歌声紀行/2020.4.3 口角を上げる意味
久しぶりに歌声紀行。(投稿するのをすっかり忘れていた、現在4月22日)
手短に。
よく言う「口角をあげて歌う」ことだが、これはほとんどの人が聞いたことあると思う。
その理由について理屈を見つけることができた気がしている。
1、口角が上がる→舌がリラックスし、口の中で中に浮く状態になる
日本語を発音するときは、このように舌が宙に浮いたような形にならない。英語の母音はほぼこの状態で行われている。
2、口角が上がる→頬筋に作用し、頬筋からつながる咽頭部分を引きあげてくれる
ここで言えるのは、口角を上げることが目的ではなく、口角を上げることで舌や頬筋の作用が発声に良い効果を与えるということ。
さらに、口角を上げることで作用する神経が、顔面神経。
その顔面神経は、舌骨から顎の付け根に伸びている顎二復筋肉に作用する。
顎二復筋肉は顔面神経のみが支配できると言われている。
本当にリハビリのように少しずつ筋肉を慣らしていくしかない。
日常生活では全く意識しない筋肉達なので、少しでも気を抜くと忘れる。
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