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兎がほざく🐇574

言葉はひとたび発するとこの世のみんなのものに属します。

聞き手や読み手がいなくても、とりあえずは自分を離れます。

逆に作品が有名になっても、やはり自分を離れます。

窯出しされて冷えた陶器のように。

いずれにせよそれを持って天に帰ることはできないのです。

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