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しょうゆ顔                ――画像しりとりはじめました(#195)

(#195) 適材適所→「しょ」→しょうゆ顔

うすすぎる



ていうか、マヌケすぎる^m^
……そもそも、これってしょうゆ顔か?(・_・)?

◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆

しょうゆ顔、ソース顔という顔の分類法が世間さまで言われだしたのは、1980年代の頃だったか。確か、タモリあたりが、西洋風や東南アジア風の濃ゆい顔立ちをソース顔、涼しげで薄い顔立ちをしょうゆ顔、と言い始めたのが始まりだった気がするのだが、ルーツはともかくこの「ソース顔」「しょうゆ顔」という言葉は、そろって1988年の流行語大賞の大衆賞を獲得している。

ちなみに、当時の「しょうゆ顔」の代表が少年隊の東山紀之ヒガシで、「ソース顔」の代表が少年隊の錦織一清ニッキだった。
――植草克秀カッチャンの立場は一体全体どこに?(・_・)

いつの間にか、かように市民権を得られた形の「しょうゆ顔」に「ソース顔」。あれからざっと30年ほど経っている今、その分類に変わりはないのだろうか?

そう思って調べてみると、まあ、あるわあるわw
正直、しょうゆ顔とソース顔があるのだから、「塩顔」くらいは当然あるだろうなぁ……漠然とそう思ってはいたのだが、こんなにもたくさんあるとは思わなんだ^m^

  • しょうゆ顔……THE 日本人。クセのない顔。小顔で彫りが浅く唇が薄い。

  • ソース顔……日本人離れした濃ゆい顔立ち。くっきり二重で彫りが深い。

  • みそ顔……ほんのり濃くてまろやか。ソース顔より濃さがなく和風の要素も持つ。

  • 塩顔……あっさり淡泊。一重か奥二重のスッキリ目元。鼻が高く色白で輪郭がシャープ。

  • マヨネーズ顔……ほど良い甘さの中に溶ける爽やかさ。少年らしさと大人の色気が混ざった顔立ち。

  • ケチャップ顔……しょうゆより濃くてソースより薄い。ソース顔に日本人らしさが加わった感じ。目鼻立ちはある程度はっきりしつつもあっさりとした顔立ち

  • 酢顔……究極のあっさりフェイス。目は一重で細く、色白でパーツはどれも薄め。

  • 砂糖顔……甘さたっぷりキュートな童顔。目がクリクリ丸く輪郭も丸め。

  • オリーブオイル顔……オイリーだけどフレッシュ。

まあ、調味料がベースにあるのだから、さしすせそ (*1) の残り、砂糖の3つは鉄板だろうなあ……てなトコまでは想定内だった。あとはせいぜい、しょうゆと塩がそろってるなら味噌も入れなきゃラーメン好きの名がすたるってもの (いや、よくワカランが)。

それが、ケチャップマヨネーズ、挙句の果てにオリーブオイルときたもんだ^m^

*1:さしすせそ:料理における「さしすせそ」とは、和食の基本となる5つの調味料のこと。
さ……砂糖
し……塩
す……酢
せ……醤油
そ……味噌
「せ」が醤油の旧仮名遣い「せうゆ」からきているのがちょっとだけトリッキーだが、覚え方としてはこの上なく覚えやすい。
 また、この「さしすせそ」は、単に覚えやすくするだけではなく、煮物などの和食を作る際に入れる調味料の順番をも示している。

定番のしょうゆ顔・ソース顔ツートップに加えた、これら合計9つもの顔分類。簡単な特徴も上記のとおり併記してみたが、正直、その特徴がピンとこないものもある。

例えば、マヨネーズ顔の「ほど良い甘さの中に溶ける爽やかさ」。なんか、思わずその後に「それでいてしつこくなく」とか反射的につなげたくなるような、『美味しんぼ』の世界観 (笑)。
少年らしさと大人の色気が混ざった顔立ち」も、急に表現が抽象的になってるし^m^

オリーブオイル顔の「オイリーだけどフレッシュ」あたりも、オイリーならその時点でもうフレッシュじゃないような気がするのは私だけか?。

みそ顔は、ソース顔より濃さがなく和風。
ケチャップ顔は、ソース顔に日本人らしさが加わった感じ。

……って、ほぼ一緒やん。(・_・)


そんなこんなで、どうも今ひとつモヤモヤが止まらない。
これら9つの分類のそれぞれに、芸能人や著名人で言えば誰なのか、を当てはめてみたりしたら、分類それぞれの特徴がはっきりしてくるだろうか。

というわけで、それぞれの代表選手を検索してみた――

  • しょうゆ顔……向井理、佐々木蔵之介、二宮和也

  • ソース顔……阿部寛、長瀬智也、北村一輝

  • みそ顔……渡辺謙、池内博之、坂口憲二

  • 塩顔……高橋一生、坂口健太郎、星野源

  • マヨネーズ顔……国分太一、岡田将生、稲垣吾郎

  • ケチャップ顔……斎藤工、要潤、竹野内豊

  • 酢顔……藤原基央、森山未來、井ノ原快彦

  • 砂糖顔……小池徹平、神木隆之介、千葉雄大

  • オリーブオイル顔……速水もこみち、木村拓哉、中村倫也

んー……具体例が出てくると、多少はイメージしやすくはなるか、確かに。

ただ、阿部寛あたりはソース顔では断トツに出てくるが (笑)、その一方でオリーブオイル顔にも上位に顔を出す等、ここまで顔分類を細かくすると、被ってくるものも当然のようにチラホラ出てくる。

だから、結局のところ、しょうゆ顔とソース顔の二択でわちゃわちゃ言ってた頃のシンプルな味わいはもうないのかなぁ……
ついついそんな風にたそがれたりもする、四捨五入すりゃ還暦を迎えるおっさんの戯言(・_・)

ちなみに、この「調味料的顔分類」は、10個の質問からどの顔の分類に当てはまるのかを示す「調味料顔診断」というものがあったので、参考までに👇

一応、自分でも試してみた。
結果は――

塩顔

……むう(・_・)
生まれてこの方、自分では
彫りの深さは縄文顔だが一重瞼は典型的な弥生顔
というミックスジャパニーズのうすめソース顔だと思っていたのだが……
これからは、あっさり塩顔と自称せねばならんよーだ( ̄∀ ̄)

ちなみに塩顔の特徴と「顔診断」は――

あなたは、あっさり淡泊な「塩顔」。色気をまとうのが特徴で、ふとした表情にドキッとする異性はきっと多いはずです。

また、中性的な顔立ちで喜怒哀楽の表情を掴みにくいため、何を考えているかわからないと言われることも……。そんなときは、表情ではなく言葉で自分の意見をはっきり主張して。

顔とのギャップが作用し、いざというときに発する言葉は、より多くの人に刺さるはずです。

――だそうだ。(・_・)

  • あっさり淡泊な「塩顔」……いきなりで悪いが、ワシの顔のパーツで「あっさり淡泊」な部分なんて、それこそ一重で腫れぼったい目くらいやぞ。てか、一重は「あっさり」でいいが、肉厚で腫れぼったい、てのはどう考えてもあっさりというより「こってり」だ。

  • 色気をまとうのが特徴で、ふとした表情にドキッとする異性はきっと多い……まあ、大学時代の仇名が「性帝サウザー」だったくらい、普段からエロい妄想にかけては人一倍たくましいのは事実だから、それが滲み出ているというのならそうかもしれない。ただ、それって本当に色気なのか?(・_・)?ドキッとするのは、ある日森の中でバッタリくまさんに出会った時のドキッぢゃないのか? だとすれば、それはもはや犯罪である。

  • 中性的な顔立ち……ヒゲを筆頭に体中の体毛という体毛が濃ゆいワタクシの顔立ちの、どこに中性的要素が潜んでいるのかは不明。あ、もしかして「中世」的か? それならまあ、なんとなくナットクだが^m^

  • 喜怒哀楽の表情を掴みにくいため、何を考えているかわからない……ようやく自他ともに納得できる要素が出てきて、ちょっとだけホッとする。そう、ワタクシ、よほど気の置けない人が相手でない限り、能面のように無表情になる、と言われる。17歳から、曲がりなりにも接客業に従事していた期間もそこそこ長いので、作り笑いや営業トークはそれなりにできるが、プライベートでいったんスイッチオフにすると、そこにいるのはほぼデスマスクだ。

  • 顔とのギャップが作用し、いざというときに発する言葉は、より多くの人に刺さるはず……「おれは性帝サウザー! 南東北西の帝王! 退かん! 媚びん! 省みん! 性王には逃走しかないのだーーっ!」(*2)……………これって、刺さります?(・_・)?

*2:おれは性帝サウザー! 南東北西の帝王! 退かん! 媚びん! 省みん! 性王には逃走しかないのだーーっ!:私が大学のクラスで「性帝サウザー」という称号を賜り、そう呼ばれるようになった頃に、面白がって実際に決め台詞にしていたフレーズ。
 特に、クラスでコンパやるか、という話になった時、週6で夜の仕事をしていた私はほぼ参加できないので、この決め台詞を絶叫して教室からハケていく、までが1パッケージだった^m^
 ちなみに、『北斗の拳』の聖帝サウザーのオリジナルのセリフは以下のとおり。
おれは聖帝サウザー! 南斗六星の帝王! 退かぬ! 媚びぬ! 省みぬ! 帝王に逃走はないのだーーー!

ちなみにこの「調味料顔診断」、自分ではいささか納得しかねる予想外の結果が出たため、日を置いて再度チャレンジしてみた。
すると、途中で前回とは違う設問が出てきたので、おっ? これは――やはり、前回の診断は違ったのか。そうであろう、そうであろう(⌒~⌒)♪

そして結果が出た――

塩顔

……(・_・)💧
私は、どうやっても塩顔らしい。

さて、あなたは、なに顔ですか?^m^?


絶対、広告向きぢゃないヤーツ
そない気張るなよ。早死にするぞ
……て、早死にしたか(・_・)


……そういえば、ひとり忘れ去られていた少年隊の植草克秀カッチャンって、現在の9つの分類だとなに顔なんだろう?(・_・)?

◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆

今日の〆の一曲は、ミドリカワ書房で『顔2005

ざっくり言うと、顔にコンプレックスを抱いているが、整形手術を決意する曲。
歌詞は若干ナニだが、曲自体はごっつカッコよい(o^-')b♪
個人的には、2サビ後のサックスソロ👉ギターソロがめっさ感情を盛り上げてくれるので大好きなのだが、それに酔いしれているうち間奏明けのラスサビの入りにいつも失敗する(^^ゞ💦

ちなみに、個人的にミドリカワ書房で一番好きなこの曲は、当然カラオケでもよく歌うのだが、いつぞや某カラオケボックスにて、2サビの

パパにはまだ言わないでおいてね 明日私が自分で言うから

――のあたりを気持ちよく熱唱しとるトコにドリンクを持って入室してきたタイミングの悪い店員さん。
一瞬、面食らったような顔と目が合ってしまい、その後、持ってきたドリンクをテーブルに置く間、整形手術をどうしたこうしたとさらに熱唱を続けるワタクシの歌を嫌でも聞かざるを得ず、小刻みに肩を震わせながらそそくさと退室していった……。

1曲目からこんなのを選曲した私の責といえばそれまでなのだが、そこはそちらもプロとして、平静を装いきれる根性を見せてほしかった。

いつもなら、40曲歌い終わった折り返し地点で何か食べ物をオーダーするのがルーティンなのだが、もしかしたらまたあの店員さんが来るかも……と思ったらなんとなくしのびなくて、その日は何も食べずに後半40曲に向かっていったっけ。

少々苦い思い出である……( ̄∀ ̄)

なお、この『顔2005』には、後日談の曲がある。
それが、2枚目のアルバム『みんなのうた2』に収録されている『』。

首尾よく整形手術に成功して美貌を手に入れた主人公の伸子しんこ(仮名)。
以前の顔の時には振り向きもしてくれなかった男たちが次々に彼女に言い寄ってくるが、結局、そんなうわっつらだけに惹かれて寄ってくる男たちから得るものなどなく、ただ虚しさが募るばかり……
という、なんとも示唆に富んだ皮肉な曲になっている。

『顔2005』を歌ったら、続けてこの『心』も歌いたいトコなんだけど、この『心』はカラオケ未配信なのよねー(*´Д`)

おっと、今宵ももうこんな時間だ。
今日もてっぺん超えちゃったね( ̄∀ ̄)💧
まあ、いろいろあったからね^m^ でもまあ、これだけ冷え込んでると (まだ-10℃かい……) 頭も自然とシャキッとするっとものよ☆


そんなこんなで、
明日も、なるべく多くの人が
顔や見てくれもけっこう大事やけど、それもこれも内面伴ってのことやで♪
――という一日 (どんな一日だw)でありますよう✨✨



■ おまけ

今回の画像しりとり列車 (195両目) の前の車両です。タイトル「適材適所」と下のネタ画像で、なにこれ?て引っかかりを覚えた方がおられましたら、時間が許すような時にでも、覗いてみてやってください。

■ 参考 ■

先生、黒板が見えませ~ん

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