2019.7.15 4年前に無かったもの
100人中1人でもいいから、その人の人生の次の一歩の礎になれれば、僕は満足だ。具体的に言うと、次の一歩っていうのは、自分で何かを産み出す人になってほしいということ。
そうなってくれれば、もう二度と僕のライブには来なくても良い。聞きたくなったら来ればいい。
そんなことを、昨日伝えました。
それが僕が生きた証だと。
それでも、また足を運んでくれるのであれば、聞くに値する、一級品の芸術としての姿に僕はなりたい。
次にお会いするとき、時代はどんな風に動いてますかね。
僕の方は、昨日歌ったたくさんの曲たちを、もっと良い自分で表現することをお約束します。
そして、新しく生み出されるものたちも是非楽しみにしていてください。
自営業者でも雇われていても、自分の手で何かを産み出すことのできる、そんな人になってほしい。
それが僕からのメッセージです。
およそ、4年ぶりの大阪の街。
前回のライブは大きなフェスで、suchmosの後に演奏しました。彼らはその後みるみる人気者になっていきました。僕は、爆音ビートの後に一人不甲斐ないパフォーマンスをして、バックステージで大酒を呑んで、事務所の社長と喧嘩をして、散々でした。
そんなことを思い出す大阪の街にまた来て、僕は4年前に持っていなかったものを自分の中に感じることができた。
今回演奏の依頼をくれた佐竹さん、会場を提供してくれたPAXの皆さん、大変おせわになりました!
なんにせよ、僕の人生のかたわれが、昨日の皆の何かになってくれればと願っております。
どんなに曇った空でも、その上にはいつだって晴天が広がっています。
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