見出し画像

兎がほざく その20

ベートーヴェンが好きになった。

曲に媚がない。
でも独り言ではない。
伝えたいという情熱が濃厚に押し寄せる。

一人の陶酔したドイツの男の、肉体の躍動と収縮。

BGM向きでは決してない。
くつろがないのにカタルシスがある。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?