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人生につまずいても 誰も責めないで
頑張った分は 必ず 報われると信じて

闇を歩き続けるような 孤独な日々を送っていても
一度 歩いたその道を失うことはないから

ごらん、空は青いよ 雲は 笑っているよ
そうさ、耳を澄ませよう 感じるものがあるだろう

もう 抱えきれないほど 困難が続いても
心に誓ったこの道を ひたすら歩いて行くだけ

誰にも 勝とうとしないでいいから
自分だけには 負けずにいよう
止まらないさ 休まないさ
やるべきことがあるから

ごらん、空は広いよ 星は瞬いているよ
そうさ、目を閉じてみよう 感じるものがあるだろう

愛して 愛されていこう
愛を 選んで生きていこう
空は ずっとずっと昔から
そう歌っていたんだ

詩:なかむら 詩子

※3箇所修正しました(2021.8.18)

この記事は、上記の企画に投稿したものです!(私もボブ・ディラン大好きです!)「100人いれば100通りの愛し方がある」本当ですね。愛には様々な色合い、風合い、表現があります。だから、おもしろくて素晴らしいんでしょうね。

この詩は、投稿用に少し変えはしましたが、自分が作曲した「空」という歌の詩なんです。ユニークな表現の歌だったので、昔、自分の朗読ライブの最後に歌いたいと、この歌を歌ってくれた人がいましたね。

あと10年以上も前のことですが、アフリカ関係の非営利団体さんがこの歌をスワヒリ語にして、アフリカで販売してみたいような話がありました。そんな上手く行くはずもなく、形になることなく終わりましたが、現地の人たちが、現地の言葉で歌ってくれたデモ音源を聴かせてもらったとき、彼らが歌いあげる「空」は、私が想像していた「空」を遥かに超えてきて、そこで(あっ、空ってこういうものなんだ…)とハッと気づかされたという経験をしました。

私が普段見ていた"空"は、本当の"空"ではなかったんだなと思ったんです。アフリカの人たちが歌いあげる空は、色彩も鮮やかで、力強くて、魂があって、生きている喜びがあって……。

知らなかった本当の空の美しさに、魂からの喜びと表現に、涙が出るような、胸が締めつけられるような、思わず祈りたくなるような気持になりました。

大自然の雄大さに、まるで人格があるように感じられたのは、この世の中が「愛」でもって動かされている証拠なんだろうな……と実感したんです。それは、どんな学術書、哲学書、文学、読んでも輪郭を正確に捉えることができなかった圧倒的な実感でした。

またそこで生きる人間の強さ、しなやかさときたら!愛って、私たちが想像しているようなひ弱な美学から生まれるものではなく、もっと強くてしなやかで、簡単に超越していくようなテレパシックなパッション、エネルギーなのだと信じています。

だから、愛すること、愛されること。追求して生きていきたい。そこを目指して、どんな困難も乗り越えてみよう。この詩には、そんな想いが込められています。

お読みいただき、ありがとうございます!

🌈ボブ・ディラン歌ってみました🎸

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