2019.6.17 2章の始まり「話すように歌う」
一章の最後に、自分の歌いたい歌声についての足がかりをつかむことができた。
それは「話すように歌う」ということだ。
遠くへ飛ばすような歌ではなく、目の前の人に届けばいい。そんなテンションの自分の声が好きなのだ。
そして、ギターで例えるとハイフレットで力強く音を弾くよりも、開放弦でやわらかく響かせる方が僕には丁度い。
場合によっては力強いことも必要だろうけれど、基本設定として。
弾き語りのリクエストを受け付けて、始めに届いたメールがさっきアップロードして「雨の東松原」。
この曲はC#から始まるので、僕の使う音程の中では高め。ちょっと声を張ればスコーンって抜ける声になるけれど、、、、弾き語りで目の前の人が心地よくって考えるとなかなか難しい。。。それを抑制する。
そのニュアンスを掴んで、言葉を噛み締めて、心を乗せられる体のバランスを整える。
スーッと、聞いて、自分によく聞こえたテイクを選んだ。
重箱の隅をほじくるように何度も聞き返すと、次第に気になるところも出てくるけれど、これが今日のしるし。
2019.6.16~17のメモ
発生始めに、心をつかむ
言葉を、想いを掴む音から始める
一言一言つかんで行く
遠くに届けるのではなく、目の前の人に心地よく届くように
一言一言、音をグンっとつかむ
一章よりもだいぶ抽象的ですが、一言一言掴んで行く感覚っていうのは、そうだな。
響きを作る前に、一度胸に音を落として、すごく一瞬、、落としすぎるとフラットするから、、その胸に言葉を落とし込んだ刹那にはメロディーになっている、、みたいな感覚。
1章のフィジカルな部分で解読できることではあるけれど、今それは置いておこう。
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