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『レナトス(訳:生まれ変わる)』 〜ボイストレーニングから見えた本当の自分〜 1/3

2022年10月6日(木)

ー 『レナトス』投稿日 ー

応援してくださった皆様が「自分ごと」のように喜んでくれたことを
悔しかった、苦しかった、情けなかった、しんどかった一年を

私は忘れません

今までの私は何事も続かず、すぐに途中で諦めてしまう。
そんな奴でした。しかし、配信だけは続けることができた。

もちろん「歌」が好きということもありますが、私の配信を待っていてくれた方がいたから。続けることができました。

本当にありがとうございました。

奏流(soul)初オリジナルソング『レナトス』!!
まずは、こちらをお聴きください!!←チャンネル登録喜びます笑

こちらは2022年6月に開催されたイベント(配信アプリtopiaにて)
「オリジナルソング争奪戦」で1位になりハマダコウキ様に作製して頂きました。

応援してくださった方が一人として欠けていたら、この作品は生まれませんでした。「みんな」の作品です。感謝しかございません。

ありがとうございました😭!!

note初投稿記事は2021年6月に開催された「cosMo@暴走P楽曲提供」イベント
最終歌唱審査で見事に落選し、挫折と苦悩の1年を通しての「気づき」をまとめてみました。

「歌唱」を通して感じたことを中心に記載していきます。

自分語りで終わらずに、この内容がどなたかの人生において、少しでも後押しになればいいなと思っています。

まず、『選手宣誓』から入ります!!

2021年5月までの私は…
「調子に乗っていました!!」←

元々、歌は得意で、すごい好きというわけではありませんでした。母が歌が上手く、よく鼻歌(ちなみに十八番は「つぐない / テレサ・テン」)を歌っていました。いつしか私も歌うようになりました。

LIVEがしたくて、大学では軽音サークルに入部しました。大学時代のベーシストの親友には「お客さんを常に楽しませることが重要だ。歌・MC・パフォーマンスの全てが出来てボーカリストだ!!」と言われ続けてきました。MCはお笑いのフリートークやM1で勉強を重ね、パフォーマンスに関しては、ジャンヌダルク、シャムシェイド、オナニーマシーン?etc…で磨きをかけてきました。最も重要な歌に関しては、ボイストレーニングを行わずに「感覚」で歌っていました。

社会人1年目からは職場の軽音学部のボーカルに選ばれ、忘年会バンドでは、500〜600人の前で歌っていました。職場以外の本気バンドは2年ほどで消滅。
24歳の時には、小さい芸能事務所に歌手として合格したこともありました。

また、有名なバンドを多く排出したライブハウスの店長に「なんで君は医療の仕事してるの?音楽でやっていけるよ。」と言われたりと…

大事なことなのでもう一度宣言します!!

「完全に!!調子に乗っていました!!」笑

今は当時を反省しています😂

さて、2021年6月のイベント時に時を戻しましょう。

(最終歌唱審査期間中)

「大丈夫だ。みんなが最終歌唱審査前に1位通過させてくれたから大丈夫だ。そこそこ歌には自信あるし。他の方とは経験値が違う。」と。

結果・・・「落選」!?

「いやいや、なんで?おかしいだろう!!」と完全に怒り狂っていました。
数日後、歌唱人生で初めて「自問自答」の日々が始まりました。

「私の歌唱に何が足りなかったのか?他よりは上手いだろう。なんでなん??意味わからん??」

…毎日、悔しさと情けなさとやるせなさと…

youtubeに投稿した曲をひたすら聞き返していました。
「いいじゃん!!何が変なの?上手いじゃん…」なんて思っていました。

徐々に、歌い方の癖が気になり

『好きなアーティストの影響をかなり受けているな。でも、みんなこういう歌い方が好きなんでしょう?流行りでしょう?こう歌えば上手く聴こえるんでしょう。』と。

徐々に他人を責めるところから、自分自身に意識が向いてきました。

『あれ?なんで俺は歌を諦めたんだろう。なんで好きを諦めて、周囲に勧められた仕事してんだろう。俺って何が好きなんだろう。俺ってなんなんだろう。』

現代社会の価値観が自分の価値観であるかのように、社会的尺度で歌唱を評価していました。

「歌唱」を完全に舐めていたのです。

「歌唱」だけでなく、「人生」も。

『親がこう言ったから、周りがこう言ったから、こうする。』

とか

『社会的に「すごい。」と言われている職業につくと褒められる。』

とか

全て、他人の基準。社会の基準。

『幸せを感じないのは周りの人のせいだ。社会のせいだ。なんで俺を認めてくれないんだ。こんなに歌が上手いんだぜ。なんで選ばれなかったんだよ。』

どうして…

人生で最も大切な「本当の自分」に今まで目を向けてこなかったんですね。36歳にしてようやく。

深層心理の「心の声」に耳を傾けてこなかった。
周囲とばかり比べていた。
だから本当の意味での自信がなかった。

今ならわかります。人生って、人と比べるものじゃないんですよね。
みんな親も違うし、家庭環境だって違う、受けてきた教育だって違う。
兄弟・姉妹でさえ、考え方が全く違う。

それなのに社会は

ー こうすると幸せだ ー

ー 安定した職業についた方が良い ー

色々と刷り込まれてきました。良い子でいれば怒られない。
良い子で勉強していればそれなりの職業に就ける。親にあまり迷惑はかけられない。親孝行をしなければ。

良い子でいれば…良い子でいなくちゃ…良い子で…

私は今まで典型的な「良い子」でした。

社会のいう『失敗』という選択肢を社会的尺度で全て回避してきた結果、無意識レベルの心の声(ここでは本当の自分の歌声)に目を向けてこなかった。

大事なことから逃げてきた。その結果、一番自分を傷つけていたのは

自分自身と気づきました。

ー 2021年8月から「ボイストレーニング」開始 ー

ここから私の歌唱人生が大きく動き出したのです。(つづく)


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