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結局、わたしはやっぱり「はたらく」がすき。

これまでのNZワーホリnoteはこちらから。





そのままの声を残す。

わたしの日々のアウトプット方法を模索する中でひとり語りラジオが現時点のしっくりくるアウトプットな気がしている。

日々生きていると流れていってしまうような、あるいはだれにもいえないけれどたしかに感じている自分の感情をはきだし、残しておく場所として。
文字で書くよりもわたしにとってはハードルが低くて、気が向いたときにやれる。
溢れたものをあふれるままに残せる。
リアルなそのときの感情がそのまま流れ、ちゃんと残っているのがいいなというか。
より素なわたしがここにいる感じ。

そのときそのときで自分にとってしっくりくるものを選択していけたらいいなぁとは思うけど、自分の中にだけ留めておくこともできるけど、外に出して見ることでこれを聴いてくれたり見てくれただれかと話せることもまたわたしにとってはうれしいというか楽しみでもあるし、わたしのなにかがだれかのなにかにつながればやっぱりうれしい。

だから、自分のうちにあるものを開いて置いときます、そんなきもち。
必要なときに必要なひとたちに届きますように。
わたしもそうやってたくさんのひとのことばや表現を受け取って共感したり学んだりしながら、それらに救われたり、支えてもらったり、考える機会をもらったりしてきたから。


Dream Lifeに出会ったファームステイ

予定当初より一週間ほど早めに仕事を切り上げ、残りの一週間はファームステイをすることにした。
これもまた、わたしはどうしてニュージーランドにワーホリに来たんだっけ?を改めて問い直したときに浮かんできた、わたしがやりたいことのひとつだった。
この滞在先が本当に素敵だった。

とれたてたまご
初仕事はお部屋に飾るお花を選んでいけることだった。
なにをしてもやさしく、褒めてくれる心の器がおっきなホストマザー。
お庭にはたくさんの果物。とれたてのいただく。
ホストマザーのお庭はお話に出てきそうなすてきさ。
お庭にいるひつじさんたち。


自分たちの暮らしを自分たちの手でつくる。

おうちのなかにはホストマザーとファザーのてづくりのものでいっぱい。


無駄にしない、全てを生かす。


朝漁にいって、午前中はみんなでさばく。さばいたあとにのこった血や骨も畑の栄養になる。


それを分け与えられる心と時間の余裕。

なにが自分にとってのしあわせかを知っていること、とてもゆたか。
ホストマザーてづくりのシリアル。何を食べるか。たべるもので体はつくられる。
ホストマザーのキッチンは魔女のおうちみたいでときめく。
雨の日はクリスマスクッキーを焼いた。


レッドクローバーのお茶。
マヌカハニーのお茶、夢中になって時間を忘れてつんだ。


いつかこんなふうに暮らし、生きたいなと思えるモデルにまた出会えた。
大人が楽しんで生きてるってやっぱりいい。

お昼の後は1時間ほどお昼寝休憩がある、そのあと少し働いて、15時には仕事を終えて、そのあとはみんなで川に泳ぎに行く。冷たい水が気持ちいい。

ご縁に導かれて。

そして、クライストチャーチに移動。
ここでは、働いていたlodgeにたまたまお客さんとしてこられていた日本人の方がおうちに招いてくださり、滞在させていただいた。

音楽と本が大好きなご夫婦で
奇遇にもわたしの好きが重なりまくり、至れり尽くせりで
本当に心地よく過ごさせていただいた。

お話ししたのはほんの数分だったのに、こうやってご縁がつながってよくしていただいて、本当に感謝感謝でしかない。
おふたりの生き方やお話、姿からもたくさん学ぶことがあった。

ご自慢のジャズバーに招待していただき素敵な夜を過ごしたり、お気に入りのクロワッサンをお外で朝ごはんでご一緒したり、ここに暮らしているからこその素敵なところをたくさん満喫させてもらった。また帰ってきたくなるほど、そのまちを好きになるのはそこに暮らす人たちのやさしさやあたたかさに触れるからこそだと思う。


またクライストチャーチに住まれている教育関係の方にもお会いしてお話を伺った。
休むを学ぶ。たっぷり休むからこそまた内側から学びたい、学校に行きたいという気持ちが湧いてくる。
そのタイミングがくるまでとことん待つニュージーランドの教育スタイル。
大人がまず楽しんで生きて休んでみせること。

いい図書館があると住みたくなってしまう。
この本屋さんも素敵な方だったな〜〜いつかこんな自分の好きな本を集めて本屋さんか図書館を開きたい。
おすすめしてもらった美術館がとてもよくて二度も行った。
ひとの日常のくらしが垣間見えるような作品が好き。


教育から離れた仕事をたくさんした期間でもあったこのワーホリ期間。
でも、やっぱりわたしはひとが生きるプロセスに関心があるみたいだ。

いつかわたしもまた何かのカタチでいただいたものをまただれかにつないで、返していけるようになりたい。



世界は美しい

そのあとは旦那さんと南島旅へ。
南島の美しさをたくさん味わった。
美しいものを見たときって本当に言葉が出てこないもの。
電波がないところも多く、いい意味でデジタルデトックスの期間でもあった。
写真や動画では残せない、この目でしか見れない、心でしか感じられないものがあるなとただただ、この世界の美しさを心から味わう日々でもあった。



6ヶ月、一旦、働くをリセットして、ニュージーランドでワーホリをしながら
海外で働く、暮らすということにチャレンジしてみた。

その中で感じたのは、なんだかんだやっぱりわたしは働くことが好きなのだということ。
そして、その働くを楽しむためにはわたしなりの条件があるということもわかってきた。

・だれと働くか(頼り頼られる、自分の想いを話せる信頼関係大事。)
・働くと休むのバランス(理想は8時から働き始めて15時には終わる、そのあと自分の好きなことをしたり休んだりする余白時間がたっぷりある)
・働くを通して自分の好きやいいなを共有できて、だれかの役にたてている、喜んでもらえているなという実感や手応えがあること


1月から念願のフォルケホイスコーレでの学びがはじまる。
ここから6ヶ月は働くをお休みして、学びにどっぷり浸かる時間。
さて、ここでもまたわたしは何を感じ、考えるのか、楽しみだ。

人生のなかで少し立ち止まって寄り道する
そんな選択肢があることで
どんな変化がわたしに訪れるのか。
わたしの人生実験の日々は続く。

世界は美しくて、広くて、おもしろくて、不思議だ。
きっとすべてを知ることはできないけれど
その世界の美しさ広さ、不思議さ、面白さを自分の目で見て肌で感じて味わうためにわたしは旅にでた。

心赴くままに生きてみる。
心がたくさん動き、揺さぶられること
そんな時間と経験と出会いがあることが
きっとわたしの今をゆたかにし、
わたしの内側を耕し、
これからをつくっていくのだと思う。
そんなことを思いながら。

2023年、大きな決断と行動をしたからこそ見えた景色
わたしの人生をともに彩ってくれたすべての出会いと時間に感謝して。

2024年もみなさんにとって幸多き日々となりますように。


2023.12.22.


これを書いて、下書きにおいたままにして
気づけば2023年最後の日を迎えている。
あれからわたしはポルトガルで家族とクリスマスを過ごし、それからフェリーでスペインに寄り道、オランダ、ドイツ、最終目的地デンマークへと少しずつ北上している。

今年は2024年をドイツで迎える。
憧れのユーロトレイルでのヨーロッパ旅。
初めての海外での年越し。
来年の今頃はどこにいて何をしているか、想像もつかないこれからに不安も大きいけれど、きっと自分の心おもむくままに、あせらずきちんと向き合って、ひとつひとつの選択をしていけば、道は自ずと開けてくるということをこの1年で学んだ。
だから、きっと2024年もいい一年になるはず。
それでは、どうぞ良いお年をお迎えください。

2023.12.31.
ドイツに向かうユーロトレイルにて。

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