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迂闊                  ――画像しりとりはじめました(#172)

(#171) 魔球→「う」→迂闊

一塁牽制球で
完全に逆を突かれた



固まっちゃってるからねぇ。
これはもうどうしようもない( ̄O ̄)💦

◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆

迂闊といえば迂闊な一日だったのは、つい昨日のことだった。

もともと休日が不定期な自分、昨日は振り返ってみるとほぼ1ヶ月ぶりくらいの一日まるまるオフという完全休日だった。

よくしたもので、そんな日に限り、前の日の夜中から深夜にかけて冬将軍が暴れん坊将軍と化した。
4時起きで雪かきに臨んでたっぷり汗をかくこと1時間、それでもなお暴れ続けている冬将軍の前に8時過ぎくらいからさらに1時間、計2時間の雪かきで20cm以上の格闘をこなす。

雪かきと雪かきの間に朝のルーティン――とりあえず白湯を沸かして身体の内部から温めながら(*1)、主にPintarestあたりでオモロいな(≧▽≦)♪と目に留まった画像を片っ端からストックし、以前から溜まっているそんな画像の坩堝の中から、その日のしりとり企画のネタになるような画像を1枚チョイスしていく。

*1:白湯を沸かして身体の内部から温めながら:以前は朝イチに飲むのはブラックコーヒーだったが、ここ何年かの間ですっかり白湯が美味しいと感じるようになった。もちろん、コーヒーも一日平均して2杯は飲むが、朝イチの一杯を含め、白湯が占める割合も年々高くなってきている。それだけ年齢トシをとったということなのかもしれない( ̄∀ ̄)

この日のお題のキーとなる前日のしりとりワードは、
包帯ぐるぐる巻き」。

……考えてみれば、我ながらなんちうキテレツなワードだ(・_・)。

普通のしりとりなら、どこの国語辞典にも載ってないようなこんな言葉は当然アウトなのだが、ここの企画では余裕でセーフ。

面白ければ何でもアリだからだ。

さらに言うなら、普通のしりとりなら「包帯ぐるぐる巻き」なら、次の言葉の頭は「き」で始まる単語である。

駄菓子菓子だがしかしっ!

この「画像しりとり」企画では、しりとる文字は最後の1字とは限らない。可能な限り、後ろ何文字をしりとってもオケーイなのだ。なぜか。

面白ければ何でもアリだからだ。


というワケで、「き」の1字でもいいが、後ろ2文字をとって「まき」で始まる言葉でもいい。
無論、可能ならば3文字とって「るまき」でもいいが、現実問題として「るまき」で始まる言葉は、さすがにちょっと見つかりそうもない。

まあ、現実的な選択肢としては「き」の一字とりか「まき」の2字とりだろう。
ただ、自分の中ではかなり「まき」の2字とりに心は傾いている。
というのも、「き」で始まる言葉は、ここまでの画像しりとり企画170回中、
「#11 キタキツネ」
「#40 共通の知人」
等、すでに7回も出ている、ある意味定番の頭文字なのだ。
この企画の主題歌『KMTR645』風に言うなら

「え~、また、『き』~?」

――だ。

だから、探せるうちはなるべく「まき」の2字で始まる言葉を使いたい。

まき、まき、
……「マキアート」、
蒔絵まきえ」、これは「撒き餌」でもいいか。
「巻き起こす」――思い浮かんだ途端、頭の中では工藤静香が

🎵 嵐をっ 起~こしてっ す~べてをっ 壊ぉ~わすのっ 🎵

と力強く歌う静香姐さん、間奏部分では、工藤静香といえばのモノマネの定番、右手をタテヨコにカクカクさせる振りが脳内再生される――

そんな連想ゲームを頭の中で繰り広げながら、ストックされてるオモロ画像を眺め、しっくりくるもの、ぴったりくるもの、なんか降りてくるもの(笑)を待つ。
今日は、何と言っても一日まるまるオフなので、心理的な余裕が段違いだ。なんだったら、ここに2時間くらいかけても全然かまわない^m^

そしてその日のネタ画像が決まった――

タイトルは「魔球」。
この画像を見て、頭の中ではヒューマ・ホシの大リーグボール3号がBGMつきでゆっくりとバッテリー間を漂っている。

さて――
外を見たら、まだ冬将軍が精力的に暴れているようだ。
天気予報では今日はそろそろ退散することになっているので、それを待つ間に、私なんぞのnote記事にありがたくもコメントいただいているひとつひとつに目を通し、精一杯のお礼と交流のメッセージを書き込もう。
自分の中ではこの時間もとても楽しい (≧▽≦)♪

――と、そうこうしているうちに予定通りに冬将軍が今日の活動を終えて帰宅したようなので、本日2度目の雪かきへGo!

1回目の雪かきを終えてからまだ3時間程度しか経ってないのに、もう10cm以上積もっている。冬将軍、どんだけ元気やねん(^^ゞ💦

まあ、今日のところはコイツを片付けてしまえば終了のはずだ。そう思ったら、自然と雪かきにもラストスパート的な力が入る。
一日オフという心理的・体力的な余裕も大きい。

こうして2回目の雪かきを終えて自分の部屋に戻る。
手には本日1杯目のコーヒー。
自由に時間が使える日なので、すぐにnoteの記事にとりかかるのもアリっちゃアリだ。

が、普段、21:00過ぎからシンデレラにかけられた魔法が解けるてっぺんまでのタイムトライアルで記事を書いているクセがついているので、こんな午前中から記事を書け、と言われても――何かノらない。←わがまま

なので、普段は仕事の合間のスキマ時間や、昼休み、あるいは寝る前の深夜帯に回っている、note友のーともさんの記事を読む時間に充てることにした。いつもより余裕を持って時間もたっぷりとれるので、目のコンディションさえ許せば、かなり回れそうな気がする。
この時間も、自分の中では相当に楽しい(≧▽≦)♪

note友のーともさんの記事をいくつか読み、感じたことをコメントに残し、という時間を楽しく過ごしているうち、この日一番に心がほっこりする記事に出会えた。

リトさんの記事で、タイトルは『旦那とnoteとやりたいこと』。

もう、タイトルからしてセンスの塊だ(*´▽`*)🎵

私の中では『部屋とワイシャツと私』、いやいや『酒と泪と男と女』よりもハートに響くタイトルである✨

具体的な内容については、拙い私の言葉でくどくど語るよりも、実物を読んでもらうのが一番👆。
とにかく、カピカピでスカスカな私の心に、ほっこりと温かいものが湧き上がってくる。カッコイイ旦那さんやなぁ(*´∇`*)♪

居ても立っても居られなくなった私は、お買い物に出かけることにした。

いや、唐突になぜ?(・_・)? そう思われるかもしれない。

オフの日なんて、よほどのことがない限り日中は外に出ないおまへが、一体全体どうした風の吹き回しだ?
そう、自分の中のリトル松平 (Ⓒkojuroさん) もびっくりしている。

理由の第一は、たった今読んだリトさんの記事からちょっとした勇気をもらったこと。ワシもこんな器のデカい人間になりたいものだ (*´∇`*)♪
そう思ったのだ。
おおっ、何やら壮大な決意表明っぽいぞ。

理由の第二は、来月10日が使用期限となっている市のプレミアム付商品券がまだ1000円分未使用で残っていたということ。
なんだかんだいうて、あと三週間だ。年末年始のゴタゴタを考えたら、うかうかしているとあっという間にただの紙切れになってしまう。
おおっ、何やら話が急激にセコくなってきたぞ(・_・)

とまれ、意気揚々と自宅を出た。
まあ、勇んで出たところで、行き先はと言えば行きつけのセイコーマート、歩いてせいぜい10分ちょいといった片道旅程である。

出がけに隣の家の山田さん(仮名)とバッタリ。
「いつもありがとね~」と声をかけられた。
もう何年もやっていることなのだが、雪かきをする際には、自分の家の前の歩道部分はもちろん、両隣の家の歩道部分も雪かきしているので、それに対する労いの言葉だろう。

こちらとしては歩道部分は公共のものであり、みんなが使うものだし (何よりもまずこうして自分が使っている)、誰がやっても同じことなら自分のところをやったついでというか延長線上でやっているにすぎない。半ば当然のなりゆきなのだが、こうして改まって礼を言われると、恐縮する一方でやはり悪い気はしない。

なんか、今日は良い日だ(*´∇`*)♪

セイコーマートとは、個人的にお気に入りのコンビニである。採算度外視で全道各地の僻地の先の先まで店舗を展開する心意気も買っている。

何より、店舗備え付けのキッチンで作り、保温付きのショーケースで温かいまま売りに出されるホットシェフのカツ丼が絶品だ(*´∇`*)♪

当然、マストで買う。
なんだったら今日は気分が良いので、大盛の方を買う。普段は朝、昼、食べずに夜だけ食べる1日1食の私も、セイコーマートのカツ丼だけは別腹である。あとは、自分の中の免疫警察が暴走しないことを祈るのみ🙏。

「今、カツ丼祭りキャンペーン中なので、お茶つけますね♪」

なんと。
セイコーマートで定期的に開催されているキャンペーンちうだったか!
おおっ、綾鷹の濃い緑茶500mlが1本タダでついてきたぞ♪

やっぱ、今日は良い日だ♪(*´∇`*)♪
バイきんぐの小峠ことぅーげには悪いが、全く逆の意味で

✨なんて日だ!✨

そう叫びたい気分である。

主として、年末年始の非常食用としてストックする類のカップ麺や軽食類を中心に、両手がレジ袋で塞がるくらいに買い込んでしまった。
それでも、すこぶる気分がいい。
やはり、勇気をもって買い物に出たのは大正解だ。

往路にもまして意気揚々と帰路につくワタクシ。
両手は荷物で塞がってはいるが足取りは軽い。

ただ、そうした足取りの軽やかさとは裏腹に、昨夜から今朝にかけて降った20cmの雪のせいもあり、除雪されていない家庭の周辺の歩道は、まあ歩きにくいこと歩きにくいこと。

それでも一歩、また一歩と雪をかき分けるように進む。
10分そこそこの道程とはいえ、なるべく温かいうちに大好きな大盛カツ丼を食べたいところだし。

セコマから我が家までの約半分といったところだろうか、行く手にちょっとした雪の小山。
吹き溜まりのようになったところを除雪せずに放っとかれ、道行く人の足で自然に踏み固められると、時としてそういう山ができたりする。
こういう不自然な山は、両サイドが外側に滑りやすいので注意が必要だ。

しかし、こちとら3、4歳頃に北の大地に居ついてはや半世紀強、こんな雪道のワナはもはやワナですらない。
山自体の大きさがそれほど大きくなかったので、ここは一気に飛び越えることにした。
あらよっと。

――そして、世界が、天地が逆転した。

雪の小山を越えたその先には、10cm近い雪でカムフラージュされたツルツル路面の氷という、とんでもないワナが潜んでいたのだ。
軽快にジャンプして入り込んだ分、すっ転び方もたいそうダイナミックだった(>_<)💦。

とっさに身をよじったおかげで頭をダイレクトに打ちつけるという最悪の事態は避けることができた。

が、私にとっては、ある意味頭を打ちつけるよりも最悪な事態が起きていたことに気づく。

転倒した拍子に外れた遮光ゴーグルの右のつるの部分が折れてしまったのだ。これはマズい。マズすぎる。

私の眼は、とある疾病により太陽光線に極端に弱い。
適切な説明はなかなか難しいのだが、例えて言うなら、
普通の人の感覚だと、下敷き等のフィルター無しで直接太陽を見ると、とてもじゃないが目を開けていられないことと思う。私の場合、晴れた日の日中は、外に出るだけでその太陽直視のような感覚になっている、
かなりざっくり言うとそんな感じだ。
ましてや、冬真っ盛りの現状は最悪中の最悪だ。なぜなら、夏場にはない足下一面を覆う雪が太陽光線を見事に反射してくれよるから。

北風と太陽という寓話がある。
太陽は、その温かさで旅人を包み自ら外套を脱ぐよう仕向ける優しい存在だが、私にとっては苛烈な太陽光線で脆弱な眼を貫こうとする恐怖の存在でしかない。どんなに寒かろうが北風の方がよっぽど優しい。

そんな私のナイーブな眼を太陽光線から守ってくれるのが、今、目の前で無惨な姿をさらしている大事な大事な遮光ゴーグルなのだ。

ただ、破損しているのは右のつるの部分だけのようなので、ゴーグル自体を手で押さえていればどうにかなりそうではある。

駄菓子菓子だがしかしっ!(本日2度目)

そう、大量に買い込んだコンビニ袋2つ分の荷物で両手は塞がる。遮光ゴーグルを押さえてくれる第三の手などという都合のいいものは、ない。

助けヘルプを要請することもできない。
なぜなら、私は普段、携帯電話を携帯しないからだ。
何のための携帯電話なの!
そう妹によく怒られる。
いざという時困るでしょ!と。
まさにそのいざという時がやって来た。なるほど、確かに困る。大々的に困る。すまん、妹よ。君はこういうことを言うておったのだね。

とはいうても、路程的には全行程の半分くらいは踏破されている。普通に歩けばせいぜい5、6分というところではないか。

今の私は、つい小一時間ほど前に読んだ記事のおかげで勇気の塊になっている無敵状態だ。何の根拠もなく、ワシはやれる。やればできる子や!
そう、私の中のリトル松平 (Ⓒkojuroさん) が背中を強く押してもいる。

――よし、行くか。

ゴーグルを手で押さえつつ、フィルター越しの視界の向こう、雪の中に散らばった買い物荷物をかき集め、両手にしっかりと持ち直し、いったん目を閉じる。

ゆっくりと深呼吸をして精神統一、視界の前方が見えるか見えないかくらいのギリギリのラインで目を開き前方の視界を確認した上で一歩前進。

痛い。やはりゴーグルなしの素の右眼に、四方八方から襲いかかる冬の太陽光線は、予想以上に難敵だ。

だが、なんのこれしき。
痛みに疼く眼を閉じて再び精神統一。
薄目でもどうせ痛むのなら、いっそ思いっきり見開いて、その分、余分に進めないだろうか?

思い立ったら、まずはトライ・アンド・エラー。それが私のモットーだ。

今度はかっと目を見開き、一歩、二歩。
三歩目の前に膝から力が抜ける。
尋常ではない痛みが右眼というより右眼の奥の方で疼きまくる感じだ。
これはタマラン(>_<)

やはり、地道に行くしかないか。
急がば回れ。――そういうことだ。

薄目チラリ。一歩前進。痛い。止まって目を閉じる。深呼吸。

薄目チラリ。一歩前進。やっぱし痛い。止まって目を閉じる。深呼吸。

薄目チラリ。一歩前進。まだまだ痛い。止まって目を閉じる。深呼吸。

……むう。
これではまるで、

鬼がいない「だるまさんが転んだ」ではないか。


とはいえ、今の自分にできることは、この「ひとりだるまさんが転んだ」を完走することだ。鬼はいないが自宅ゴールはある。

右眼の奥でズキズキと疼く痛みの中で、頭の中では、またぞろヘンなフレーズが脳内再生され始めた。

だるまさんが転んだ
だるまさんがしゃがんだ
だるまさんが政治に口を挟んだ

ああ――懐かしい。もう30年以上前に見たアニメの中のセリフだ。

私の悪いクセのひとつとして、本格的にヤバいピンチにになると、まったくもって関係のないギャグや漫画のフレーズとかが不意に頭に浮かんでくることがある。ある種の現実逃避みたいなものかもしれない。
逆に言えば、今この状況は相当ヤバい状況ということか。


最初のうちは、これって何十歩くらいで家に着くかなぁ……なんて呑気に構え、せっかくだから――と歩数を数えてたりもしてたのだが、痛みに負けて30歩くらいから先はもう覚えていない。

いや、誰やねん、おまへ

頭の中で、小峠が笑いながら勝ち誇ったかのように叫んでいる――

なんて日だ!^m^


くそう、同じスキンヘッドのクセに、なんて嫌味な奴だ💢(T_T)←とんだ言いがかり

◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆

四苦八苦の末、果てしなく続くかと思われた「ひとりだるまさんが転んだ」を完走して、私は家にたどり着いた。
歩いてせいぜい5、6分の距離を、たっぷり1時間以上かけて。

安堵の中で、もうすっかり冷たくなったホットシェフのカツ丼を食べる。
よりにもよって大盛ときたか……。
でも、冷めても美味しい、それがセコマのカツ丼だ。
その傍らには、キャンペーンでもらった500mlの綾鷹濃い緑茶。
よりにもよって、こちらも冷たいお茶か……。

でもまあ、今日は己の限界に挑めた有意義な一日であった。
そういうことにしておこう( ̄∀ ̄)

おかげでこうしてひとネタ書けたわけだしw

今回、記事中にチラホラ出てくるnote友のkojuroさん風に言うなら――



これで、いいのだ。←いいのか(・_・)

◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆

今日の〆の一曲は、野猿で『SNOW BLIND

ま、普通の人にとっては心地よい眩しさをもつ雪景色の白✨⛄✨

ワタクシにとっては、ただひたすらに拷問でしかない、
四方八方からの太陽光線という四方発砲(>_<)💦💦


おっと、今宵ももうこんな時間だ。今日もマジ、ギリギリだわ(^^ゞ💦

そんなこんなで、
明日も、なるべく多くの人が
勇気をもって己の限界に挑める、そんな勇気に溢れた一日でありますよう✨



■ おまけ

今回の画像しりとり列車 (171両目) の前の車両です。タイトル「魔球」と下のネタ画像で、なにこれ?て引っかかりを覚えた方がおられましたら、時間が許すような時にでも、覗いてみてやってください。


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