ご馳走では無い音楽

僕の歌は、料理で例えたら「塩」みたいなものだ。

決して、それだけで出来上がりでは無い。

台所の片隅で光を浴びない戸棚にしまわれている。

けど、お刺身やお肉、野菜をもっと美味しくできる。

最高の塩の結晶は美しく、僕もそんな風でありたい。

人も同じで、生のままでは、引き立たてることのできない部分がある。

僕は、誰かの人生に、そっとそんな歌をふりかける。

そうすれば、その人は輝いて、自分の道を切り拓いて行ける。

そう思っている。

だから、僕のライブには何度も足を運ぶ必要はない。

たまに振り返った時に、また思い出せばいい。

来週4/11の下北沢leteでの予約がまだ0人だ。

そこに僕の価値があるのだとしたら、死んでしまえばいい。


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