コロナのホットスポットで
今日イギリスのコロナ死者数がイタリアのを上回ったらしく、イギリスが世界で2番目に死者数の多い国となった。
毎日どんどん増える死者数を見ていると、気分が落ち込むので、
あまり死者数は見ないことにしていた。
今日はティーチングがないのでボイスオーバーや作曲など、他の仕事をする日。
今回のボイスオーバーは自撮りでセリフを言う特殊なものなので、
自然光のなか撮影すべく、窓辺に座っていると、
ババババババババ!!!
う、うるせー!
ヘリコブターかいな!!
過ぎ去ったので、再開しようとすると
…ババババババババ!!!
また??!
同じのだろうか、新しいのだろうか
見上げてみると、救急用のヘリコプターだ。
とにかく飛んで行ってはまた現れるので、
道行く人も動画を取ったり、指差したりしている。
ようやく過ぎ去って動画を撮り始めると、
今度は救急車が…!!!
ただ、救急車は最近何回か見たが、サイレンは聞いたことがない。
ロックダウンの影響で、道が混んでいないから音を出す必要がないのかも知れないが、
何度も見ているとこれもまた不安になり気が滅入るので、サイレンが無いのが有り難い。
でも、ヘリコプターと救急車がこうも続けば気になるので、ニュースを見てみると、
イギリスの死者数がイタリアを上回ったというニュースに出くわしたのである。
さらに、私の住んでいるノースウェスト(ロンドン北西エリア)は、
コロナのホットスポットになっている
というニュースまで見てしまった。
さて、
そう言われても、特に私に出来ることは限られているのだが、
とりあえず、明日の朝行こうとしていた、日系スーパーには行かないで置くことにする。
死者数が多いというのは、感染者数が多いというのよりもはるかに信頼できる数で、深刻だと思う。
感染者数がイタリアの方が多いのに、死者数がイギリスの方が多いというのは、医療制度がそれだけ脆弱ということな気がする。
感染者数をカバーするテストが十分行われていないか、
もしくは、
感染者の数が実際に少なかったとしたら、救える能力がイタリアより低いか
ということに、なるんじゃないだろうか。
そう思うと不安だけど、
今政府が進めようとしている、緩和の方がもっと不安だったりする。
仮にこれで学校が開校になったとしたら、
私は働きに行くことになるんだろうか。
そして、優しいおばあちゃんの先生も、学校に教えに来るんだろうか。
絶対にリスクをおかして欲しくないし、行きたくない。
でも、こんな中、政府は収入ロスの最大8割をカバーするという割合を下げようとしてるらしい。
私は去年引っ越したところで元々もらえないから変わりないが、
収入のために、否応無しに来なくては行けなくなる人たちはどうなるんだろう。
私は今の職場が好きだし、この仕事のためにたくさんリサーチもしてるし、バイオリンも練習してるが、
第二波が来る可能性が高い中、喘息もある中、
はっきり収束か分からない時点で、
今のところ感染者が少なくなったので、開校になりました。
と、もし言われたら
オンラインで出来ないか頼んで、無理なら残念ながら辞めるだろう。
生きてたら仕事なんていくらでも見つかるし、
仕事がなければきっと作るだろう。
…とは言え、収入が厳しくなれば、精神的にも安定しなくなるだろうな。。
今は前より値下げせざるを得なかったものの、オンラインで仕事が続いているが、今後もそれが続くことを願っているし、
早く収束して欲しいと願うばかりだ。
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