレッスレの球をバットの先で三遊間の深いところに転がしての貴重な内野安打\(^o^)/
 ツーストライクアプローチがどんどんさまになっていくのが見てとれて、とっても嬉すい(T_T)♪

 個人的には、この1点が持つ意味って、ものすごく大きかったと思っている。3点取っているとはいえ、その後も続くノーアウト満塁が、3番4番の連続三振で2死満塁。
 一応、スコアは5-1の4点リードてはあるが、まだ4回ウラというイニングの若さ、また今日はファイターズも投手がキャリア2度目の先発という根本という若さ、それを考えると、全っ然セーフティリードぢゃない。まして、ここで万中も倒れた場合、ジャイアンツのムードは
「やれやれ、やっと終わったか」ではなく
「よし、うまくしのいだ。まだ序盤で4点差。いけるいける」
に変わる。本当によくやった、でかしたぞ万中(o^-')b♪

…第4打席(vs戸田懐生):6回・2死三塁
 
3球で1-2と追い込まれてからは、この打席もしっかりとツーストライクアプローチ。3球目のフルスイングと、4球目以降のスイングは明らかにちがっていて、本当にコンパクトに打てている。結果的にはアウトコースいっぱいのカットボールをうっての平凡なサードゴロだが、こうした一打席一打席が、すべて血となり肉となっていく(*2)のだ(*´∇`*)。



*1:ロマンクリーンナップ:
 「清宮幸太郎(22)、野村佑希(21)、万波中正(22)」
という12球団でも一番若くて粗削りではあるが、それぞれに長打の魅力が満載のクリーンナップを、金子誠野手総合兼打撃コーチが「この2週間くらい、いい雰囲気だなっていうロマンを感じていました」と5月22日にコメントしたのを受けて、この発言を各メディアがとりあげたことから「ロマン・クリーンナップ」という言い方をチラホラされるようになった。
 
*2:血となり肉となっていく:

 「血となり肉となる」は、食べたものがよく吸収されて栄養になるように、学んだ知識や経験などが身について、将来意義のある行動への活力源となる、といった意味の慣用句。
 まったくの余談だが、先日、鎌ヶ谷スタジアムで行われていたファイターズBOSS組のイースタンリーグの試合を見ていた時に、解説席でいつものように試合そっちのけで(笑)自慢話と無駄話に花を咲かせていた岩本勉解説員が「血となり骨となる」というナゾのオリジナル慣用句^m^を何度も披露していた。一度目は、あー、また言い間違えてんなぁ、ガンちゃん(笑)くらいに聞き流していたのだが、2回も3回も繰り返していたので、こりゃ完全に間違えて覚えてるなぁ、これ、と思ってひとり苦笑い。
 血はそもそも骨(骨髄)から作られてるんだから、「血となり骨となる」は、そりゃそうですけど?としか返しようのない不思議な慣用句やねぇ。
 もしかしたら、彼は、血が骨(骨髄)から作られているということも知らないのかもしれないが^m^

最後に

 今日、5月29日は、ニュージーランドのエドモンド・ヒラリーとシェルパ族のテンジン・ノルゲイが、世界で初めて世界最高峰のエベレストの登頂に成功した日であることから(1953年)、「エベレスト登頂記念日」になっています。
 なぜエベレストに登りたかったのか?と問われて「そこにエベレストがあるから」と答えたのはイギリスの登山家、ジョージ・マロリー。1924年の第3次遠征隊で残念ながら命を落としてしまったマロリーがエベレスト登頂に成功できたかどうかは、いまだに証明しようのないことですが、
「登山は家に帰るまでが登山です」どっかの校長先生がのたまいそうなセリフを引用するまでもなく、命を失っては意味がないのです。
仮に登頂に成功していたとしても、残された家族や関係者たちは決して手放しでは喜べないですから。
 やはり「命あっての物種」なのです。

 本日のヘッダー画像は「みんなのフォトギャラリー」から、yamamotravelさんの「羊蹄山を眺めた短い夏
の美しい写真をお借りしました。
この場をお借りして御礼申し上げます。m(__)m

いやあ、こうして引きので見ると、蝦夷富士の美しい稜線がキレイに見えて、本当に眼福なのです。

個人的には冬の羊蹄山も峻厳な雰囲気が好きなのですが、これからの時期に相応しい夏の羊蹄山も、生命力に満ち溢れていて素晴らしいですね(o^-')b♪

 初めてといえば、今日はファイターズ的に
根本悠楓投手のプロ初勝利、そして
上川畑大悟選手のプロ初の猛打賞
が記録され、二人とも札幌ドームで初のお立ち台に登り、それぞれに歓喜の言葉を紡いでいました。エベレストに比べると、8000mほど低い山ですけど^m^、小さくて大きな一歩です。

 昨年の暮れに入籍し、既婚者は入寮しなくていいというファイターズの球団規定にも関わらず、1年目は野球に集中したいからという理由で勇翔寮に入寮した上川畑選手、週末だけ奥さんのもとに帰るという変則単身赴任生活で、新婚ほやほやの奥さんにも何かとさびしい思いをさせてるかもですが、この日のお立ち台は、しっかり見られたでしょうか(*´∇`*)♪
 膝の故障でちょっと出遅れた上川畑選手ですが、これから巻き返しのシーズン、いよいよスタートです。
頑張ってください!\(^o^)/

ウイニングボールはどうしますか?
という定番の質問に対し、根本選手は、「おじいちゃんとおばあちゃんにあげたいと思います」と答え、現地 (札幌ドーム)に見に来ていたご両親の立場なっしんぐにしてしまいましたが(笑)、
そうですね、ご両親にはプロ初完投の時に最後の打者を三振に取って、そのボールをプレゼントしてあげればよろしいかと( ̄∀ ̄)♪
 ともあれ、いよいよプロ野球選手としての第一歩を踏み出した若き才能、今後の活躍にも大きな期待なのです。あせらず、一歩一歩確実にステップを踏んで、近い将来、ファイターズのローテーションをぐるんぐるん回せるピッチャーに成長することを期待しています。頑張ってください!\(^o^)/

ついでに、杉谷拳士くん(笑)

……しゃけまる、思いっきりスベってたぞ♪( ̄∀ ̄)♪

明日も、なるべく多くの人にとって笑いの絶えない一日でありますよう
 

こんなダラダラと長ったらしい記事に最後まで目を通していただき、その忍耐強さと博愛の御心にひたすら感謝☆です ありがとうございます ご覧いただけただけで幸甚この上なっしんぐなので サポートは、私なんかではなくぜひぜひ他の優れたnoteクリエイターさんへプリーズ\(^o^)/♪