Who am I? 私は誰？

先日お仕事で海外ルーツの方々を支援する
NPOの方と打合せをした際に
海外で高校・大学時代を過ごした自分が
たまに日本で居場所がないと感じたことを
少し思い出しました。

中学卒業と同時に入ったアメリカの女子高での
文学の授業中にあったトピックス

- Who am I?

それはいまだに自分に問いかける言葉だったりします。

日本よりも確実に多種多様な人たちが集まっているアメリカ。
そこでは自分のアイデンティティを問うエッセイを
書かなくてはならないという授業がありました。

「1976年10月12日に生まれた日本人の女の子」

そんなことが聞きたいわけではないよ、と
ヒアリングが未熟な私でもわかるように
ゆっくり先生が教室で言っていたのが聞こえました。

そうか。私をつくっているエレメントは
「日本」とか「女子」とか「何歳」とか
そういったものではない。

それは
　今まで出会った人たち。特に親に友人たち。
　主人に自分や近所の子供たち。

はたまた
 　本。

それとも
　音楽。

少しずつ絡まって私という人間が
形成されているのだなと
当時も考えたけれど、今も考えてしまいます。

その度に新たな自分を見つめ直す
そんな時間になります。

忙しくても是非その時間は
自分のこれからの為にも
必要な時間だと思うので
積極的に取りたい。

そう思う今日この頃でした。