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窓越しの世界 2019.6.28〜7.4

みなさん、こんばんは。

今週も窓越しの世界の金曜日です。

数年ぶりに北海道の大地を踏みました。
たまに頼まれ仕事でトレーラーの運搬などしていますが、これも手に職。特殊技能のおかげです。
大きなトレーラーを運ぶのは楽しいし、遠いところへ行けるのでリフレッシュにもなり、頼んでくれる友人に感謝しています。

長い船旅の中で、考え事をしていました。
たくさんのことを書きましたが、全て消して、東京に戻る飛行機の上でこれを書いています。

今のところその想いはまとまりそうにありません。

ただ、この国に生まれ育った自分のアイデンティティやオリジナリティに対する葛藤が徐々に薄れて、
音楽性に関しても、これまである形式に倣ってきたものから、新しいあり方を模索し始めています。

それは自らのコンプレックスを克服するにつれて芽生える、冒険心でしょう。
もしも翼が生えていたら飛びたくなるはずで、それと同じだと思います。
歩くことができたら、次は走ってみようと思うのです。

すぐに何かが変わることはないでしょうけれど、
これまでの自分の作品に対しても、より敬意を持って体現することができるでしょう。

これまでを、コンプレックスという洞窟にいたとするならば、今ようやく一筋の光が見えたような心地です。
小さな石ころを一つづつ排除することでしかその洞窟を抜け出すことができないという事実が、
より明白な課題として目の前に転がっています。

課題は課題を呼ぶでしょう。
その先に壁があって、乗り越えたところに大きな川が流れていて、やっと泳ぎ切ったとしても、対岸に次の課題があったり。

そんなことが目に見えています。

低気圧の影響でしょうか、飛行機がとても揺れます。

明日は下北沢leteにて歌います。

僕の言葉の行間に、きっとあなたの人生が隠れていると思います。

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