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心筋梗塞             ――画像しりとりはじめました(#63)

(#62) 心霊写真→「しん」→心筋梗塞

AEDをかけられてから、かれこれ5分、
ずっとこんな感じで、とにかくうるさい( ̄∀ ̄)


 とりあえず、心臓が止まりかけてんのに大声で叫ぶというあり得ない暴挙はやめていただきたい( ̄∀ ̄)
 てか、こっちは助けようと必死になってんのに、JOJO風に言えば
「無駄、無駄、無駄ァーーーッ!!」とでも言わんばかりの、その巨大な態度と言動、おおよそ助けてもらっている立場のそれではない。
いやホント、「クワッ」ぢゃねーし。


 この「クワッ」てなってる人物、このしりとり企画ではちょくちょく出てくるアニメ・漫画『北斗の拳』の登場人物で、名前はシン。

 南斗聖拳の使い手であり、ケンシロウが最初に戦った強敵である。
――ていうか、『北斗の拳』が短期で連載終了となった場合、このシンがラスボスになる予定だったとか。

 幸いにして『北斗の拳』が人気を博し、連載続行となったのだが、ヘンな意味でそのあおりを食らったのは、このシンかもしれない。

 彼のポジションは、ケンシロウの婚約者ユリアを奪い凶悪無比な暴力組織「KING」を統率するラスボスから、南斗聖拳の数多存在する使い手の一人にして、ケンシロウが成長していくその過程での踏み台のひとつ、へと変化したのだ。

 シンの悲しさはこんなところにもみてとれる。
 彼は一応、南斗聖拳の使い手、しかも「南斗六聖拳」という南斗聖拳のトップにあたる六つの流派のひとつの伝承者なのだが、その他の南斗六聖拳伝承者たちが、
レイ……南斗水鳥拳
ユダ……南斗紅鶴拳
シュウ…南斗白鷺拳
サウザー…南斗鳳凰拳
と、皆、南斗六聖拳の正式伝承者として伝承すべき「拳法」を持っているのに、シンにはそういう固有名がついた拳法がないのだ(T_T)。
ただの「南斗聖拳のシン(*1)」なのだ。
悲しすぎるぞ、シンっ!
そりゃやさぐれたくもなろう。心臓が急に止まったって素直に治してくれ、なんて言えないよな。強がってつい言っちゃったんだよな。
「その程度で、おれの心が動くと思っているのか~」
って( ̄∀ ̄)。

*1:ただの「南斗聖拳のシン」:2005年にセガがリリースしたアーケードゲーム『北斗の拳』では、ひとりだけただの南斗聖拳のシンでは格好つかなかったと見え、シンも「南斗孤鷲拳」という、いや「鷲」がシュウとかぶっとるやん…とツッコみたくなる、とってつけたような、いや確実にとってつけた拳法名が与えられていた。……かえってむなしい、と感じてしまうのは私だけだろうか?

 話題は変わってしまうが、『北斗の拳』の初期のライバル関係、ケンシロウとシン、この両者をアニメ版で演じた声優に関して、ちょっとオモロいシンクロニシティがあったので参考までに。

 アニメ『北斗の拳』が放映開始される3年前の1981年から放映されていたアニメ『うる星やつら』の主人公の一人、諸星あたると、いろんな意味でそのライバルとなる財閥の御曹司・面堂終太郎。

 この諸星あたるをアテている声優さんが古川登志夫で、面堂終太郎をアテているのが神谷明である。

 一方、『北斗の拳』でケンシロウをアテているのは神谷明であり、シンをアテているのが古川登志夫なのだ。

 そして、この二つのライバル関係には、その間に1人の女性が介在する。ケンシロウとシンの間にはユリア、諸星あたると面堂終太郎の間にはラムというそれぞれの作品のヒロインが関わっている。

 さらに、ユリアはケンシロウ(神谷明)を愛し、ラムは諸星あたる(古川登志夫)を愛する、という「ねじれ」を起こしているのがまたオモロい^m^。

 シンのセリフに
「ファハハハハ おれを倒してもユリアはもういない これできさまの執念も目的も半減したというわけだ!!」
というのがあるが、これをそのまま『うる星やつら』に転用し
「ファハハハハ おれを倒してもラムはもういない これできさまの執念も目的も半減したというわけだ!!」
と高笑いする諸星あたるを想像すると、なんかちょっぴりシュールな世界
( ̄∀ ̄)


 さて、今宵のラストナンバーは、頑なに動かないシンの心臓ハートへ捧げる鎮魂歌レクイエム
今週の5曲目、THE SCARLETで『HEARTS

 とりあえずオサレさんです(*´∇`*)♪
 これを聴いたら、南斗聖拳のシンも少しは落ち着くかもしれない( ̄∀ ̄)

 英語詞なので、一応、歌詞も。
(毎度のことながら、ミススペル等発見された方がおられましたら、こっそり教えてもらえると嬉しス)

Is everything all right
I just call to say how last
I feel without you
Miles away
I reqally can't believe I'm here
And how I still care about you

*Hearts can break
 Never mend together
 Love can fade away
 Hearts can cry
 When love won't stay forever
 Hearts can be that way

Is everything the same
Do you ever think of me
And how we loved one another
Will you change your mind
Will you want me back again
Or have you found yourself a new lover

*repeat

Is everything O.K.
I just thought I'd write a song
To tell the world how I miss you
'Cause each and every day
I think of all the words I never said
And all the chances that I took

*repeat

Hearts can be that way
Hearts can be
Is everything all right

  アーティストのTHE SCARLETは、普通のバンドではなくダンス・プロデューサーが何人か寄り合って結成されたグループであり、ジュリアというゲストボーカルを歌い手に招いて上記のサムネに見えている『STILL FIRST』というアルバムを1枚出している。
 この年代がストライクでダンスチューン好きの方は
WHAM BAM (SHANG-A-LANG)』(邦題:哀愁のワンバン)
というそこそこノリノリの楽曲の方で、ああ、なんとなくあった、あった♪と思い出されるかもしれない。

 なんか、今回ちょっと調べてみたら、このアルバムも、シングルカットされた『WHAM BAM (SHANG-A-LANG)』も、どちらも仲良く廃盤になっていた(*´Д`)。……まぁ、1997年リリースだもんなぁ。両方とも、大事にしよっと(*1)

*1:大事にしよっと:アルバム『STILL FIRST』の方は、amazonでは中古で今日(2022年9月1日)現在、あと3枚売りに出されているので、絶対入手できないというまでの絶滅感は今のところないもよう。
 あとは、SpotifyやAmazon Music等のサブスク(有料の方)には登録されている可能性も微レ存。

 おっと、今宵ももうこんな時間だ。やさぐれたシンの心を動かすのは、どうやらAED講習を20年ほど前に受けた(1回)この私の使命のようだからな。行かねばなるまい。

 そんなこんなで、
明日も、なるべく多くの人が
感動したら素直に心が動かされる、そんな一日でありますよう💛


■ おまけ

 今回の画像しりとり列車 (63両目) の前の車両です。タイトル「心霊写真」と右下のネタ画像で、なにこれ?て引っかかりを覚えた方がおられましたら、時間が許すような時にでも、覗いてみてやってください。


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