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【インタビュー】積極的にオンライン制作継続中!働くパパシンガー比嘉優太のあくなき挑戦

UTA(以下U):まずはGleanPiece 結成15周年おめでとうございます。

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比嘉優太(以下優):ありがとうございます。

U:GleanPieceとしての近況をお聞かせください。

優:15周年ということで記念のCDアルバムリリースとワンマンライブを行う予定でしたが、新型コロナウイルスの影響でアルバムは配信に、ワンマンライブは中止となってしまいました。

U:今はエンターテインメント業界はどこも厳しいですからね。。。楽曲制作はどのように行っていますか?

優:実は僕が今石垣島に住んでいて、沖縄本島の相方とは基本的にリモートで制作を行っています。 

U:まさに今って感じですね!リモート制作を行う際に難しい点などお聞かせください。

優:歌い方や気持ちの表現方法などで細かいニュアンスを伝えることや、リアルタイムでアイディアを出し合えないのが難点ですね。目の前にいれば数秒で終わることが、リモートだと何ターンか必要になったり。レコーディング途中で電話で連絡を取り合いますが、やはり距離は感じます。

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U:リモート制作はソロ活動でも積極的に行っていますよね?

優:そうですね。石垣に住むことになってからは特に意識しました。最低限の制作環境は整えているので、インターネットがつながってさえいればどこでも制作は可能だと思います。

U:最近で言うと、知花竜海さんとのコラボ曲をリリースされていましたね。

罰かんじゃー_ジャケ3000

優:はい。「罰かんじゃーfeat.知花竜海」は音源だけでなくMVまでオンラインでリモートで制作しました。

U:詳しくお聞かせください。

優:竜海さんからTwitterのDMでお話をいただき、僕が土台のトラックを作ってそこに竜海さんが生楽器を加えて、お互いに歌をレコーディングしてそのデータを僕がミックス・マスタリングしてって感じです。MVも竜海さんが曲尺の動画撮影・編集をしたデータをもらってそこに僕が撮影した動画データを編集していってっていう流れです。

U:すごいですね。一度も顔を合わすことなく?

優:そうですね。竜海さんと直接会ったのは、たしか2年前です(笑)。ですが、すごく緊張感のある制作期間でした。一体どんなデータが返ってくるんだろうっていうワクワクもありましたが、僕の腕でこのデータをエディットして果たして竜海さんを納得させることができるのか!?とか。

U:なるほど。他にもオンライン制作企画「22時のブランチェス」を行っていると聞きました。それについてお聞かせください。

優:こちらもインスタライブを利用して、北谷町に住んでいるナンクル沖縄 玉置淑晴さんとオンライン制作を行っています。他の制作と違うのは、毎週月曜日22時と時間を決めていることと、配信を視聴してくれているフォロワーの皆様と一緒に楽曲を制作しているとこです。

U:リアルタイムで制作を行うのですか?

優:リアルタイムではフォロワーさんに好きなように意見を言ってもらって、それを僕らで汲み取ってだんだんと回を重ねながら曲にしていく感じです。曲のテーマを決めたりする回や歌詞を決めたりする回があったり。ま、玉置さんの主張も強いですけど(笑)ビキニギャルってキーワードは絶対に入れたい!とか(笑)今は沖縄の四季をテーマに曲を作っていて「夏」と「秋」の曲が完成して、「冬」に取り掛かっている真っ最中です。

U:フォロワーと一緒に生配信で数曲にわたって楽曲制作を行っていくのは珍しいですね。

優:沖縄初って言っておきます(笑)

U:コロナ禍の中だから生まれた発想なのかもしれませんね。

優:数年前からリモート制作は始めていて、アレンジャーのKUGANIさんとデータのやりとりで曲を完成させていました。ステイホームになってリモート制作が加速していますが、時代の流れからすると必然だったと思います。

U:今後も積極的にリモート制作を行う予定ですか?

優:もちろんです。ソロで動くときは「働くパパシンガー」というキャッチコピーで歌っています。働きながら、子育てもしながら、歌も歌う。そのためにはリモート制作は必要不可欠です。

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U:そこまでして楽曲制作を行うのはなぜですか?

優:好きだからです。歌うことが大好きなんです。仕事で辛いことがあっても、育児で悩んでいても数え切れないほど歌に助けられています。歌うことで全てにおいてモチベーションが保てています。

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U:まさに働くパパシンガーですね。

優:我ながらいいキャッチコピーだと思っています(笑)。どんどん兼業が認められている世の中で音楽一本で生計を立てる必要はないと思います。これからもSNSでつながった全国のラッパーやシンガーとフットワーク軽くコラボしていきたいですね。

U:Glean Piece としての活動もソロとしての活動も応援しています。

優:ありがとうございます。ユニットあってのソロ活動なので、ぜひグリピの応援よろしくお願いします(笑)。

U:最後に読者の方へメッセージをお願いします。

優:お察しの通り、セルフインタビューでございます^^こんなしょーもないことに最後までお付き合いくださってありがとうございました笑 これからも試行錯誤しながら楽曲制作楽しんでいくのでよろしくです!!!!! 

音楽に対する想いをみなさんと共有できたらと思います。よろしくお願いいたします。