読了日記 02 パパのセクシードール

あらすじ

ロボットの存在が日常になったドラえもんとか仮面ライダーゼロワンみたいな世界
女子校に通う中学生の主人公、リオナの家にある日父親がメイドロボのフォルティを連れてくる
メイドとして家事をしたり母親を亡くしたリオナのサポートをすることを期待されたフォルティはメイドロボの割に料理も掃除も上手くできないポンコツロボ
そんなある日、父親の部屋でフォルティと父親がセ○クスしてるのを見てしまう
心の中にしこりのような物を抱えて悩むうちに学校でも孤立してしまう
そしてフォルティに父親としてたことを自分ともしろと命令する

出会い

Twitter(X)の海か電子書籍サイトのオススメ欄あたり
ロボット娘×メイド×百合に加えてR-18要素の気配と好みしかない要素に惹かれて

キャラクター

リオナ
主人公の女子校在籍で年頃の女の子
彼女ごっこをする友達が居るおませさん
母親を亡くしており仕事人間の父親と二人暮らし
社交的なタイプ

フォルティ
メイドロボとしてリオナの家に連れてこられた人型ロボット
前職(というか現職)はセクシードールで父親が温もりを求めて連れてきた
表向きのメイドロボが成り立たないレベルでポンコツだが夜の方はテクニシャン

その他情報

作者は梶川岳
全2巻

感想

正直、もう少し読みたかった

フォルティが人間寄りになり過ぎずロボット娘としてデザインされてて作中の描写でも読者からしても一目でロボットだと分かるのは良き(ただの性癖かもしれない)

時代設定やロボットに対する設定も現実の延長の範囲に近いもので理解しやすくそこら辺での不満は特になし

思ったよりセクシードール要素はないので安心?して欲しい




ネタバレあり感想





父親目線で行くと自分のアレコレの付いた人形で娘がそういうことしてるって相当キツいわよね、そりゃとはなる、なった

フォルティの方は分かりやすくシンギュラったりしないのであくまでもリオナと周りの心境の変化の物語

フォルティはセクシーと舞台装置とヒロイン(意味深)担当ではあるけどリオナパパの元へ来るまでがちょっと良すぎて……心を理解できないからこそ人の心を映す鏡のようになってて上手い

2巻で終わるのは寂しいけどまとまっててサクッと読めて感動できるので是非とも読んで欲しい

読み終わりにそのまま書ききって校正しなかったせいで炭酸の抜けたコーラみたいに自分でも感じてる


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